国立代々木競技場2026最新ガイド!第一・第二体育館の違いと駐車場規制を徹底解説
国立代々木競技場は、1964年の東京オリンピックに向けて建設された、建築家・丹下健三の代表作として知られるスポーツ施設です。現在も大型コンサートやスポーツ大会の会場として活用され、第一体育館と第二体育館では、建築構造も収容人数も大きく異なります。
2026年10月は、イベントの開催情報に加え、駐車場の一般利用中止やプロムナードの改修工事に伴う通行規制にも注意が必要です。日本スポーツ振興センターの公式発表によると、10月27日~29日と11月1日は、有料駐車場を一般利用できない予定です。原宿駅から徒歩約5分という利便性だけで判断せず、当日の交通・通行状況まで把握しておきたいところです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 第一体育館と第二体育館の違い:第一体育館は最大約1万2,900席、第二体育館は最大約4,000席。規模と屋根の構造が異なる。
- 2026年10月の最新注意点:10月27日~29日、11月1日は駐車場の一般利用が終日中止。プロムナードも改修工事に伴う通行規制が続いている。
- 訪問前に確認したいこと:原宿駅からのアクセス、イベント別の座席表、入場口、駐車場の利用可否を公式情報で確認する。
【歴史と建築】1964年東京オリンピックから続く丹下健三の名建築
国立代々木競技場の所在地は、東京都渋谷区神南2丁目1番1号です。建設の目的は、1964年東京オリンピックで使用する屋内競技施設の整備でした。日本スポーツ振興センターの公式歴史資料によると、第一体育館では水泳競技、第二体育館ではバスケットボール競技が行われました。
設計を担ったのは、建築家の丹下健三、構造設計の坪井善勝、設備設計の井上宇市らです。1963年2月に建設工事が始まり、第一体育館は1964年8月31日に完成。オリンピック開幕を目前に控えた短期間で、当時の建築技術を結集した大規模施設が実現しました。
最大の特徴は、一般的な体育館とは異なる吊り屋根構造です。第一体育館では、2本の主柱を2本のメインワイヤーロープで結び、そこから屋根全体を吊り下げる仕組みを採用しています。屋根を中央の柱で支える方式とは異なり、大きな柱のないダイナミックな観覧空間と、流れるような屋根の曲線を両立させました。
第二体育館も独自の吊り屋根構造を持ちます。1本の主柱から螺旋状に張られたメインパイプと、円形スタンド外側の柱の間に設けられたトラスによって屋根を支えています。貝殻やカタツムリの殻を思わせる外観と、円錐形の天井が特徴です。
この建築的価値は、文化財としても評価されています。文化庁の国指定文化財等データベースによると、国立代々木競技場の第一体育館と第二体育館は、いずれも2021年8月2日に国の重要文化財に指定されました。意匠の美しさだけでなく、吊り構造を成立させた技術的な先進性も評価の対象です。
1964年の大会後も、施設は時代に応じて用途を変えてきました。第一体育館では夏季のプール、冬季のアイススケート場としての一般公開が行われていましたが、現在は年間を通してフロアが敷設されています。2018年から2019年には耐震改修工事が実施され、歴史的な外観や意匠に配慮しながら、安全性や施設機能の向上が図られました。

【徹底比較】第一体育館と第二体育館は何が違う?
国立代々木競技場を訪れる際、最初に確認したいのが会場の違いです。「代々木体育館」という呼び方だけでは、第一体育館と第二体育館のどちらを指しているのか分かりません。チケットやイベント告知に記載された会場名を確認することが、迷わず到着するための第一歩です。
日本スポーツ振興センターの公式施設案内をもとに、面積や収容人数、構造を比較します。以下の収容人数は施設の公表値であり、イベントごとの実際の販売席数とは異なる場合があります。
| 比較項目 | 第一体育館 | 第二体育館 |
|---|---|---|
| 主な特徴 | 大規模なアリーナ。コンサートや全国規模のスポーツ大会などに利用 | 円形に近い、すり鉢状のアリーナ。バスケットボールやレスリングなどに利用 |
| 延床面積 | 28,705㎡ | 5,644㎡ |
| アリーナ面積 | 4,000㎡ | 1,300㎡ |
| 公表上の最大収容人数 | 12,898席(最大12,934席) | 4,002席 |
| 固定スタンド席 | 8,636席 | 2,803席 |
| 屋根の構造 | 2本の主柱と2本のメインワイヤーロープによる吊り屋根 | 1本の主柱、螺旋状のメインパイプ、トラスによる吊り屋根 |
| 建築上の見どころ | 大きく広がる屋根と、柱のないダイナミックな内部空間 | 貝殻を思わせる外観と円錐形の天井 |
第一体育館が向いているのは、大規模コンサートや大人数が集まるイベントです。広いアリーナとスタンドを備え、イベントの演出に応じて多様な客席構成を組めます。第二体育館は第一体育館より規模が小さく、観客席がアリーナを囲む形状を生かした競技や催しに適しています。
ただし、第二体育館なら必ず見やすい、第一体育館なら必ず遠く感じる、といった単純な比較はできません。競技の種類、ステージの向き、機材の配置、座席の位置によって体験は変わります。建築の形状とイベントの設営方法を分けて考えることが大切です。
【アクセス・座席表】原宿駅から徒歩5分、イベント当日の動き方
国立代々木競技場へのアクセスは、公共交通機関の利用が便利です。日本スポーツ振興センターのアクセス案内では、JR山手線の原宿駅西口から徒歩約5分、東京メトロ千代田線・副都心線の明治神宮前駅1番出口から徒歩約5分と案内されています。
住所は東京都渋谷区神南2丁目1番1号。初めて訪れる場合は、駅からの所要時間だけでなく、第一体育館・第二体育館のどちらが目的地なのかも確認しておきましょう。第二体育館の正面入口は、原宿門から石畳のプロムナードを約300m進んだ場所にあります。
第一体育館では、原宿駅に近い原宿口が一般的な入退場口として使われます。一方、南側には正面入口があり、主に関係者の入口として利用されています。イベントによって入場口や入場列の配置が異なることもあるため、チケットや主催者からの案内を優先してください。
座席表はイベントごとに確認する必要があります。第一体育館のスタンド席は、南北それぞれのスタンドに1階席と2階席があり、ブロックごとに座席位置が分かれています。公式サイトではスタンド席の座席検索が用意されていますが、アリーナ席はコンサートや大会の設営によって配置が変わるため、施設の常設座席図だけでは実際の見え方を判断できません。
第二体育館も同様です。固定スタンド席はA~Uブロックに分かれ、アリーナ席の設定は催しの内容によって変わります。車いす席についても、施設の基本的な配置とイベント主催者が設定する席が異なる場合があります。必要な配慮がある場合は、主催者への事前確認が確実です。
イベント当日は、開演直前の到着を避け、駅から会場までの移動や入場列の時間を見込んでおくと安心です。プロムナードの工事によって通路が狭くなっている箇所もあるため、通常より余裕を持った行動が役立ちます。

【2026年10月最新】駐車場の一般利用中止とプロムナードの通行規制
2026年10月に訪問を予定している人が、特に注意したいのが駐車場と通行ルートです。日本スポーツ振興センターは10月13日と10月22日に、有料駐車場の全面貸切による一般利用中止を告知しています。
10月24日時点で確認できる、これからの主な予定は次のとおりです。
- 10月27日(火)~29日(木):有料駐車場の一般利用を終日中止。
- 11月1日(日):有料駐車場の一般利用を終日中止。10月22日付の公式告知で案内。
これらの日程は、駐車場の通常営業日であっても一般利用できない点に注意してください。イベント開催日と重なる場合もあるため、車で向かう前提で計画すると、当日に駐車場所を探すことになりかねません。
通常時の有料駐車場は、普通自動車専用で収容台数104台、料金は30分250円(税込)です。利用時間は平日・土日祝ともに9時から23時30分までで、時間外の入出庫や複数日にわたる駐車はできません。トラックやバスなどの大型車両も利用できません。
公式案内では、近隣の駐車場として渋谷区役所前公共地下駐車場なども案内されています。ただし、近隣駐車場の空き状況や料金、イベント開催時の混雑は別途確認が必要です。確実性を重視するなら、原宿駅または明治神宮前駅まで電車で移動する方法が現実的です。
もう一つの注意点が、プロムナードの改修工事です。10月6日付の公式発表では、当面の間、一部区間の立入禁止や通路幅が狭くなっている箇所があると案内されています。規制の終了日は発表されていないため、訪問日にも影響が残っている可能性があります。
プロムナード全体が通行止めになっているわけではありませんが、いつもと同じルートを通れるとは限りません。現地の案内表示や誘導に従い、第一体育館と第二体育館を移動する場合も時間に余裕を持ちましょう。工事区間の詳細は、施設公式サイトの通行案内図で確認するのが確実です。
【イベント・コンサート】2026年10月の開催情報と座席選びのポイント
国立代々木競技場は、スポーツ大会だけでなく、国内外のアーティストによるコンサートや文化イベントの会場としても知られています。第一体育館では大規模なライブやスポーツ大会、第二体育館ではバスケットボール、格闘技系の大会など、異なる規模や形式のイベントが開催されています。
日本スポーツ振興センターの公式イベント一覧では、2026年10月の第一体育館について、10月24日・25日にAdoのドキドキ秘密基地有料会員様限定LIVE、10月28日・29日にMrs. GREEN APPLE Ringo Jam Tour “SHADOWS”、10月31日に2026太極拳全国交流大会などが掲載されています。
第二体育館では、10月31日から11月1日にかけて、26-27 Wリーグレギュラーシーズン開幕戦のSMBC対東京羽田が予定されています。11月1日は駐車場の一般利用中止日でもあるため、観戦を予定している人は交通手段を早めに決めておきたいところです。
イベント情報は主催団体から公表された内容をもとに掲載されており、変更や追加が生じる場合があります。開場時間、開演時間、チケット販売状況、入場ルールについては、施設のイベント一覧だけで判断せず、各イベントの主催者による最新案内も確認してください。
座席選びでは、席の番号だけでなく、ステージや競技エリアの配置を確認することが重要です。コンサートのアリーナ席は、前方が必ずしも全体を見渡しやすいとは限りません。演出機材やステージの高さ、客席の段差などが視界に影響するためです。
また、第一体育館と第二体育館は同じ敷地内にありますが、同一の建物ではありません。イベント名に「代々木」とだけ記載された情報を見かけた場合は、正式な会場名まで確かめましょう。会場の取り違えを防ぐことは、交通規制や駐車場の確認と同じくらい大切です。

【インドアプール】現在も泳げる?一般利用と見学の注意点
国立代々木競技場には、第一・第二体育館とは別に室内水泳場があります。施設は50m×6コース、水深1.25mで、団体利用や女性水泳教室に使われています。
ここで間違えやすいのが、プールの利用条件です。施設公式案内によると、室内水泳場は個人向けの一般公開を行っておらず、団体利用が基本です。個人で訪れて自由に泳げる一般営業のプールではありません。
団体利用には事前の登録や申し込みが必要です。利用時間は曜日によって異なり、施設側の都合で臨時休業となる場合もあります。利用を希望する場合は、公式の団体利用案内や予約状況を確認し、必要に応じて施設受付に問い合わせてください。
また、施設全体についても、イベントのない日に館内を自由に見学できるわけではありません。日本スポーツ振興センターのFAQでは、イベントがない日にも準備作業や設備点検があるため、自由見学はできないと案内されています。建築を目的に訪れる場合は、敷地内での撮影や見学の可否も事前に確認しておくと安心です。
つまり、外観を楽しむための訪問と、館内の見学、プールの利用はそれぞれ条件が異なります。「競技場に行けば内部を見られる」「プールがあるから個人でも泳げる」と考えず、目的に合った利用案内を確認することが大切です。
【プロの結論】建築・ライブ・スポーツ観戦で失敗しない判断基準
国立代々木競技場を訪れる際は、何を目的にするかによって、事前に確認すべき情報が変わります。建築を見たい人、コンサートに参加する人、スポーツ観戦をする人では、重視するポイントが異なるからです。
建築を楽しみたい人は、第一体育館と第二体育館の外観を見比べ、吊り屋根構造や屋根の曲線、円錐形の天井などに注目すると、丹下健三らの設計の特徴を理解しやすくなります。ただし、館内は自由見学できないため、外観見学と内部見学を分けて計画する必要があります。
コンサートに参加する人は、チケットに記載された正式な会場名、座席表、入場口、開場時間を優先して確認してください。第一体育館のアリーナ席はイベントごとに構成が変わるため、常設の座席案内だけでは当日の配置を把握できない場合があります。
スポーツ観戦をする人は、競技会場と座席ブロックの両方を確認しましょう。第二体育館は円形に近いスタンドが特徴ですが、車いす席や可動席などの設定は大会によって異なることがあります。必要なサポートがある場合は、主催者への事前相談が有効です。
車で訪れる人は、特に2026年10月27日~29日と11月1日の駐車場一般利用中止に注意してください。通常時も収容台数は104台と限られ、イベントの内容によって一部または全面貸切になる場合があります。電車を利用できるなら、原宿駅や明治神宮前駅から徒歩で向かう方法を第一候補にするのが合理的です。
国立代々木競技場の価値は、単に収容人数の大きいイベント会場であることにとどまりません。1964年東京オリンピックのために生まれた建築が、重要文化財として保存されながら、現在もコンサートや競技の舞台として使われている点にあります。歴史的な建物を保存することと、現代のイベントに活用すること。その両立を体感できる施設です。
【国立代々木競技場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:国立代々木競技場は原宿駅から徒歩何分ですか?
A1:JR山手線の原宿駅西口から徒歩約5分です。東京メトロ千代田線・副都心線の明治神宮前駅1番出口からも徒歩約5分です。プロムナードでは改修工事に伴う通行規制が行われているため、現地の案内に従って移動してください。
Q2:第一体育館と第二体育館のどちらが大きいですか?
A2:第一体育館のほうが大きく、最大収容人数は公表値で12,898席(最大12,934席)、第二体育館は4,002席です。第一体育館は大規模コンサートやスポーツ大会、第二体育館はバスケットボールやレスリングなどの競技を中心に利用されています。実際の座席数はイベントの設営によって変わる場合があります。
Q3:2026年10月の駐車場一般利用中止日はいつですか?
A3:10月24日時点の公式発表では、10月27日~29日と11月1日は、有料駐車場の一般利用が終日中止となる予定です。通常時の駐車場は104台収容で、料金は30分250円(税込)です。イベント開催日には追加の貸切が行われる可能性もあるため、訪問直前に公式のお知らせを確認してください。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
国立代々木競技場は、1964年東京オリンピックを支えた丹下健三の代表作であり、第一体育館と第二体育館それぞれに異なる吊り屋根構造と空間の魅力があります。両施設は2021年に国の重要文化財に指定され、歴史的建築でありながら、2026年もスポーツ大会やコンサートの会場として活用されています。
訪問前に確認したいポイントは、会場名、イベント別の座席表、原宿駅からのルート、駐車場の利用可否、プロムナードの通行規制です。特に2026年10月27日~29日と11月1日は駐車場の一般利用中止が告知されているため、車での来場を予定している人は注意が必要です。
建築を楽しむ場合も、イベントに参加する場合も、施設の公式案内と主催者の最新情報を組み合わせて確認することが、当日のトラブルを防ぐ近道です。歴史的な建築の魅力と現代のイベント体験を、無理のない移動計画とともに楽しみましょう。 (出典: 国立 代木 競技 場(Yahoo!ニュース))