五年生漢字は193字!185字との違い、無料プリント比較と家庭学習法を徹底解説
小学5年生で習う漢字は何字あるのでしょうか。2026年に家庭学習用の教材を探すと、193字と記載された一覧表がある一方、ちびむすドリルなどのページでは185字という表記も見つかります。数字が異なるため、どちらを使えばよいのか迷う保護者も少なくありません。
その違いは、2020年度から実施された新しい学習指導要領にあります。文部科学省による学年別漢字配当表の改訂で、小学5年生の配当漢字は185字から193字に変更されました。現在の学習に対応するには、漢字の数だけでなく、画数、音読み・訓読み、熟語、書き順、そして教材がどの学習指導要領に対応しているかを確認することが大切です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2026年時点の小学5年生の配当漢字は193字。185字は旧学習指導要領に基づく数字です。
- 要点2:ちびむすドリル、家勉キッズ、学習プリント.comは、それぞれ練習、読み方の確認、印刷用一覧表などに活用できます。
- 要点3:一覧表を眺めるだけでなく、読み方・熟語・書き取りテストを組み合わせると、漢字を文章の中で使う力も身につけやすくなります。
【2026年版の結論】小学5年生で習う漢字は全193字
現在の学年別漢字配当表では、小学5年生で学ぶ漢字は全193字です。2020年度から実施された新学習指導要領に対応した教材を選ぶときは、この数字を基準にすると判断しやすくなります。
文部科学省の「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説・国語編」では、学年別漢字配当表の改訂に伴い、学年ごとの漢字数が変更された経緯が説明されています。小学5年生だけを見ると8字の増加ですが、小学校6年間全体では、従来の1,006字から1,026字へと20字増えています。
ここで押さえたいのは、193字がすべて新しく追加されたわけではないという点です。学習負担への配慮から、以前は小学4年生で学んでいた漢字の一部が5年生へ移り、5年生で学んでいた漢字の一部は4年生や6年生へ移りました。都道府県名に使われる漢字の追加も、この改訂の背景にあります。
そのため、古い教材に185字と書かれていても、直ちに教材全体が間違っているとは限りません。旧学習指導要領に沿った教材なのか、現行の193字に対応しているのかを見分ける必要があります。

【全193字一覧】画数別に確認できる小学5年生の漢字
現行の学年別漢字配当表に基づく193字を、画数別に整理しました。学習の進み具合を確認したり、苦手な漢字を探したりするときに活用できます。
3画:久、士
4画:支、比、仏
5画:圧、永、可、刊、旧、句、史、示、犯、布、弁
6画:因、仮、件、再、在、団、任
7画:囲、応、快、技、均、告、災、志、似、序、条、状、判、防、余
8画:易、往、価、河、居、効、妻、枝、舎、述、招、制、性、毒、版、肥、非、武
9画:紀、逆、型、限、故、厚、査、政、祖、則、独、保、迷
10画:益、桜、格、個、耕、航、財、殺、師、修、素、造、能、破、粉、脈、容、留
11画:移、液、眼、基、寄、規、救、許、経、険、現、混、採、授、術、常、情、責、接、設、率、断、張、停、堂、得、貧、婦、務、略
12画:営、過、喜、検、減、証、象、税、絶、測、属、貸、貯、提、程、統、費、備、評、復、報、貿
13画:解、幹、義、禁、鉱、罪、資、飼、準、勢、損、墓、豊、夢
14画:演、慣、境、構、際、雑、酸、精、製、総、像、増、態、適、銅、複、綿、領、歴
15画:確、潔、賛、質、賞、導、編、暴
16画:衛、興、築、燃、輸
17画:講、謝、績
18画:額、織、職
19画:識
20画:護
この一覧は、漢字を画数別に探すための基礎資料です。漢字の形を確認するだけでなく、読み方や使い方も併せて覚えると、テストや文章を書く場面で知識を使いやすくなります。
なお、画数は書き取り練習を進める際の目安になりますが、画数を覚えただけで正確な字形が身につくわけではありません。とめ・はね・はらい、部首の位置、左右のバランスも意識して練習しましょう。
【193字と185字の違い】旧学習指導要領との変更点を整理
小学5年生の漢字一覧を検索すると、193字と185字の2種類が表示されることがあります。これは、主に平成20年告示の学習指導要領に基づく旧配当と、平成29年告示の新しい配当の違いによるものです。新しい配当は2020年度から実施されています。
文部科学省の解説に示された学年別漢字配当表の変更をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 旧学習指導要領 | 新学習指導要領 | 変更点 |
|---|---|---|---|
| 小学4年生 | 200字 | 202字 | 2字増加 |
| 小学5年生 | 185字 | 193字 | 8字増加 |
| 小学6年生 | 181字 | 191字 | 10字増加 |
| 小学校6年間の合計 | 1,006字 | 1,026字 | 20字増加 |
| 5年生への主な配当変更 | 旧配当を使用 | 4年生から21字が移動 | 5年生の学習対象が拡大 |
新しい配当で5年生に加わった漢字には、囲、紀、喜、救、型、航、告、殺、士、史、象、賞、貯、停、堂、得、毒、費、粉、脈、歴の21字があります。これらは旧配当では小学4年生で学ぶ漢字でした。
一方、旧配当で5年生に含まれていた漢字のうち、賀、群、徳、富は4年生へ、恩、券、承、舌、銭、退、敵、俵、預は6年生へ移りました。つまり、21字が加わり、13字が別の学年へ移った結果、5年生の配当は差し引き8字増えたことになります。
また、小学校全体に新たに追加された20字は、茨、媛、岡、潟、岐、熊、香、佐、埼、崎、滋、鹿、縄、井、沖、栃、奈、梨、阪、阜です。これらは都道府県名に使われる漢字で、新しい配当では主に小学4年生に割り当てられています。5年生の193字に、この20字がそのまま追加されたわけではありません。
185字と193字の違いは、単純な数え間違いではなく、学年別の配当変更によるものです。現行の学校学習に合わせる場合は、新学習指導要領対応と明記された教材を優先し、旧配当の教材を使う場合は不足する漢字や学年の違いを補うとよいでしょう。

【音読み・訓読み・書き順】一覧表を使いこなす方法
193字を効率よく覚えるには、漢字そのものを見て終わりにせず、読み方、画数、書き順、熟語をセットで確認することが大切です。小学5年生では、社会や理科の学習でも使う漢字が増え、日常会話だけでは触れる機会が少ない言葉も登場します。
音読み・訓読みは、熟語や文の中で覚える
音読みは中国から伝わった読み方をもとにしたもの、訓読みは漢字の意味に対応する日本語の読み方です。例えば、「移」は音読みで「イ」、訓読みで「うつる」「うつす」と読みます。「移動」「移転」「場所が移る」のように例を並べると、読み方と意味を結び付けやすくなります。
同じ漢字でも、使う言葉によって読み方が異なります。「易」には「エキ」「イ」「やさしい」などの読み方があり、「貿易」「容易」「易しい」といった熟語や言葉で使い分けます。漢字辞典や読み方検索を使うときは、すべての読みが小学5年生で習う範囲とは限らない点にも注意してください。
画数と書き順は、実際に書いて確認する
画数は、漢字の点画がいくつあるかを示します。書き順は、その点画をどの順番で書くかというルールです。画数が合っていても、書き順や字形が不正確なことはあります。初めて書く漢字は、番号付きの書き順図やアニメーションを見ながら、ゆっくり書くのがおすすめです。
特に、左右の部分の大きさ、上下の間隔、部首の位置は、何度も書くうちに自己流になりやすい部分です。お手本を見て一度書き、次にお手本を隠して書き、最後に見比べる手順なら、どこを直すべきか把握できます。
熟語は意味まで説明できるかを基準にする
「基」なら「基準」「基礎」、「術」なら「技術」、「営」なら「営業」「経営」など、複数の熟語を一緒に覚えると語彙が広がります。ただし、熟語を丸暗記するだけでは、文中で正しく使えるとは限りません。「基準を決める」「技術を学ぶ」のように短い文を作ると、意味と使い方を確認できます。
読み方、画数、熟語を一度にすべて覚えようとする必要はありません。最初は正しい形と基本の読みを確認し、次に熟語、最後に文章の中での使い方へと段階を分けると、負担を抑えながら復習できます。
【無料プリント比較】ちびむすドリル・家勉キッズ・学習プリント.comの選び方
小学5年生の漢字を家庭で学習するなら、無料の一覧表や練習プリントを活用する方法があります。ただし、同じ「漢字プリント」でも、一覧を確認するためのもの、書き取りを繰り返すもの、読み方を調べるものでは役割が違います。目的に合わせて使い分けることがポイントです。
1.ちびむすドリル:書き取り練習とテストを組み合わせたい家庭向け
ちびむすドリルには、小学5年生の漢字練習プリント、書き取りテスト、漢字一覧ポスター、漢字カードなどの教材があります。練習プリントは複数枚に分かれており、1文字ずつ書く練習から、覚えた漢字をテストで確かめる段階まで利用できます。
注意したいのは、サイトの案内ページに185字という表記がある一方、同サイト内の新学習指導要領対応の漢字テストには193字と明記されていることです。ページによって対象字数の説明が異なるため、ダウンロードする教材のタイトル、対象範囲、答えの有無を個別に確認してください。練習プリントとテストを組み合わせる場合も、現行の193字を網羅できるか確認しておくと安心です。
2.家勉キッズ:読み方・画数・熟語を調べたい家庭向け
家勉キッズの「小学校五年生で習う漢字 一覧(新要領)」は、2020年度からの学習指導要領に対応した193字の一覧です。画数別の分類に加え、音読み・訓読みや使用例を確認でき、漢字を入力して探す機能もあります。
同サイトには旧学習指導要領に基づく185字の一覧も用意されています。新旧の違いを調べたいときに、どちらの配当を参照しているか比較しやすい点が特徴です。書き取り問題を大量に解くというより、読み方や意味を調べる辞書代わりの使い方に向いています。
3.学習プリント.com:印刷して目につく場所に貼りたい家庭向け
学習プリント.comでは、小学5年生の漢字一覧表を無料で利用でき、漢字のみのタイプや画数付きのタイプなどが用意されています。A4・A3のサイズや複数の色から選べるため、用途に合わせて印刷しやすいのが特徴です。
漢字のみの一覧は、覚えているかを自分で確認する用途に適しています。画数付きは書き方を確認するときに便利で、チェック表は学習済みの漢字を記録したいときに使えます。筆順付きの一覧表もあるため、書き順を重点的に練習したい場合は、通常の一覧表と区別して選ぶとよいでしょう。
4.A4とA3は、使う場所と目的で選ぶ
A4は、ノートやファイルに挟んで持ち運びたい場合や、机の上で確認したい場合に扱いやすいサイズです。A3は、壁や学習スペースに貼って一覧を見渡したい場合に適しています。大きい用紙を選べば必ず覚えやすくなるわけではないため、子どもが自分で探しやすいか、文字が見やすいかを基準にしましょう。
無料プリントを選ぶときは、次の基準で判断すると迷いにくくなります。
- 漢字の数を確認したい:現行の193字が掲載された一覧表を選ぶ。
- 書き取りを練習したい:書き込み欄があり、答えを確認できる練習プリントを選ぶ。
- 読み方や熟語を調べたい:音訓や使用例を確認できる一覧・検索ページを使う。
- 書き順が苦手:画数だけでなく、筆順を図やアニメーションで確認できる教材を選ぶ。
- 学習の進み具合を把握したい:チェック欄付きの一覧表や書き取りテストを使う。
どの教材が最も優れているかは、学習の目的によって変わります。193字の一覧を1枚にまとめた教材だけで練習を完結させようとせず、一覧表、練習プリント、テストを役割別に組み合わせると、知識の確認から定着まで進めやすくなります。

【家庭学習と復習方法】193字を無理なく定着させる手順
小学5年生の漢字学習では、193字を一度に覚えようとするより、学習する範囲を分けて繰り返すほうが取り組みやすくなります。学校の授業進度に合わせながら、苦手な漢字を少しずつ減らす仕組みを作りましょう。
ステップ1:一覧表で、知っている漢字と苦手な漢字を分ける
最初に193字の一覧を見て、読める漢字、書ける漢字、読み方や形に自信がない漢字を区別します。すでに正しく書ける漢字に時間をかけすぎず、間違えやすい漢字に練習時間を回すのがポイントです。チェック表があれば、できた漢字を記録しながら進められます。
ステップ2:1回の練習範囲を小さく区切る
1日に学習する漢字の数は、学校の進度や本人の理解度に合わせて決めます。例えば、5〜10字程度を目安にし、正しい形、読み方、熟語を確認してから書き取りに進む方法があります。難しい漢字が多い日は、数を減らしても構いません。重要なのは、書けたかどうかを確かめる時間を残すことです。
ステップ3:お手本を見て書いた後、何も見ずに書く
練習用プリントで何度も書くことは役立ちますが、見本を写すだけでは、覚えたつもりになってしまうことがあります。数回書いたらお手本を隠し、読み方や意味から漢字を思い出して書いてみましょう。最後にお手本と見比べ、間違えた部分を確認します。
ステップ4:書き取りテストで、送り仮名も確認する
漢字そのものが書けても、送り仮名が違っていれば正しい書き取りとはいえません。「移る」「移す」のように、漢字だけでなく送り仮名まで含めて練習しましょう。ちびむすドリルなどの書き取りテストを使えば、覚えた漢字を自力で書けるか確認できます。
ステップ5:間違えた漢字を翌日以降にもう一度解く
間違えた漢字は、答えを見て直すだけで終わらせず、少し時間を置いてから再び書きます。翌日、数日後、週末などに同じ漢字を確かめると、記憶が定着しているか判断しやすくなります。すでに正しく書ける漢字は復習の間隔を延ばし、苦手な漢字は短い間隔で確認する方法も有効です。
家庭学習で大切なのは、練習した枚数よりも、最終的に何も見ずに正しく書けるかどうかです。漢字の形、読み方、意味、使い方を段階的に確認すれば、書き取りテストへの対策だけでなく、国語の文章読解や社会・理科の学習にもつながります。
【五年生漢字】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小学5年生で習う漢字は193字ですか、185字ですか?
A1:2026年時点で基準となる現行の学年別漢字配当表では193字です。185字は旧学習指導要領に基づく数字で、2020年度からの改訂によって5年生の配当が8字増えました。
Q2:小学5年生の漢字一覧表やPDFは無料でダウンロードできますか?
A2:ちびむすドリルや学習プリント.comなどで、無料の漢字練習プリント、一覧表、書き取りテストを利用できます。家勉キッズでは、193字の一覧に加えて画数や音訓、使用例を調べられます。教材によって対象範囲が異なる場合があるため、現行の193字に対応しているか確認しましょう。
Q3:小学5年生の漢字は、一覧表を見て書き写すだけで覚えられますか?
A3:書き写しは字形を覚えるための練習になりますが、それだけでは自力で書けるか判断しにくい場合があります。お手本を隠して書く練習、音読み・訓読みの確認、熟語を使った短文作り、書き取りテストを組み合わせるのがおすすめです。
Q4:漢字一覧表はA4とA3のどちらがよいですか?
A4はノートやファイルに挟んで使いたい場合、A3は壁などに貼って一覧を見渡したい場合に向いています。どちらも、文字が見やすく、必要な漢字を自分で探せることを基準に選びましょう。
Q5:193字すべての音読み・訓読みを小学5年生のうちに覚える必要がありますか?
A5:まずは学校で学ぶ読み方と、授業や教材に登場する熟語を確実に身につけることが基本です。漢字辞典や検索サイトには中学校・高校で学ぶ読み方も掲載されることがあるため、すべての読みを同じ学年で覚えなければならないと考える必要はありません。
まとめ:今後の学習で失敗しないための判断基準
小学5年生で習う漢字は、現行の学年別漢字配当表で193字です。185字という数字は旧学習指導要領に基づくものであり、5年生へ21字が移り、13字が4年生や6年生へ移った結果、配当が8字増えました。数字の違いを理解しておけば、教材選びで混乱しにくくなります。
家庭学習では、ちびむすドリルで書き取り練習やテストを行い、家勉キッズで読み方・画数・熟語を確認し、学習プリント.comの一覧表で学習範囲を管理するなど、それぞれの教材の特徴を生かす方法があります。無料かどうかだけで判断せず、現行の193字に対応しているか、目的に合った練習ができるかを確認しましょう。
最初から193字すべてを完璧にしようとする必要はありません。まずは一覧表で苦手な漢字を見つけ、正しい書き順と読み方を確認し、熟語や文章の中で使い、最後に書き取りテストで確かめる。この繰り返しが、漢字を覚えるだけでなく、実際に使える知識へとつなげる近道です。 (出典: 五 年生 漢字(Yahoo!ニュース))