しそジュースの作り方を徹底解説!赤しその分量・色のコツ・保存期間まで完全攻略
しそジュースは、旬の赤しそを煮出し、砂糖とクエン酸などの酸味料を加えて作る、爽やかな酸味と鮮やかな赤色が魅力の飲み物です。材料は比較的シンプルですが、赤しその選び方や煮出し時間、砂糖の分量、酸味料を加えるタイミングによって、色や風味、保存のしやすさが変わります。
初めて作るなら、まずは赤しその葉300g、水1.8L、砂糖450〜600g、クエン酸20〜25gを基本にするのがおすすめです。この記事では、赤しその下処理から煮出し方、クエン酸がないときのお酢による代用、きれいな赤色に仕上げるコツ、冷蔵・冷凍保存、砂糖なしで作る場合の注意点まで、家庭で実践できる手順に沿って解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の分量:赤しその葉300g、水1.8L、砂糖450〜600g、クエン酸20〜25gを目安にする。
- 鮮やかな赤色のコツ:葉を煮出してこした後に酸味料を加えると、赤紫色から明るい赤色へ変化しやすい。
- 保存の基本:清潔な容器に入れて冷蔵し、長く保存したい場合は小分け冷凍する。砂糖や酸味料を使っても、保存性が保証されるわけではない。
【材料選び】赤しその旬はいつ?青しそとの違いも解説
しそジュース作りで最初に確認したいのが、使用するしその種類と鮮度です。鮮やかな赤色のジュースを目指すなら、基本的には赤しそを選びます。
赤しその旬は6〜7月ごろ
赤しそが出回る時期は、一般に梅雨から初夏にかけてです。地域や栽培条件によって異なりますが、6〜7月ごろは生の赤しそを入手しやすい時期にあたります。
大阪府が紹介する茨木市の「見山の赤しそ」では、収穫期は6月上旬から7月上旬ごろとされています。地域によって旬がずれるため、店頭で見かけたら葉の状態を確かめ、鮮度のよいうちに加工するとよいでしょう。
おいしい赤しその選び方
- 葉の赤紫色が濃く、色むらが少ないもの
- 葉にハリがあり、しおれや変色が目立たないもの
- 黒ずみや傷み、異臭がないもの
- 葉を外した後に、十分な量を確保できるもの
レシピに記載されている重量は、葉だけの重量なのか、茎を含む重量なのかによって仕上がりが変わります。この記事では、特に断りがない限り、茎を除いた葉の重量を基準にします。
赤しそジュースと青しそジュースの違い
赤しそと青しそは、同じしその仲間でも、ジュースにしたときの色合いが異なります。赤しそは赤紫色の色素を含むため、酸味料を加えると鮮やかな赤色に仕上がりやすいのが特徴です。
青しそでもジュースは作れますが、赤しそと同じような鮮やかな赤色にはなりません。青しそを使うレシピでは、薄い色合いから褐色がかった色になる場合もあります。見た目の華やかさを重視するなら赤しそ、香りを楽しみたいなら青しそも選択肢になります。

【基本レシピ】しそジュースの作り方を5つの手順で解説
ここからは、家庭で作りやすい赤しそジュースの基本レシピを紹介します。煮出し時間や材料の配合にはレシピごとに違いがありますが、最初は分量を決めて作ると、次回以降の調整もしやすくなります。
材料(原液約1.5〜2Lを目安)
- 赤しその葉:300g
- 水:1.8L
- 砂糖:450〜600g
- クエン酸:20〜25g
砂糖は上白糖、グラニュー糖、氷砂糖などを使えます。種類によって甘さの感じ方や風味は多少変わります。なお、完成量は葉の状態や煮詰め具合、こすときの液の残り方によって変わるため、原液の量は目安です。
手順1:赤しその葉を摘み、よく洗う
赤しその葉を茎から外し、流水で丁寧に洗います。葉の裏側や葉柄の付け根には土や細かな汚れが残りやすいため、水を替えながら洗うと安心です。洗い終わったら、ざるに上げて水を切ります。
手順2:沸騰した湯で煮出す
鍋に水1.8Lを入れて沸騰させ、赤しその葉を数回に分けて加えます。葉が湯に浸かるように菜箸などで押し入れ、再び煮立ったら中火から弱めの中火で5〜10分ほど煮出します。
レシピによっては15分程度煮る方法もありますが、長時間煮続ける必要はありません。葉の色が抜けて緑色っぽくなり、煮汁に色が移ったら、いったん状態を確認しましょう。煮すぎると、香りが弱くなったり、えぐみが出たりする場合があります。
手順3:葉を取り出し、煮汁をこす
火を止め、ざるや目の細かいこし器で煮汁をこします。細かな葉が残ると、完成したジュースの透明感が損なわれることがあります。
葉を押さえて液を回収する場合は、強く絞りすぎないのがポイントです。無理に絞ると、葉の細かな組織やえぐみまで入り、口当たりが悪くなる場合があります。
手順4:砂糖を溶かす
こした煮汁を鍋に戻し、砂糖を加えて弱火で混ぜながら溶かします。砂糖が底に残らないように、鍋底をなぞるように混ぜてください。
長期間の保存を想定する場合、砂糖を大幅に減らすのは避けたいところです。カゴメのレシピ解説でも、砂糖が少ないと長期保存中にカビが発生しやすくなる点が紹介されています。甘さを控えたい場合は、保存期間を短くするか、少量ずつ作って早めに飲み切る方法が現実的です。
手順5:火を止めてクエン酸を加える
砂糖が溶けたら火を止め、クエン酸を加えてよく混ぜます。加えた直後に、煮汁の色が赤紫色から鮮やかな赤色へ変わることがあります。
完成した原液は、清潔な保存容器に移します。熱い液体を入れられる容器かどうかは、製品の説明に従って確認してください。容器が十分に冷めたら、冷蔵庫で保存します。
【分量の目安】砂糖・クエン酸・お酢はどれくらい必要?
しそジュースのレシピは、赤しそと水の比率、砂糖の量、酸味料の種類によって配合が異なります。JAあいち中央のレシピでは赤しそ300g、水1.8L、砂糖300g、クエン酸またはレモン汁を使う方法が紹介されています。一方、長めの保存を意識したレシピでは、砂糖をより多く使う場合があります。
どの配合が正解というわけではありません。すぐに飲むのか、原液として保存したいのかを先に決めると、分量を選びやすくなります。
| 材料・項目 | 分量の目安 | 役割・注意点 |
|---|---|---|
| 赤しその葉 | 300g | 茎を除いた葉の重量を基準にする |
| 水 | 1.8L | 葉を煮出すための水 |
| 砂糖 | 450〜600g | 甘さを調整する。長期保存を意識するなら大幅に減らさない |
| クエン酸 | 20〜25g | 酸味を加え、赤色を引き出す |
| りんご酢 | 150〜200ml程度 | クエン酸の代用候補。酢の風味が残る |
| レモン果汁 | 120ml程度 | 代用候補。酸味や色合いは果汁の状態で変わる |
| 飲むときの希釈 | 原液1:水または炭酸水3〜4 | まず薄めに作り、好みで調整する |
砂糖の分量は甘さだけで決めない
砂糖は甘味をつけるだけでなく、シロップの保存性にも関係します。カゴメのレシピ解説では、クエン酸を使う場合、水1Lに対して砂糖250g以上を長期保存を考慮した目安として紹介しています。ただし、この分量を満たせば家庭での保存が必ず安全になるという意味ではありません。
砂糖を減らして作る場合は、通常の濃縮シロップと同じ保存期間を期待せず、冷蔵で早めに飲み切ることを優先してください。甘さの調整と保存性は、別々に考えることが大切です。
クエン酸がないときはお酢で代用できる
クエン酸が手元にない場合は、りんご酢や穀物酢を使うレシピもあります。カゴメが紹介する配合では、赤しその葉300g、水1.8L、砂糖300〜500gに対して、りんご酢150〜200mlが目安です。
JAあいち中央のレシピでは、クエン酸の代わりにレモン汁を使う方法も紹介されています。ただし、酢やレモン果汁は酸味の強さや香りが異なるため、クエン酸と単純に同じ重量へ置き換えられるわけではありません。
また、酸味料を加えたことだけで長期保存が保証されるわけではありません。酢を使う場合も、清潔な容器と冷蔵保存を基本にしてください。

【色鮮やかに仕上げる】赤色のコツと白く濁る原因・対策
しそジュースの魅力は、透明感のある赤色です。色を決めるのは赤しその状態だけではありません。煮出し方、こし方、酸味料を加えるタイミングも仕上がりに関係します。
きれいな赤色にする3つのコツ
- 赤しそを十分に洗う:汚れや細かな葉のかけらを取り除き、仕上がりの透明感を高める。
- 煮出しすぎない:葉の色が抜けて煮汁に色が移ったら、必要以上に長く加熱しない。
- こした後に酸味料を加える:クエン酸などの酸を加えると、色素の性質によって赤色が鮮やかに見えやすくなる。
JAあいち中央のレシピでも、赤しそを煮出した後にクエン酸またはレモン汁を加える手順が紹介されています。酸味料を加えた瞬間に色が変化するのは、しその色素が酸性条件で異なる色合いを示すためです。
ただし、赤しその品種や鮮度、煮出し液の濃さによって色の出方には差があります。写真のような鮮やかな赤色にならなくても、必ずしも作り方を間違えたとは限りません。
しそジュースが白く濁る原因は?
白っぽい濁りが出た場合は、まず作った直後なのか、保存中に変化したのかを確認します。原因によって対処が異なるため、見た目だけで安全性を判断しないことが重要です。
- 作った直後の濁り:細かな葉の破片や不純物が残っている可能性がある。こし方が粗い場合は、目の細かいこし器を使うと改善することがある。
- 砂糖が十分に溶けていない:底に砂糖が残ることがあるため、加熱中によく混ぜて溶かす。
- 保存中に濁りが増えた:微生物の増殖や発酵などが疑われる。泡、異臭、ぬめり、容器の膨張などがあれば飲まない。
濁りだけで原因を特定することはできません。特に、保存中に急に白く濁った場合や、以前と違うにおいがする場合は、味見をして確かめようとせず、廃棄してください。加熱し直せば必ず安全になるわけでもありません。
【保存方法と日持ち】冷蔵・冷凍の目安、砂糖なしで作る場合の注意点
手作りのしそジュースは、使用する砂糖の量、酸味料、加熱方法、容器の衛生状態、保存温度によって日持ちが変わります。市販品のように保存条件が一律に管理されているわけではないため、家庭で作ったものは慎重に扱いましょう。
冷蔵保存は短期間を基本にする
完成した原液は、よく洗浄した保存容器に入れ、冷蔵庫で保管します。容器の洗浄・消毒を行い、使用するスプーンや注ぎ口にも汚れが付かないようにしてください。飲む分だけを別のグラスに注ぎ、容器へ直接口をつけるのは避けます。
家庭で作る場合、まずは1週間程度で飲み切る計画にすると管理しやすくなります。砂糖が多いレシピなどでは、より長く保存できる場合もありますが、家庭での衛生状態や容器、温度によって変わるため、数週間から数か月の日持ちを一律に保証することはできません。
冷蔵庫に入れていても、においの変化、泡立ち、カビ、ぬめり、容器の膨張が見られた場合は飲まないでください。調理後は室温に長時間放置せず、粗熱が取れたら速やかに冷蔵することも大切です。
冷凍保存なら小分けにして使える
一度に大量に作った場合や、旬の時期にまとめて仕込みたい場合は、冷凍保存が便利です。清潔な製氷皿や冷凍対応容器に小分けし、凍ったら密閉できる冷凍用袋などに移すと、必要な分だけ取り出せます。
容器いっぱいまで液体を入れると、凍結による膨張で容器が破損することがあります。冷凍対応の容器を使い、膨張する余裕を残してください。風味を保つための目安としては、2〜3か月程度で使い切る計画がおすすめです。解凍したものは冷蔵し、再冷凍を繰り返さないようにしましょう。
砂糖なしのしそジュースは作れる?
砂糖を入れずに作ることもできます。赤しそを煮出してこし、クエン酸やレモン果汁などで酸味を調整すれば、甘さのないしそエキスとして楽しめます。
ただし、砂糖を使った濃縮シロップとは保存条件が異なります。砂糖なしのものは保存性を期待しにくいため、少量ずつ作り、冷蔵して早めに飲み切ることを基本にしてください。作り置きする場合は、小分け冷凍を利用すると管理しやすくなります。
なお、砂糖の代わりに甘味料やはちみつを加えても、それだけで長期保存が可能になるわけではありません。糖分を控えたい場合は、保存期間を延ばすことより、必要な分だけ作ることを優先しましょう。

【プロの結論】希釈割合と飲み方のアレンジ、失敗しない判断基準
しそジュースをおいしく作るうえで大切なのは、最初から完璧な色や甘さを目指すことよりも、材料の比率と保存方法を決めておくことです。初回は基本の配合で作り、次回から酸味や甘味を少しずつ調整すると、自分好みの味を見つけやすくなります。
原液の希釈割合は1:3〜4から試す
しそジュースの原液は、一般に水や炭酸水で3〜4倍程度に薄めると飲みやすくなります。ここでいう「4倍に薄める」は、原液1に対して水などを3加え、合計4の飲料にする意味で使われる場合もあるため、レシピの表記を確認してください。
最初は原液を少なめにし、酸味や甘さを確認しながら濃さを調整すると失敗しにくくなります。氷を加えると、溶けた水で味が薄まる点も考慮しましょう。
おすすめの飲み方・アレンジ4選
- 炭酸割り:炭酸水で割ると、酸味が際立つ爽やかなドリンクになる。
- レモン入り:少量のレモン果汁を加えると、香りと酸味に変化が出る。
- ヨーグルトやかき氷にかける:原液をシロップとして使うと、手軽なデザートになる。
- ゼリーやアイスキャンディーにする:薄めたジュースをゼラチンや寒天で固めたり、冷凍用の型に入れて凍らせたりすると、夏のおやつに活用できる。
砂糖を多く含む原液は、薄めても糖分を含みます。甘さを控えたい場合は希釈を濃くするのではなく、原液の使用量を減らす方法もあります。また、酸味が強い飲み物が苦手な人や子どもには、少量から試して好みに合わせて調整してください。
酸性の飲料を保存する際は、容器にも注意が必要です。堺市は、酸性飲料を金属製容器に入れると、金属が溶け出すおそれがあるとして注意を呼びかけています。保存には、飲料への使用が想定されたガラス容器や適切な食品用容器を選びましょう。
しそジュース作りで失敗を避ける判断基準は、次の3点です。
- 鮮やかな赤色を重視するなら、赤しそを使い、酸味料を加える工程を省かない。
- 甘さ控えめを優先するなら、砂糖を減らす前に、短期間で飲み切れる量に調整する。
- 長期保存を優先するなら、自己判断で常温保存せず、衛生的な容器と冷蔵・冷凍を基本にする。
【しそジュース作り方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:しそジュースは赤しそ300gに対して砂糖を何g入れればよいですか?
A1:水1.8Lを使う基本レシピでは、砂糖450〜600gを目安にできます。甘さを控えることはできますが、砂糖を減らすほど保存性が変わるため、少量を作って早めに飲み切る方法がおすすめです。
Q2:クエン酸がない場合、お酢で代用できますか?
A2:代用できるレシピがあります。赤しその葉300g、水1.8Lに対して、りんご酢150〜200ml程度が一つの目安です。酢の種類によって香りや酸味が変わるため、クエン酸と同じ重量で置き換えず、レシピに沿って調整してください。
Q3:しそジュースをきれいな赤色にするにはどうすればよいですか?
A3:赤しその葉を煮出して葉を取り除き、煮汁をこした後にクエン酸やレモン果汁などの酸味料を加える方法が基本です。酸を加えると色が鮮やかになることがありますが、葉の品種や状態によって色合いには差が出ます。
Q4:しそジュースは冷蔵庫で何日くらい保存できますか?
A4:配合や衛生状態によって異なります。家庭で作ったものは、まず1週間程度で飲み切る計画にすると管理しやすくなります。砂糖や酸味料を使っていても安全な保存期間が自動的に決まるわけではありません。長く保存したい場合は小分け冷凍を検討してください。
Q5:砂糖なしでもしそジュースは作れますか?
A5:作れます。赤しそを煮出してこし、クエン酸やレモン果汁などで酸味を調整してください。ただし、砂糖を使ったシロップに比べて保存性を期待しにくいため、少量ずつ作り、冷蔵して早めに飲み切ることが大切です。
Q6:しそジュースが白く濁った場合、飲んでも大丈夫ですか?
A6:濁りだけで安全かどうかは判断できません。作った直後なら細かな葉の破片などが原因の可能性もありますが、保存中に急に濁った場合や、泡、異臭、ぬめり、カビなどが見られる場合は飲まずに廃棄してください。
まとめ:旬の赤しそを生かし、分量と保存方法を守って楽しもう
しそジュースは、赤しその葉を洗って煮出し、煮汁をこして砂糖と酸味料を加えるだけで作れる、季節感のある飲み物です。初めてなら、赤しその葉300g、水1.8L、砂糖450〜600g、クエン酸20〜25gを基本にすると、分量を調整しながら作りやすくなります。
色鮮やかに仕上げるには、葉を煮出しすぎず、こした後に酸味料を加えるのがポイントです。クエン酸がなければ、りんご酢やレモン果汁を使うレシピもあります。ただし、酸味料や砂糖の量を調整するときは、味だけでなく保存性への影響も考えてください。
保存は清潔な容器での冷蔵を基本にし、長く楽しみたい場合は小分け冷凍を活用します。砂糖なしのレシピも可能ですが、日持ちを期待せず、必要な分だけ作るのが安心です。旬の赤しそが手に入ったら、まずは基本の配合で作り、炭酸割りやゼリーなど、自分に合った楽しみ方を見つけてみてください。 (出典: しそ ジュース 作り方(Yahoo!ニュース))