ホーム・アローン2のトランプ出演はなぜ?プラザホテル撮影の経緯と削除説を2026年検証
映画『ホーム・アローン2』にドナルド・トランプが出演していることを知っていますか。1992年公開のクリスマス映画で、主人公ケビン・マカリスターとトランプがニューヨークの高級ホテルで短く言葉を交わす場面があります。実は、この出演には当時トランプが所有していたプラザホテルで撮影するための条件が関係していました。
出演時間はわずか約7秒。セリフも一言だけですが、監督クリス・コロンバスの証言、トランプ本人による異なる説明、カナダのテレビ局CBCによる放送版の編集、そして2025年の監督の後悔発言など、公開から30年以上が経過した現在も話題が続いています。2026年には、映画の会話を改変した偽動画まで拡散されました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 出演場所:ニューヨークのプラザホテルのロビー。ケビンに道を教える約7秒のカメオ出演。
- 出演理由:クリス・コロンバス監督によると、トランプがホテルでの撮影許可と引き換えに出演を求めた。
- 削除説の真相:CBCは2014年に放送時間の都合で複数シーンをカット。2026年現在、映画全体からの正式な一律削除が決まったわけではない。
【結論】ホーム・アローン2でトランプが登場するのはプラザホテルのロビー
トランプが登場するのは、ケビンがニューヨークに到着し、宿泊先となるプラザホテルに入る場面です。ホテルの広々としたロビーで、ケビンが通りかかった男性にロビーへの行き方を尋ねます。その男性こそ、当時プラザホテルを所有していたドナルド・トランプです。
演じているのは映画の役柄ではなく、本人としてのカメオ出演です。主人公のケビンを演じたのはマコーレー・カルキン。トランプは物語の主要キャラクターではなく、ホテルの利用客を案内する通行人のような立ち位置で登場します。
この場面の出演時間は約7秒。物語の展開を左右するものではありませんが、実在する著名人が本人役で突然現れるため、作品を見返した際に気づきやすい場面です。
出演シーンの基本情報
- 作品名:ホーム・アローン2(Home Alone 2: Lost in New York)
- 公開日:1992年11月20日(米国)
- 監督:クリス・コロンバス
- 脚本・製作:ジョン・ヒューズ
- 主人公:ケビン・マカリスター
- ケビン役:マコーレー・カルキン
- トランプの出演形態:本人役のカメオ出演
- 登場場所:ニューヨークのプラザホテル
- 出演時間:約7秒
20世紀スタジオの公式作品情報では、上映時間は120分、米国公開日は1992年11月20日とされています。トランプの出演は、2時間に及ぶ映画の中でもごく短い一場面です。

【出演理由と真相】クリス・コロンバス監督が明かした撮影の裏側
トランプが映画に登場した理由を理解するには、1991年当時のプラザホテルの所有関係と、映画制作の事情を知る必要があります。
トランプが所有していたプラザホテルで撮影したかった
プラザホテルはニューヨークを代表する歴史的な高級ホテルです。トランプは1988年に同ホテルを取得し、1992年の映画撮影当時はオーナーでした。1995年にはホテルの持ち分を売却しています。
『ホーム・アローン2』では、ケビンがニューヨークの街を冒険するだけでなく、豪華なホテルで過ごすことも物語の大きな見どころになっています。制作陣にとって、プラザホテルのロビーは作品の華やかな雰囲気を表現する重要な撮影場所でした。
監督のクリス・コロンバスは2020年、映画情報サイトInsiderのインタビューで、ホテルのロビーを撮影に使用したかった経緯を説明しています。
通常、ニューヨークの施設で映画を撮影する場合、撮影場所の使用料を支払って許可を得ます。しかし、コロンバス監督の説明によれば、プラザホテル側から提示された条件は通常の撮影許可だけではありませんでした。
「映画に出演するなら撮影を許可する」という条件
コロンバス監督によると、トランプ側から伝えられたのは、ホテルを使用するためにはトランプ本人が映画に出演する必要があるという条件でした。
監督はホテルの撮影場所としての価値を重視していたため、最終的に出演を受け入れました。こうして、ケビンとトランプがロビーで出会う短い場面が作られたといいます。
2020年11月に報じられたインタビューで、監督は撮影場所の使用料を支払ったうえで出演条件も受け入れたという経緯を明かしました。
つまり、映画のストーリー上、トランプという人物が必要だったわけではありません。撮影場所の確保という制作上の事情から生まれたカメオ出演だったのです。
撮影後にカットする可能性もあった
興味深いのは、トランプの出演が当初から絶対に映画に残す予定だったわけではない点です。
コロンバス監督によれば、撮影後にその場面を編集で削除することも検討できる状況でした。しかし、初期の試写で予想外の反応が起きます。
シカゴで行われた試写会では、トランプがスクリーンに現れた瞬間、観客から大きな笑いと歓声が上がったと監督は回想しています。その反応を見て、監督は編集担当者に出演シーンを残すよう伝えました。
当時のトランプは、ニューヨークの不動産業界で知られる実業家でした。現在のような政治的立場を確立する前の人物として登場しているため、1992年の観客にとっては意外性のあるカメオ出演だったと考えられます。
トランプ本人は出演の経緯について異なる説明をしている
ただし、出演の経緯については監督とトランプ本人の説明が一致していません。
2023年、トランプは自身のSNSで、映画制作側から出演を繰り返し依頼されたという趣旨の説明を投稿しました。出演には積極的ではなかったものの、制作陣の熱心な要望を受けて承諾したという主張です。また、自身の出演が映画の成功にも貢献したと述べています。
一方、コロンバス監督は2020年のインタビューで、ホテルを撮影に使う条件として出演を求められたと説明しています。
両者の説明には明確な違いがあります。撮影場所の確保とカメオ出演が結びついていた点は共通していますが、誰が出演を積極的に求めたのかについては、双方の証言が食い違っている状態です。
【出演シーンを解説】ケビンとトランプの会話・セリフは何だった?
トランプの登場場面は、物語の進行において非常にシンプルです。ケビンがホテルの中で道に迷い、通りかかった男性にロビーへの行き方を尋ねるという内容です。
実際のセリフは「Down the hall and to the left」
トランプがケビンに返す英語のセリフは、次の一言です。
Donald Trump:「Down the hall and to the left.」
日本語に訳すと「廊下を進んで、左に行けばいいよ」という意味です。
特別な演技や長い会話はありません。トランプはケビンの質問に道順を教え、そのまま場面が進みます。
なぜこの短いやり取りが印象に残るのか
このシーンが印象的なのは、映画の架空の世界に実在する人物が本人として登場するからです。
しかも、トランプが案内する場所は、当時彼自身が所有していたホテルです。映画の設定と現実の所有関係が重なっており、単なる通行人のカメオ出演以上の背景があります。
また、ケビンはホテルの豪華な施設を利用する少年として描かれています。ホテルの案内を受ける場面は、ニューヨークで自由に行動するケビンの冒険を自然につなぐ役割を持っています。
トランプは物語の重要人物なのか
結論からいえば、トランプは物語の中心人物ではありません。
ケビンがニューヨークで遭遇する人物の一人であり、登場するのも一度だけです。ホテルの案内をするという実用的な役割を果たした後、物語の中心は再びケビンの冒険へ戻ります。
そのため、トランプの出演シーンを削除したとしても、映画の基本的なストーリー展開には大きな影響がありません。後にCBCが編集でこの場面をカットした理由にも、こうした物語上の独立性が関係しています。

【関係者・時系列一覧】ホーム・アローン2とトランプ出演の関係を整理
今回の話題は、映画の公開、ホテルの所有、撮影時の条件、放送版の編集、近年の監督発言が複雑に絡み合っています。主要な人物や出来事を整理すると、次のようになります。
| 人物・出来事 | 時期 | 関係・確認できる事実 |
|---|---|---|
| ドナルド・トランプ | 1988年 | プラザホテルを取得 |
| プラザホテルでの撮影 | 1991年12月 | 59丁目のロビーで撮影が始まる |
| クリス・コロンバス | 1992年 | 『ホーム・アローン2』の監督を担当 |
| トランプのカメオ出演 | 1992年11月 | ケビンにホテル内の道順を案内 |
| プラザホテルの売却 | 1995年 | トランプがホテルの持ち分を売却 |
| CBCのテレビ放送版編集 | 2014年 | 広告時間確保などのため複数シーンをカット |
| CBCの編集問題が話題に | 2019年12月 | トランプ出演場面の削除について議論が発生 |
| 監督の撮影経緯に関する証言 | 2020年11月 | 撮影許可と出演条件の関係を説明 |
| マコーレー・カルキンの反応 | 2021年1月 | トランプをデジタル処理で置き換える案に賛同 |
| トランプ本人の反論 | 2023年 | 自分から出演を頼んだのではなく、制作側から依頼されたと主張 |
| コロンバス監督の後悔発言 | 2025年4月 | カメオ出演を残したことを後悔していると発言 |
| 改変動画のファクトチェック | 2026年2月 | 映画の会話にエプスタインの名前を加えた動画が偽物と判定される |
この時系列で重要なのは、トランプの出演が1992年の映画制作時に発生した出来事であり、政治家としての活動が始まった後に追加されたものではないという点です。
また、プラザホテルの公式ヒストリーでは、1991年12月に59丁目側のロビーで『ホーム・アローン2』の撮影が始まったことが記録されています。映画の舞台と実際の撮影場所が一致していることも、このカメオ出演を理解する重要なポイントです。
【削除説を検証】トランプの出演シーンは本当に映画から消された?
トランプの出演をめぐって大きな議論になったのが、2019年にカナダの公共放送CBCが放送したテレビ版です。
視聴者が映画を見ていたところ、オリジナル版に存在するトランプの場面が見当たりませんでした。このことがSNSで広まり、政治的な理由で削除されたのではないかという疑惑が浮上しました。
CBCは2014年に複数の場面を編集していた
CBCの広報担当者チャック・トンプソンは2019年12月、CBS Newsなどの取材に対して編集の経緯を説明しました。
説明によると、CBCが同作品の放送権を取得した2014年に、テレビ放送の時間を調整する目的で複数のシーンを削除していました。トランプの出演場面も、その編集対象の一つだったということです。
重要なのは、編集が行われた2014年は、トランプが大統領選への出馬を表明する2015年より前だった点です。
CBC側は、トランプの場面だけを政治的理由で削除したわけではなく、ストーリー上なくても成立する複数の場面を編集したと説明しています。報道によれば、削除された映像は合計約8分に及びました。
2019年にトランプ本人も反応
この騒動はトランプ本人にも伝わりました。
トランプは2019年12月、出演場面が削除されたことについてSNSで反応し、カナダのジャスティン・トルドー首相との政治的な関係を冗談交じりに持ち出しました。
さらに「映画は以前と同じではなくなる」といった趣旨の投稿をした後、冗談だと付け加えています。
一方、CBC側は編集が2014年に実施されたことを改めて説明しました。PolitiFactも2020年1月、CBCが2019年の放送で出演場面をカットしたこと自体は事実としながら、政治的な理由で削除したという証拠はないと評価しています。
テレビ放送版とオリジナル版は何が違う?
ここで区別したいのは、映画そのものから削除されたことと、特定のテレビ局が放送用に編集したことは別問題だという点です。
- オリジナル版:プラザホテルでのトランプのカメオ出演が残っている。
- CBC放送版:2014年に行われた複数シーンの編集によってトランプの場面もカットされた。
- 他のテレビ放送版:放送局や放送権、編成上の事情によって編集内容が異なる可能性がある。
したがって、「テレビ放送では必ずトランプが削除されている」という理解は正確ではありません。CBCの編集事例を、すべての放送局に当てはめることはできないのです。
また、CBCの編集があったからといって、オリジナル映画の出演シーン自体が消滅したわけではありません。
【評判と2026年最新情報】監督の後悔発言やマコーレー・カルキンの反応
トランプの出演シーンは、公開当時と現在では受け止められ方が大きく変化しています。映画制作時のエピソードだけでなく、出演をめぐる政治的な議論も加わり、クリスマス映画の一場面が長年にわたって話題になっています。
2021年:マコーレー・カルキンが削除案に賛同
2021年1月、主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキンが、トランプの出演シーンをデジタル編集で置き換える案に反応しました。
SNS上で、トランプを40歳のマコーレー・カルキンに差し替える提案が投稿されると、カルキンは「Sold.」と返信しました。これは「その案に賛成」「ぜひ」という意味合いです。
さらに、トランプの姿をデジタル処理で消した画像に対しても「Bravo」と反応しました。
この反応は当時、海外メディアでも報じられました。ただし、カルキンの発言はSNS上での賛同であり、映画の正式な再編集や削除を決定する権限を持つ立場としての発表ではありません。
2025年:クリス・コロンバス監督が出演を後悔
2025年4月14日、サンフランシスコ・クロニクルが掲載したインタビューで、コロンバス監督はトランプの出演シーンについて、非常に複雑な心境を明かしました。
監督は、このカメオ出演が自分にとって重荷になっているという趣旨の発言をし、できることなら消えてほしいと考えていることを語りました。
さらに、現在の政治的な状況を踏まえ、仮に自分が出演シーンを削除すれば、米国にいられなくなるかもしれないという皮肉交じりの発言もしています。
この発言は、単純に映画の演出を後悔しているという話にとどまりません。1992年当時には観客を楽しませた短いカメオ出演が、30年以上後には政治的な意味を持つ存在になってしまったという、映画制作者としての複雑な立場を表しています。
トランプの出演をめぐる評判は二分されている
出演シーンに対する評価は、見る人の立場や映画との付き合い方によって異なります。
映画ファンにとっては、1990年代のニューヨークの雰囲気や当時の有名人が登場する貴重な映像として楽しめる場面です。監督自身も、初期の試写会で観客が歓声を上げたことを残した理由として説明しています。
一方、政治的な立場から出演を問題視する人もいます。カルキンのデジタル置き換え案への賛同や、監督の2025年の発言は、こうした議論が続いていることを示しています。
ただし、出演シーンの評価と映画全体の評価は分けて考える必要があります。トランプの出演は短いカメオであり、作品の中心的な魅力はケビンの冒険、家族との再会、クリスマスのニューヨークを描く物語にあります。
2026年2月:映画のセリフを改変した偽動画が拡散
2026年に入ってからも、トランプの出演シーンはSNS上で再び注目を集めました。
2026年2月9日、トルコのファクトチェック機関Teyitは、『ホーム・アローン2』のトランプ出演場面に関する動画を検証しました。
問題となったのは、ケビンがトランプに「エプスタイン氏はどこにいるのか」と尋ね、トランプが道順を答えるように見せた加工動画です。
同機関は、この動画が改変されたものであり、実際の映画にはそのような会話は存在しないと判定しました。
オリジナルの場面では、ケビンがホテルのロビーへの行き方を尋ね、トランプが「Down the hall and to the left」と答えるだけです。
つまり、2026年に広まった動画は、実際の映画の出演シーンを利用して、存在しない会話を付け加えたものです。元の映像を知っている人でも、字幕や音声を加工した動画だけを見ると誤解する可能性があります。
映画のワンシーンが政治的な話題に利用される場合、オリジナル映像と編集された動画を区別することが大切です。
2026年10月現在、出演シーンはどうなっている?
2026年10月現在、確認できる大きな動きは、2025年の監督による削除希望の発言と、2026年の改変動画に関するファクトチェックです。
監督が出演を後悔していることと、映画から実際に出演場面が削除されたことは別の話です。2025年のインタビューは削除を決定したという発表ではなく、監督個人の心境を語ったものです。
また、1992年のオリジナル作品にトランプが出演しているという事実も変わっていません。CBCのような放送用編集版と、作品本来の映像を混同しないことが重要です。
【プロの結論】トランプ出演シーンから分かる映画制作とカメオ出演の本質
『ホーム・アローン2』のトランプ出演は、映画制作における撮影場所の確保と、実在する著名人のカメオ出演が結びついた事例です。
このエピソードから読み取れるポイントは、大きく3つあります。
1. 映画の出演者は必ずしも物語上の必要性だけで決まらない
映画のキャスティングは、演技力や脚本上の必要性だけで決まるわけではありません。撮影場所の所有者との交渉、撮影許可、制作費、宣伝効果など、現場の実務的な事情が関係することがあります。
今回のケースは、プラザホテルという撮影場所を確保する交渉が、トランプの出演につながったという監督の証言が中心です。映画の舞台を本物のホテルにすることが、短いカメオ出演を生み出した背景にあります。
2. 数秒の出演でも時代によって意味が変わる
1992年の公開当時、トランプは不動産実業家として知られていました。ホテルのオーナーが自分の所有するホテルで撮影される映画に出演することは、当時の観客にとって意外性のある出来事だったと考えられます。
その後、トランプの政治的な活動や社会的な立場が変化し、かつてのカメオ出演も異なる文脈で見られるようになりました。
同じ映像であっても、出演者の社会的な立場や時代背景によって、視聴者の受け止め方が変わるということです。
3. 削除された映像と、削除されたという噂を区別する
今回の騒動では、CBCのテレビ放送版から場面がカットされたこと、監督が出演を後悔していること、SNSで削除を求める声が出たことが混同されがちです。
しかし、それぞれは異なる出来事です。
- テレビ放送版からの編集は、CBCが2014年に行った放送時間調整の一環。
- 監督の後悔は、2025年に明らかになった個人的な心境。
- カルキンの削除案への賛同は、2021年のSNS上の反応。
- 映画のセリフを変えた動画は、2026年に検証された改変コンテンツ。
これらを一つの「トランプの出演シーンが映画から削除された」という話にまとめてしまうと、事実関係が見えなくなります。
映画のオリジナル映像、放送局が編集した映像、SNS上で加工された映像を分けて考えることが、正確に情報を理解するための判断基準です。
【よくある質問】ホーム・アローン2のトランプ出演に関するFAQ
Q1:ホーム・アローン2にトランプが出演しているのは何分頃ですか?
A1:ケビンがニューヨークのプラザホテルに到着し、ホテルのロビーを歩く場面です。作品の冒頭からニューヨークでの冒険が始まった後に登場します。トランプの出演時間は約7秒です。
Q2:トランプはなぜホーム・アローン2に出演したのですか?
A2:クリス・コロンバス監督の説明によれば、撮影にプラザホテルを使用する条件としてトランプ本人の出演を求められたためです。ただし、トランプ本人は制作側から出演を依頼されたと説明しており、双方の主張には違いがあります。
Q3:トランプがケビンに言ったセリフは何ですか?
A3:「Down the hall and to the left.」です。日本語では「廊下を進んで、左に行けばいいよ」という意味です。
Q4:トランプの出演シーンは削除されたのですか?
A4:オリジナル版から一律に削除されたわけではありません。カナダのCBCは2014年に放送用の編集を行い、複数の場面とともにトランプの出演シーンをカットしました。
Q5:マコーレー・カルキンはトランプの出演について何と言いましたか?
A5:2021年、トランプをデジタル処理で40歳のマコーレー・カルキンに置き換える案に「Sold.」と返信しました。また、トランプを映像から消した編集画像にも「Bravo」と反応しています。
Q6:クリス・コロンバス監督は現在、出演シーンをどう考えていますか?
A6:2025年4月のサンフランシスコ・クロニクルのインタビューで、出演シーンが自分にとって重荷になっており、消えてほしいと考えている趣旨を明かしました。ただし、実際に映画から削除する決定を発表したわけではありません。
Q7:2026年に話題になったエプスタインに関するセリフは本物ですか?
A7:本物ではありません。2026年2月9日にファクトチェック機関Teyitが検証し、映画の会話を改変した動画と判定しています。オリジナル版では、ケビンがロビーへの道順を尋ね、トランプが方向を教えるだけです。
まとめ:ホーム・アローン2のトランプ出演は撮影交渉から生まれた約7秒のカメオ
『ホーム・アローン2』に登場するドナルド・トランプは、当時プラザホテルを所有していた実業家本人です。ケビンにホテルのロビーへの道順を教える約7秒の場面に出演しています。
出演の背景には、プラザホテルで撮影したい制作陣と、出演を条件に撮影を認めたというクリス・コロンバス監督の証言があります。一方、トランプ本人は制作側から出演を依頼されたと主張しており、出演交渉の経緯については双方の説明が異なります。
2019年のCBCによるテレビ放送版の編集、2021年のマコーレー・カルキンの反応、2025年の監督の後悔発言、2026年の改変動画をめぐるファクトチェックなど、短い出演シーンは公開から30年以上経過した現在も話題になっています。
2026年現在、この話題を理解するうえで押さえておきたいのは、オリジナル版の出演シーン、テレビ放送版の編集、SNS上の改変動画はそれぞれ別物だということです。
トランプのカメオ出演は、映画制作の裏側を知るうえでも興味深いエピソードです。次に『ホーム・アローン2』を視聴するときは、プラザホテルのロビーでケビンが道を尋ねる短い場面にも注目してみてください。
主な情報確認資料: 20世紀スタジオ公式作品情報、プラザホテル公式ヒストリー、AFI Catalog、2020年のクリス・コロンバス監督インタビュー、サンフランシスコ・クロニクル(2025年4月14日)、PolitiFact、CBS News、Teyit(2026年2月9日)。
(出典: ホーム アローン 2 トランプ(Yahoo!ニュース))