着丈とは?身丈との違い・正しい測り方、通販で失敗しない選び方を徹底解説
服のサイズ表にある「着丈」は、Tシャツやシャツ、パーカーなどの長さを確認するための基本的な寸法です。しかし、着丈と身丈の違いがわからなかったり、同じMサイズでも商品によって長さが違ったりして、通販での服選びに迷う人は少なくありません。
着丈とは、一般的に服の後ろ中心から裾までの長さを指します。ユニクロ公式のお客様窓口やUnited Athle公式の採寸基準でも、着丈と身丈は測定する位置が区別されています。ただし、ブランドやアイテムによって採寸基準が異なる場合があるため、数字だけで判断しないことが大切です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 着丈の基本:一般的には服の後ろ中心、襟ぐり付近から裾までを測った長さ。
- 身丈との違い:身丈は襟ぐりの横付近から裾までを測ることが多く、着丈とは起点が異なる。
- 通販で失敗しないコツ:身長やS・M・Lの表記だけで選ばず、手持ちの服と着丈・身幅を比較する。
【基本を解説】着丈とはどこからどこまでの長さ?
着丈とは、トップスの背面における襟ぐりの中心付近から裾までを、縦方向に測った長さです。読み方は「きたけ」。服を着たときに、裾が腰やヒップのどのあたりに来るかを判断する目安になります。
たとえば、Tシャツのサイズ表に「着丈70cm」と記載されていれば、一般的には後ろの襟ぐり付近から裾までの寸法が70cmという意味です。着丈が長いほど裾の位置が下がりやすく、短いほど腰まわりがすっきり見えやすくなります。
ただし、着丈70cmの服がすべて同じ見た目になるわけではありません。肩の位置、襟ぐりの形、身幅、裾のカーブ、着用する人の胴の長さなどによって、実際の着用感は変わります。
また、着丈は首の後ろから裾までの距離を指すもので、襟そのものの高さや長さを含めるとは限りません。ユナイテッドアローズ公式のサイズガイドでも、着丈や総丈に襟の長さは含めないと案内されています。
着丈を確認するときは、単に何cmあるかだけでなく、どの位置を起点に測った数字なのかを確認することが重要です。特に襟のあるシャツや、前後で裾の長さが違うデザインは、商品ページの採寸図も併せて確認しましょう。

【混同注意】着丈と身丈の違い・総丈との違いを比較
服のサイズ選びで混同しやすいのが「着丈」「身丈」「総丈」の3つです。どれも長さを表す言葉ですが、測定する起点や使われるアイテムが異なります。
| サイズ表記 | 一般的な測定位置 | 主な用途・注意点 |
|---|---|---|
| 着丈 | 後ろ襟ぐりの中心付近から裾まで | Tシャツ、シャツ、パーカー、アウターなどの背面の長さを確認する。 |
| 身丈 | 襟ぐりの横付近から裾まで | トップスなどで使用される。ニットやブランドによって測定位置が異なる場合がある。 |
| 総丈 | ボトムスではウエスト上端から裾までが一般的 | パンツ、スカートなどの全体的な縦の長さを確認する。ワンピースなどは商品ごとの定義を確認する。 |
着丈と身丈は、数cmの違いが生まれることもある
着丈と身丈の大きな違いは、測り始める位置です。着丈は後ろ襟ぐりの中心付近から測るのに対し、身丈は襟ぐりの横付近から測る方法が一般的です。
United Athle公式の採寸基準では、身丈は襟の付け根にあたるサイドネックポイントから裾端まで、着丈は後襟ぐりの中心から後身頃の裾端までを直線で測る方法が示されています。
ただし、ユニクロ公式のお客様窓口では、身丈について服の後ろ襟ぐり横から裾までと説明し、ニット製品については前の襟ぐり横から裾までとしています。このように、同じ用語でもアイテムや採寸基準によって違いがあるため、名称だけで一律に判断するのは避けましょう。
着丈と身丈の数値を比較する際は、同じブランド、同じ種類の服、同じ測定基準で比較するのが基本です。片方が身丈、もう片方が着丈の場合、数値が近くても完全に同じ長さとは限りません。
着丈と総丈は、そもそも比較する場所が違う
総丈は、パンツやスカートなどで使われることが多い寸法です。パンツならウエスト上端から裾まで、スカートならウエスト部分から裾までを測る方法が一般的です。
一方、トップスの着丈は背面の襟ぐり付近から裾までを測ります。そのため、パンツの総丈とTシャツの着丈を同じ基準の長さとして比較することはできません。
ワンピースや前後差のあるトップスでは、総丈の定義や測定位置が商品によって異なる場合があります。前裾と後ろ裾の長さが違う服は、最長部分や前後それぞれの寸法が記載されているかも確認してください。
【実践ガイド】着丈の測り方と平置き採寸の方法
通販でサイズを比較するなら、商品ページの数字を見るだけでなく、手持ちの服を実際に測ってみるのがおすすめです。普段着ている服の寸法がわかれば、初めて購入するブランドでも長さのイメージをつかみやすくなります。
着丈を測るために準備するもの
- 平らな床やテーブル
- 柔らかいメジャー、または長さを測れる定規
- 比較したいTシャツやシャツなどのトップス
平置き採寸の基本手順
- 服を平らな場所に置く。背面を上にして、襟や裾がねじれないように整えます。
- シワを伸ばす。生地を強く引っ張らず、自然な形になるように整えます。
- 後ろ襟ぐりの中心を確認する。首の後ろ側にある襟ぐりの中央付近を測定の起点にします。
- 裾までまっすぐ測る。後ろ中心から裾までの縦の長さを、服の背面に沿った採寸基準で測ります。
- 数値と測定位置を記録する。着丈だけでなく、身幅や肩幅も測っておくと、通販の商品と比較しやすくなります。
採寸するときに気をつけたいのは、服を強く引っ張らないことです。伸縮性のあるTシャツやニットを引っ張ると、実際の商品寸法より長く測ってしまう可能性があります。
また、襟のリブや立ち襟を含めて測ると、商品ページの着丈と一致しないことがあります。起点は襟の一番上ではなく、商品が採用している襟ぐりの測定位置を確認してください。
ユニクロ公式のお客様窓口でも、仕上がり寸法を測る際は水平な台や床に置き、シワを伸ばしてから測る方法を案内しています。同じ方法で測ることが、正確な比較につながります。
採寸した数字が商品ページと違うときは?
手持ちの服を測った結果と商品ページの数値が一致しなくても、必ずしも採寸ミスとは限りません。測定位置の違い、生地の伸縮性、縫製、個体差などが影響することがあります。
ユニクロ公式の案内では、生地の特性などによって商品サイズに1〜2cm前後の誤差が生じる場合があるとされています。サイズの境目で迷っている場合は、このような差も考慮し、着丈だけでなく身幅や肩幅も含めて判断しましょう。

【アイテム別】Tシャツ・シャツ・パーカーの着丈はどう見る?
着丈の基本的な考え方は共通していますが、服の形状によって確認したいポイントは変わります。特にTシャツ、シャツ、パーカーは、襟やフード、裾のデザインが異なるため、採寸位置と着用時の見え方を分けて考えることが大切です。
Tシャツの着丈は、腰まわりの見え方を左右する
Tシャツの着丈は、裾がウエスト付近に来るのか、ヒップの上部に来るのか、それともヒップを覆うのかを判断する目安になります。
短めのTシャツは、ハイウエストのパンツやスカートと合わせるとバランスを取りやすく、脚を長く見せたいときにも選択肢になります。標準的な長さは幅広いボトムスに合わせやすく、長めのTシャツはリラックス感のある着こなしに向いています。
ただし、裾の位置は着丈だけでは決まりません。肩が大きく落ちるオーバーサイズのTシャツでは、肩線の位置や身幅によって全体のシルエットが変わります。着丈と併せて肩幅・身幅も確認しましょう。
シャツの着丈は、裾の形と着こなし方も確認する
シャツは、裾をパンツに入れて着るのか、外に出して着るのかによって、適した長さが変わります。
裾を外に出して着るシャツは、パンツのウエスト付近からヒップにかけての見え方を意識すると選びやすくなります。一方、裾をタックインするシャツでは、動いたときにも裾が抜けにくいか、身幅に余裕があるかなども確認したいポイントです。
前裾と後ろ裾が異なるラウンドヘムのシャツでは、後ろ中心の着丈だけでなく、前側の長さも確認してください。商品によっては前後の寸法が別々に記載されています。
パーカーの着丈は、フードではなく身頃を基準に考える
パーカーはフードや厚手の生地によって見た目にボリュームが出やすいアイテムです。着丈を確認するときは、フードの高さを身頃の長さと混同せず、後ろ襟ぐり付近から裾までの寸法を基準にします。
短めのパーカーは腰位置をすっきり見せやすく、長めのパーカーはヒップまわりを覆いやすい傾向があります。ただし、厚手の裏毛素材やリブ仕様の裾は、着用時に生地がたまったり、裾が持ち上がったりすることがあります。
パーカーを通販で購入する場合は、着丈だけでなく身幅、肩幅、袖丈も比較しましょう。重ね着をする予定なら、インナーの着丈とのバランスも確認すると失敗を減らせます。
【身長別の選び方】メンズ・レディースの着丈の目安
身長別の着丈選びでは、身長だけから適正な長さを決めるのではなく、着たいシルエットと裾を置きたい位置を先に考えるのが実用的です。同じ身長でも胴の長さ、肩幅、腰の位置、好みのフィット感によって似合う着丈は変わります。
身長150cm台は、裾の位置と全体のバランスを重視
身長150cm台の人は、一般的な長さのトップスでも、デザインによってはヒップを広く覆う見え方になることがあります。短めに着たい場合は、着丈が短いサイズやクロップド丈を候補にし、裾がウエスト付近に来るか、ヒップの上部に来るかを確認しましょう。
長めのトップスを選ぶ場合は、身幅が広すぎないか、ボトムスとのバランスが取れるかも重要です。着丈を短くすることだけにこだわらず、全身のシルエットで判断してください。
身長160cm台は、標準丈と長めの丈を着比べて考える
身長160cm台では、トップスの裾をパンツに入れるか、外に出すかによって選びたい長さが変わります。裾を出して着るなら、ヒップのどこまで覆いたいかを基準にし、タックインするなら生地を入れたときに余りすぎないかも確認しましょう。
同じ着丈でも、肩の位置が低いドロップショルダーや、身幅の広いオーバーサイズは、通常のシルエットと印象が異なります。普段着ている服と着丈を比較するだけでなく、商品画像で身頃全体の形も見ておくと判断しやすくなります。
身長170cm以上は、短すぎないかと胴の長さを確認
身長170cm以上の人は、コンパクトなトップスを選ぶと、想定より裾が上に来ることがあります。特に腕を上げたときに裾が持ち上がりやすい服では、着丈に加えて身幅や袖の形も確認しておきましょう。
身長が高い人ほど必ず長い着丈が必要というわけではありません。短めのトップスでメリハリをつける着こなしもできるため、必要な長さは着用目的と好みに応じて決めるのが基本です。
メンズとレディースで着丈の基準は違う?
メンズとレディースでは、一般的な商品展開やシルエットに違いが見られることがあります。しかし、着丈に男女共通の絶対的な基準があるわけではありません。レディースのオーバーサイズTシャツがメンズの標準的なTシャツに近い寸法になる場合もあり、性別の表示だけで長さを判断するのは適切ではありません。
メンズの着丈の目安を探している場合も、レディースの着丈の目安を探している場合も、最初に確認したいのは自分の身長と、理想とする裾の位置です。さらに身幅や肩幅を照らし合わせれば、単に長い・短いという比較よりも、自分に合うサイズを選びやすくなります。
ユニクロ公式の「身長別 着丈ガイド」では、身長や商品カテゴリーごとに着用イメージを確認できます。数値だけでは着用時の印象がつかみにくい場合は、こうした身長別の画像も参考になります。

【プロの結論】通販で失敗しない服のサイズ選びと判断基準
通販で服を選ぶ際に大切なのは、S・M・Lというサイズ記号を基準にするのではなく、実際の商品の寸法を確認することです。同じMサイズでも、ブランド、商品カテゴリー、デザインによって着丈や身幅は異なります。
ユニクロ公式のお客様窓口も、商品サイズの仕上がり寸法と、衣類を着用していない状態で測る身体のヌード寸法を区別しています。商品サイズは服そのものの寸法であり、身体の寸法と同じ数字になるとは限りません。
購入前に確認したい5つのポイント
- 1. 商品サイズかヌード寸法か:商品そのものの仕上がり寸法なのか、身体のサイズなのかを確認する。
- 2. 着丈の測定位置:後ろ襟ぐりの中心から測るのか、別の起点を使っているのかを確認する。
- 3. 手持ちの服との比較:同じような形の服を平置きし、着丈・身幅・肩幅を比較する。
- 4. モデルの身長と着用サイズ:自分の身長に近いモデルの着用画像を探し、裾の位置を参考にする。
- 5. 生地とデザインの特徴:伸縮性、厚み、裾のリブ、前後差などを確認し、着用時の変化を考える。
レビューは「身長」だけでなく着用感まで読む
商品レビューを確認するときは、投稿者の身長だけで判断しないことも重要です。身長が同じでも、肩幅や胴の長さ、普段好むシルエットによって評価は変わります。
参考になるのは、着丈がどの位置に来たか、裾を出して着られたか、洗濯後に長さが変化したかなど、具体的な着用感が記載されたレビューです。複数のレビューを読み、共通している特徴を確認すると、購入後のイメージをつかみやすくなります。
着丈の長さと着用感は、身幅との組み合わせで決まる
着丈が長ければ必ず体型をカバーできる、短ければ必ず脚が長く見えるというわけではありません。身幅が広い服は全体にゆったりした印象になりやすく、身幅が細い服は同じ着丈でもすっきり見えることがあります。
たとえば、着丈が同じ2着のTシャツでも、片方は肩幅と身幅が広く、もう片方は細身のシルエットなら、着用時の印象は大きく異なります。サイズ表を見るときは、着丈だけを切り離して考えず、肩幅、身幅、袖丈まで含めて判断してください。
また、洗濯による縮みや生地の伸びも、素材や製品によって異なります。洗濯表示を確認し、レビューや商品説明に素材の特徴が記載されていれば、購入前に目を通しておくと安心です。
プロの視点で重視したいのは、着丈の数字そのものよりも、着たときに裾がどこに来て、身幅や肩幅とどう組み合わさるかという点です。手持ちの服との比較、商品ごとの採寸基準、着用画像の3つを照らし合わせることが、通販でのサイズ選びを成功させる近道になります。
【着丈とは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:着丈とは、どこからどこまでを測った長さですか?
A1:一般的には、服の後ろ中心にある襟ぐり付近から裾までの長さです。ただし、ブランドやアイテムによって採寸基準が異なる場合があるため、商品ページのサイズガイドも確認してください。
Q2:着丈と身丈は同じ意味ですか?
A2:厳密には異なります。着丈は後ろ襟ぐりの中心付近から裾まで、身丈は襟ぐりの横付近から裾までを測る方法が一般的です。ただし、ブランドによって定義に違いがあるため、数値を比較するときは測定位置をそろえることが大切です。
Q3:身長だけで自分に合う着丈を決められますか?
A3:身長だけでは正確に決められません。胴の長さ、肩幅、服のシルエット、好みの着こなしによって適した着丈は変わります。手持ちの服を平置きして着丈や身幅を測り、購入したい商品のサイズ表と比較する方法がおすすめです。
まとめ:着丈の意味を理解して通販のサイズ選びを成功させよう
着丈とは、一般的に服の後ろ中心から裾までを測った長さです。身丈とは測定する起点が異なり、総丈はパンツやスカートなどの全体的な長さを示すときによく使われます。それぞれの違いを知っておけば、サイズ表に記載された数字を正しく読み取りやすくなります。
Tシャツ、シャツ、パーカーを選ぶときは、着丈だけでなく身幅や肩幅も確認し、身長別の着用画像やレビューも参考にしましょう。メンズ・レディースの区分やS・M・Lの記号だけに頼らず、商品ごとの仕上がり寸法を比較することが大切です。
通販でサイズ選びに失敗しないための基本は、「着丈の測定位置を確認する」「手持ちの服を平置き採寸する」「裾が来る位置をイメージする」の3点です。数字と実際の着用イメージを組み合わせて、自分の体型や好みのシルエットに合った一着を選びましょう。 (出典: 着丈 と は(Yahoo!ニュース))