山口組組織図の最新情報2026|幹部一覧・分裂抗争の経緯と現在の勢力図を徹底解説
2026年10月現在、六代目山口組をめぐる情勢は、幹部人事の再編、2015年の分裂から続く対立、そして警察による抗争対策の変化という3つの観点から読み解く必要があります。警察庁の公表資料によると、2025年末時点の六代目山口組の構成員は約3,100人、準構成員等を含む勢力は約6,300人です。一方、神戸山口組との特定抗争指定は2026年10月時点でも継続しています。
2025年には若頭の交代が報じられ、2026年9月には池田組および絆會との特定抗争指定が相次いで解除されました。こうした動きは、単純な組織の拡大・縮小だけでは把握できません。ここでは、警察庁や各府県公安委員会の公表資料、報道各社の記事をもとに、六代目山口組の幹部体制、直参組長の位置づけ、神戸山口組との分裂経緯、2026年の勢力図を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 組織図の最新情報:組長は司忍(本名・篠田建市)。2025年4月には若頭が髙山清司から竹内照明へ交代したと報じられています。
- 分裂と抗争の経緯:2015年8月末に直系組長13人が離脱して神戸山口組を結成。2020年1月には両組織が特定抗争指定暴力団等に指定されました。
- 2026年の重要な変化:池田組との特定抗争指定は9月8日、絆會との指定は9月21日に解除。一方、神戸山口組との指定は2027年1月6日まで延長されています。
【2026年最新】六代目山口組の組織図と幹部体制を整理
六代目山口組の組織図を理解するうえで、最初に押さえたいのは、組織の代表者と実務を担う上層部を区別することです。2026年10月現在、警察関係の公表資料で代表者として確認できるのは、六代目組長の司忍(篠田建市)です。
2025年4月18日には、長年にわたり若頭を務めていた髙山清司が新設ポストの相談役に就き、後任の若頭に竹内照明が昇格したと神戸新聞などが報じました。若頭は組織のナンバー2に当たる役職です。この人事は、六代目体制の運営や将来の後継体制を考えるうえで大きな転換点となりました。ただし、後継者に関する観測報道と、正式な組長交代は区別する必要があります。
2025年には若頭交代に加えて、若頭補佐などの昇格人事も報じられています。警察庁の「令和7年における組織犯罪の情勢」でも、六代目山口組が若頭、本部長、若頭補佐などの人事を行ったことが記されています。
一方、一般に検索される「六代目山口組の組織図」には、報道や民間サイトが独自に整理した幹部一覧も含まれます。警察が公表する代表者や勢力データと、組織内部の役職を網羅した名簿は同じものではありません。特定の人物の役職や直参組長としての地位を調べる際は、情報の公表時期と根拠を確認することが大切です。
報道で確認できる主な上層部
- 組長:司忍(篠田建市)
- 若頭:竹内照明。2025年4月の人事で髙山清司の後任に就任したと報道。
- 相談役:髙山清司。長年務めた若頭の役職を離れ、相談役に就任したと報道。
- 若頭補佐など:加藤徹次、佐藤光男らの昇格が2025年に報じられています。
この一覧は、報道で確認できる主な役職をまとめたものであり、全幹部の完全な名簿ではありません。各役職の最新状況は、後続の人事発表や警察資料によって変わる可能性があります。

【直参組長とは?】山口組の組織構造と仕組みを解説
六代目山口組の組織構造を理解するには、「直参」「若頭」「若中」といった用語の意味を押さえる必要があります。これらは単なる肩書ではなく、組織内の序列や指揮系統を表す言葉です。
直参組長と二次団体の関係
直参(じきさん)とは、山口組の組長に直接つながる立場にある幹部を指します。直参組長は、それぞれが配下の組織を率いるため、山口組全体の構造は、上部組織と複数の傘下組織から成る階層型になっています。
そのため、六代目山口組の本部に所属する人員だけを数えても、組織全体の規模は分かりません。傘下組織の構成員や、警察統計上の準構成員等も含めて見る必要があります。
主な役職と意味
- 組長:組織の最高位に立つ代表者。
- 若頭:組長を補佐し、組織運営の中枢を担う役職。
- 舎弟頭:組長の弟分に当たる幹部の中で、上位の役職。
- 本部長:本部の運営などを担う役職。
- 若頭補佐:若頭を補佐する幹部。
- 若中:組長の子分に当たる立場を示す呼称。
実際の役職名や序列は、人事や組織の再編によって変わります。また、同じ肩書でも、傘下組織の規模や歴史、組織内での立場が一様とは限りません。
山口組の歴代組長
山口組の歴代組長をたどると、組織の変遷を把握しやすくなります。一般に知られる歴代の組長は、初代・山口春吉、二代目・山口登、三代目・田岡一雄、四代目・竹中正久、五代目・渡辺芳則、六代目・司忍です。
特に三代目の田岡一雄が率いた時代には組織が全国規模へと拡大し、四代目への継承をめぐる混乱は、組織の歴史を考えるうえでも重要な出来事となりました。2005年に始まった六代目体制は、その後の組織運営と2015年の分裂を理解するうえで中心となる時期です。
【分裂の経緯】2015年から2026年までの重要な出来事
六代目山口組と神戸山口組の対立は、2015年の分裂を出発点としています。警察庁の白書によると、2015年8月末、六代目山口組の直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成しました。その後、両組織の対立は銃器発砲や傷害事件などを伴う抗争へと発展しました。
分裂の背景には、組織運営や人事、弘道会を中心とする統制体制への不満など、複数の要因があったと報じられています。ただし、分裂を単一の理由だけで説明することはできません。組織内部の利害関係、幹部間の対立、各傘下組織の判断などが重なった結果と見る必要があります。
神戸山口組はその後も内部の分裂を経験しました。2017年には一部が任侠山口組を結成し、同団体は2020年に絆會へ改称しています。また、神戸山口組から離脱した池田組も独立した組織として活動するようになり、山口組をめぐる対立関係は複雑化しました。
山口組分裂をめぐる主要年表
| 時期 | 主な出来事 | 意味・その後の動き |
|---|---|---|
| 2015年8月末 | 直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成 | 六代目山口組の分裂が表面化 |
| 2016年4月 | 神戸山口組が指定暴力団に指定 | 公安委員会による法的な指定が進む |
| 2017年 | 神戸山口組から任侠山口組が分裂 | 対立関係がさらに複雑化 |
| 2020年1月7日 | 六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団等に指定 | 警戒区域での活動に強い制限が設けられる |
| 2021年9月〜11月 | 五代目山健組が六代目山口組への復帰を決定し、11月に傘下入りが確認されたと報道 | 神戸山口組の中核組織が離脱し、勢力関係が変化 |
| 2025年4月 | 六代目山口組で若頭交代。抗争終結の意向を兵庫県警に伝達したと報道 | 組織人事の再編と抗争対策の動きが重なる |
| 2026年9月 | 池田組、絆會との特定抗争指定が相次いで解除 | 一部の対立関係では法的な指定が終了。一方、神戸山口組との指定は継続 |
この年表から分かるのは、分裂後の勢力図が一度の離脱や復帰で固定されたわけではないという点です。傘下組織の移動、内部の分裂、幹部人事、公安委員会による指定の変更が重なり、対立関係は段階的に変化してきました。
五代目山健組の2021年復帰は何を意味したのか
五代目山健組は、神戸山口組の中核を担っていた組織です。2021年9月16日には、六代目山口組への復帰を決めたとする情報が報じられ、同年11月には兵庫県警が山健組を六代目山口組の傘下団体として登録変更したことが報じられました。
この動きは、分裂時に神戸山口組の結成を主導した有力組織が、再び六代目山口組の傘下に入ったという意味で重要です。ただし、山健組の復帰をもって神戸山口組全体が解消したわけではありません。組織の合流と、分裂抗争そのものの終結は別の問題です。

【2026年の勢力図】六代目山口組と神戸山口組の規模を比較
2026年の勢力図を把握するための基準となるのが、警察庁が公表した2025年末時点の統計です。六代目山口組は構成員約3,100人、準構成員等約3,200人で、合計すると約6,300人となります。神戸山口組は構成員約110人、準構成員等約170人です。いずれも概数であり、実数を完全に把握した名簿ではありません。
警察庁の公表値に基づく、2025年末時点の主要団体の勢力
| 団体名 | 構成員 | 準構成員等 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 六代目山口組 | 約3,100人 | 約3,200人 | 約6,300人 |
| 神戸山口組 | 約110人 | 約170人 | 約280人 |
| 絆會 | 約50人 | 約70人 | 約120人 |
| 池田組 | 約30人 | 約40人 | 約70人 |
注:数値は概数。内訳の合算は公表された各項目の目安であり、統計上の合計と一致しない場合があります。池田組・絆會との特定抗争指定の解除は、これらの勢力数そのものを示すものではありません。
勢力差を読む際に注意したい3つのポイント
1. 構成員数と勢力数は同じではない。警察統計の「構成員」は暴力団員を指し、「準構成員等」には暴力団と関係を持ち、資金や活動面で関与する者などが含まれます。両者を区別せずに比較すると、組織の規模を誤って理解するおそれがあります。
2. 人数だけで組織の影響力は測れない。傘下組織の構成、幹部の交代、地域ごとの分布、他団体との関係なども、勢力図を考える際の要素です。人数が減ったからといって、対立が自動的に解消するわけではありません。
3. 数字には公表時点がある。2026年に記事を読む場合でも、2025年末の統計は2025年末の状況を示したものです。2026年の個別の人事や指定解除を反映したリアルタイムの人員数として扱うことはできません。
全国的な傾向を見ると、暴力団構成員等の総数は減少しています。全国暴力追放運動推進センターが紹介する2025年末の統計では、全国の構成員等は約1万7,600人で、前年から約1,200人減少しました。一方で、暴力団をめぐる事件や住民への影響がなくなったわけではありません。
【特定抗争指定の最新状況】2026年9月に何が変わったのか
六代目山口組と神戸山口組をめぐる法的な状況を把握するうえで、特に重要なのが「特定抗争指定暴力団等」の制度です。これは、暴力団対策法に基づき、対立抗争が激化している団体に対して、警戒区域内での事務所の使用や、おおむね5人以上での集結などを制限する仕組みです。
六代目山口組と神戸山口組は、対立抗争が激化したことを受け、2020年1月7日に特定抗争指定暴力団等に指定されました。当初は兵庫、愛知、大阪、京都、岐阜、三重の6府県が関係しました。その後、指定や警戒区域の見直しが行われ、2026年9月の報道では、両組織に対する指定は兵庫など9府県、計17市町に及んでいます。
2026年9月の指定解除と延長
2026年9月には、六代目山口組と池田組との特定抗争指定が9月8日に解除されました。また、六代目山口組と絆會との指定も、9月21日に解除されています。いずれも、一定期間に抗争とみられる事件が発生していないことなどを踏まえ、指定期限を延長しない判断がなされたと報じられました。
ただし、これらの解除は、六代目山口組と神戸山口組との指定が解除されたことを意味しません。兵庫県公安委員会は2026年9月、両組織に対する指定期限を3か月延長することを決定し、10月5日に公示されました。指定期限は2027年1月6日までです。
この違いは、山口組の現在の勢力図を読むうえで欠かせません。特定抗争指定は、暴力団全体に一律で適用される単純な分類ではなく、対立関係や指定対象、警戒区域などによって状況が異なります。ある団体との指定が解除されても、別の団体との指定が継続することがあります。
2025年の抗争終結宣誓書と2026年の指定継続
2025年4月には、六代目山口組が兵庫県警に抗争終結の意向を示す宣誓書を提出したと報じられました。しかし、宣誓書の提出だけで特定抗争指定が自動的に解除されるわけではありません。公安委員会は、事件の発生状況や組織の動向などを踏まえて判断します。
神戸新聞の2026年9月の報道では、兵庫県警は両組織について「対立抗争が終結したとは認められない」との判断を示しています。抗争事件の発生が一定期間確認されていないことと、警察が抗争の終結を認定することは別です。2026年10月現在も指定が続いている事実は、その違いを示しています。

【山口組分裂抗争の真相と実態】数字だけでは見えない変化
山口組分裂抗争の実態を理解するには、組織の人数や幹部名簿だけでなく、分裂後に起きた事件と、警察による対策の変化を合わせて見る必要があります。
警察庁は、六代目山口組と神戸山口組の対立をめぐり、銃器発砲や傷害などの事件が相次いだことを記録しています。対立は組織内部の問題にとどまらず、住宅街や店舗周辺など、一般市民が生活する場所にも危険を及ぼしてきました。抗争対策は、暴力団の活動を制限するだけでなく、地域社会の安全を守るという意味を持っています。
誤解しやすい3つのポイント
- 「勢力が縮小したから抗争は終わった」とは限らない。人数の減少と、対立関係が解消したかどうかは別の指標です。
- 「幹部の交代=組長の交代」ではない。2025年の若頭交代は重要な人事ですが、司忍組長から別の人物へ組長が交代したことを意味しません。
- 「指定解除=すべての制限が終了」ではない。池田組や絆會との指定解除と、神戸山口組との指定継続は分けて考える必要があります。
また、ネット上で見かける「2026年最新組織図」には、複数の時点の人事情報が混在しているものもあります。2025年4月の若頭交代以前の一覧と、それ以降の情報が併記されていれば、現職と前職を取り違える可能性があります。情報を比較する際は、役職名だけでなく、発表時期と報道日を確認することが重要です。
【山口組組織図最新】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、六代目山口組の組長は誰ですか?
A1:警察関係の公表資料では、六代目山口組の代表者は司忍(本名・篠田建市)です。2025年4月に報じられた若頭の交代は、組長の交代とは異なります。
Q2:六代目山口組の現在の若頭は誰ですか?
A2:2025年4月18日の人事で、髙山清司が相談役に就き、竹内照明が若頭に昇格したと報じられています。最新の役職を確認する際は、その後の人事報道や公表資料も参照してください。
Q3:神戸山口組との特定抗争指定は解除されましたか?
A3:2026年10月現在、解除されていません。2026年10月5日に指定期限の延長が公示され、期限は2027年1月6日までとなっています。
Q4:五代目山健組はいつ六代目山口組に復帰しましたか?
A4:2021年9月16日に復帰を決めたと報じられ、同年11月には兵庫県警が六代目山口組の傘下団体として登録変更したことが報じられました。復帰の決定と警察による傘下入りの確認は、時点を分けて理解する必要があります。
Q5:六代目山口組と神戸山口組の勢力差はどのくらいですか?
A5:警察庁の2025年末時点の統計では、六代目山口組は構成員約3,100人、準構成員等約3,200人です。神戸山口組は構成員約110人、準構成員等約170人となっています。これらは概数であり、2026年10月時点のリアルタイムの人数を示すものではありません。
まとめ:2026年の山口組情勢を正しく読み解くために
2026年10月現在の六代目山口組をめぐる情勢では、組織内部の人事再編、2015年に始まった分裂の影響、そして特定抗争指定の継続状況を分けて確認することが重要です。組長は司忍、若頭は2025年の人事で竹内照明へ交代したと報じられています。勢力については2025年末の警察統計が比較の基準となります。
法的な指定状況では、2026年9月に池田組および絆會との指定が解除された一方、神戸山口組との特定抗争指定は2027年1月6日まで延長されています。これは、対立関係がすべて同じ段階にあるわけではないことを示しています。
山口組の組織図や幹部一覧を調べる際は、役職の最新情報、統計の基準日、公安委員会の指定状況という3点を照合することが、誤った情報を避けるための基本です。人数だけで抗争の終結を判断したり、幹部人事を組長交代と混同したりせず、公表資料と報道を時系列で読み比べることが、2026年の勢力図を理解するための最も確かな手がかりとなります。 (出典: 山口組 組織 図 最新(Yahoo!ニュース))