ストレンジャー・シングス2のあらすじ全9話と最終回の結末・伏線を徹底解説
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2は、少年ウィル・バイヤーズが裏側の世界から生還した後も、ホーキンスの町に新たな恐怖が広がっていくSFホラードラマです。新キャラクターのマックス、謎の生命体デモドッグ、そして巨大な影の怪物マインド・フレイヤーが登場し、物語は前作よりも大きなスケールへと発展します。
2017年10月27日に配信されたシーズン2は、全9話で構成されています。2026年にシリーズを振り返るうえでも押さえておきたいのは、ウィルに起きる異変の理由、イレブン(エル)が自分の過去と向き合う過程、そして最終話で閉じられるゲートの意味です。この記事では、Netflix公式のTudumによる作品解説や日本の番組情報を踏まえ、全9話のあらすじから結末、重要な伏線までネタバレありで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- あらすじ:ウィルの体にマインド・フレイヤーが侵入し、ホーキンス全体が裏側の世界の脅威にさらされる。
- 怪物の正体:デモドッグはデモゴルゴンの幼体で、マインド・フレイヤーは怪物たちを統率する存在として描かれる。
- 最終回の結末:エルがゲートを閉じ、ウィルは支配から解放される。しかし、裏側の世界の脅威が完全に消えたわけではない。
【ストレンジャー・シングス2】のあらすじと配信日・基本情報
シーズン2の舞台は、前作の事件から約1年後となる1984年のインディアナ州ホーキンスです。町は一見、日常を取り戻したように見えます。しかし、裏側の世界で経験した恐怖はウィルの心身に深い傷を残しており、彼は突然、別の世界の光景を見るようになります。
一方、前作のラストで姿を消したイレブンは死亡したわけではありません。警察署長ジム・ホッパーに保護され、人目を避けながら生活していました。マイクたちに会いたいイレブンと、彼女を危険から守ろうとするホッパーの間にも、次第に衝突が生じます。
このシーズンでは、怪物との戦いだけでなく、失われた日常を取り戻そうとする子どもたちの葛藤が描かれます。さらに、新たな仲間マックスや、ウィルの母ジョイスを支えるボブ、過去の事件を追うマレーらが加わり、複数の物語が終盤に向けて結びついていきます。
Netflix公式の作品情報と各話ガイドをもとに整理した基本情報は、次のとおりです。
- 作品名:『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2
- 配信開始日:2017年10月27日
- 話数:全9話
- 主なジャンル:SF、ホラー、ミステリー、青春ドラマ
- 主な舞台:1984年のホーキンスと裏側の世界
- 主要テーマ:トラウマ、仲間との絆、家族、自己決定、異世界の脅威
2026年に視聴する場合も、シーズン2はシーズン1で生じた謎を掘り下げながら、後続シーズンにつながる世界観を広げる重要な位置づけにあります。とりわけ、ウィルとマインド・フレイヤーの関係は、この先の物語を理解するための重要な手掛かりです。
【全9話を時系列で解説】ストレンジャー・シングス2のあらすじと重要な出来事
ここからは最終回までのネタバレを含みます。全9話の流れを追うと、ウィルの異変、デモドッグの増殖、イレブンの過去、そしてゲートを閉じる作戦が、別々の事件ではなく一つの脅威につながっていることが分かります。
| 話数・エピソード | 主なあらすじ | 見どころ・伏線 |
|---|---|---|
| 第1話「マッドマックス」 | ゲームセンターに新たな強豪マッドマックスが現れる。ホッパーは腐敗したカボチャ畑を調査し、イレブンの隠された生活も描かれる。 | マックスの登場と、町の地下で進行する異変。 |
| 第2話「変わり者たちのハロウィン」 | ハロウィーンの夜、ウィルは裏側の世界の恐ろしい幻覚を見る。マイクはイレブンが戻ってくることを願い続ける。 | ウィルの症状が単なるトラウマではない可能性。 |
| 第3話「未知なる生物」 | ダスティンは奇妙な生物を拾い、ダートと名付けて育てる。ウィルの異変は悪化し、ジョイスは息子を救おうとする。 | ダートの正体と、ウィルが怪物に反応する理由。 |
| 第4話「賢者ウィル」 | ウィルの幻覚に巨大な影の怪物が現れ、ついに彼の体へ侵入する。ホッパーは町の地下に広がる異常を調査する。 | マインド・フレイヤーとウィルの接続が明らかになる。 |
| 第5話「ディグダグ」 | ホッパーは地下のトンネルで危険に遭遇する。ナンシーとジョナサンはバーブの死の真相を追い、イレブンは出生の秘密を探る。 | 地下トンネルの広がりと、研究所の隠蔽体質。 |
| 第6話「スパイ」 | ウィルは怪物の行動を感じ取れる一方、その情報を利用されてしまう。ダスティンとスティーブはデモドッグへの対処に奔走する。 | ウィルが敵の位置を知らせるスパイにされている。 |
| 第7話「姉妹の契り」 | イレブンは過去の仲間にあたるカリと出会い、自分の能力や怒りとの向き合い方を学ぶ。 | 008の能力と、イレブンが選ぶ生き方。 |
| 第8話「マインド・フレイヤー」 | ホーキンス研究所がデモドッグの襲撃を受ける。ボブは仲間を救うために行動するが、悲劇に見舞われる。 | 怪物たちの集合的なつながりと、熱が弱点であること。 |
| 第9話「ゲート」 | 仲間たちはウィルを支配から解放し、イレブンは研究所のゲートを閉じるために力を振り絞る。 | ウィルの救出、エルの決断、そして残された脅威。 |
全体の流れを理解するうえで重要なのは、第3話から第6話にかけて、ウィルの異変とダートの成長が並行して進む点です。最初は小さな怪奇現象に見えたものが、町の地下に広がるトンネル、研究所の危機、そして複数の怪物を統率する存在へとつながっていきます。
また、第7話はホーキンスを離れてイレブンの過去を描くため、ほかのエピソードとは雰囲気が異なります。しかし、この寄り道は最終話で彼女が発揮する力と、力を使う目的を理解するための重要な準備です。
【マインド・フレイヤーとデモドッグの正体】ウィルに起きた異変の理由
シーズン2のホラー要素を理解するには、マインド・フレイヤー、デモドッグ、裏側の世界の関係を整理する必要があります。3者は別々の怪物というよりも、互いに連動する脅威として描かれています。
マインド・フレイヤーは何者なのか
マインド・フレイヤーは、裏側の世界に存在する巨大な影の怪物です。複数の触手を持つ巨大な姿で現れ、ホーキンスの町を覆い尽くすかのように描かれます。その名前は、ダンジョンズ&ドラゴンズに登場する怪物から、マイクやダスティンたちが付けた呼び名です。
作中では、マインド・フレイヤーが地下のトンネルやデモドッグを一つの意識で統率しているような性質が示されます。Netflix公式のシーズン2解説でも、怪物のネットワークとウィルの接続が物語の中心として整理されています。
ただし、ここで注意したいのは、マインド・フレイヤーという名称が子どもたちの知っているゲームに由来する点です。ゲーム上の怪物と作中の存在が、設定まで完全に同一という意味ではありません。シーズン2の時点では、その起源や能力の全容が説明し尽くされているわけでもありません。
デモドッグの正体はデモゴルゴンの幼体
デモドッグは、シーズン1で登場したデモゴルゴンと同系統の生物です。作中では、成長段階の異なるデモゴルゴンの仲間を指す呼び名として使われています。
ダスティンが拾ったダートは、最初はオタマジャクシのような小さな生物に見えます。しかし、成長するにつれて危険な捕食者へと変化し、ダスティンの飼い猫まで襲ってしまいます。ダスティンがかわいがっていた生き物が、実は仲間たちを脅かす存在だったという皮肉が、この展開の恐ろしさです。
さらに、デモドッグたちは個別に動いているだけではありません。マインド・フレイヤーの指示に従うような行動を見せ、研究所への襲撃でも集団として機能します。第9話でトンネルを燃やす作戦が実行されるのも、地下のネットワークを破壊すれば怪物たちの動きを抑えられるという考えに基づいています。
ウィルの異変はトラウマだけではなかった
シーズン2の序盤では、ウィルが裏側の世界で受けた恐怖による心的外傷が、幻覚の原因だと考えられています。しかし、症状は次第に深刻になり、巨大な影の怪物が彼の体へ入り込む場面で状況が一変します。
ウィルは怪物が何を見て、どこへ向かい、何をしようとしているのかを感じ取れるようになります。これは便利な能力ではなく、敵と精神的につながってしまったことによる被害です。研究所が地下のトンネルを焼こうとするとウィルまで激しく苦しむのは、怪物への攻撃が彼の体にも影響するためです。
やがて、ウィルはマインド・フレイヤーに情報を利用され、仲間たちを危険にさらす存在になってしまいます。本人が裏切っているわけではなく、意思や感覚を支配されている点が重要です。彼を救うには、怪物を倒すだけでなく、ウィルと怪物の接続そのものを断ち切らなければなりません。
裏側の世界の仕組みと熱の伏線
裏側の世界は、ホーキンスと対応する場所が存在する、暗く不気味な異世界として描かれています。シーズン2では、そこから伸びるトンネルや触手が現実世界の土壌や植物を侵食し、町全体へと影響を及ぼしていることが明らかになります。
さらに、地下のトンネルに広がるネットワークは、ある場所への攻撃が別の場所に影響するという集合的なつながりを示しています。マインド・フレイヤー、デモドッグ、ウィルの異変は、この仕組みによって結びついているのです。
もう一つの重要な伏線が、熱に対する反応です。ウィルは物語の途中から、寒さとは反対の熱を嫌う怪物の性質を示唆する言動を見せます。最終話では、この性質を利用してウィルの体から怪物を追い出す作戦が実行されます。
つまり、シーズン2の怪物退治は、単に強い超能力で敵を倒す物語ではありません。敵の仕組みを観察し、弱点を見つけ、仲間が持つ知識や技術を組み合わせることで突破口を作る構成になっています。

【イレブン、マックス、カリ008】新キャラクターと能力の意味
シーズン2では、マックスという新しい仲間が子どもたちの輪に加わる一方、イレブンは自分がどこから来たのかを調べ始めます。この2つの流れは、仲間との関係を築く物語と、自分自身の正体を知る物語という対照的な役割を担っています。
マックスの初登場と物語上の役割
マックス・メイフィールドは、第1話「マッドマックス」で登場する少女です。ゲームセンターで高いスコアを記録し、スケートボードも得意な彼女は、ホーキンスの子どもたちにとって新鮮な存在になります。演じるのはセイディー・シンクです。
マックスは単に新しい恋愛相手として加わったキャラクターではありません。ルーカスやダスティンたちとの交流を通して、仲間の輪に入る難しさや、相手を信じるまでの距離感が描かれます。また、義兄ビリーとの関係には緊張感があり、家庭内での立場や自由の制限も物語に影を落とします。
終盤では、マックスも怪物との戦いに参加します。危険な状況で仲間を助け、最後にはルーカスとの関係にも変化が生まれます。シーズン2で彼女が加わったことは、シリーズの人間関係を次の段階へ進めるきっかけになりました。
イレブンの能力と出生の秘密
イレブンは、物体を動かす念動力や、離れた場所にいる人物を精神的に探る能力を持つ少女です。シーズン2では、ホッパーの小屋で暮らしながら、能力の訓練だけでなく、文字を覚えたり、自分の生活について考えたりする日々を送っています。
しかし、外出やマイクたちとの接触を制限されていることに不満を募らせ、彼女はホッパーと衝突します。その後、母親テリー・アイヴスに関する資料を見つけ、自分の過去をたどる旅に出ます。
イレブンの出生名はジェーン・アイヴスです。母テリーは、研究所に奪われた娘を取り戻そうとしましたが、ブレナー博士らの行為によって意思を十分に伝えられない状態に陥っていました。イレブンが自分の名前と過去を知ることは、研究所に付けられた番号だけではない、一人の人間としての自己認識を取り戻す過程でもあります。
カリ008の正体とイレブンとの違い
第7話「姉妹の契り」では、イレブンがカリと出会います。カリは研究所で「008」と呼ばれていた少女で、イレブンと同じく過去の実験に関わる人物です。演じるのはリネア・ベルテルセンです。
2人は超能力を持つ点では共通していますが、能力の性質は異なります。イレブンが物体を動かしたり、精神を通じて遠くの人物を探ったりするのに対し、カリは相手に実際には存在しない光景を見せるような幻覚を生み出せます。
カリは研究所に関わった人物への復讐を目指しており、イレブンにも怒りを力に変えるよう促します。ここで示されるのは、能力の強さだけではなく、その能力を何のために使うのかという問題です。
イレブンは一度カリたちの生き方に触れますが、ホッパーやマイクが危機に陥っていることを感じ取り、ホーキンスへ戻る道を選びます。復讐に突き進むのではなく、大切な人たちを守るために力を使う。この選択が、第9話の決断につながります。
【最終話のネタバレ】ストレンジャー・シングス2の結末と重要な伏線
最終話「ゲート」では、ホーキンスを襲う危機が一気に収束へ向かいます。ただし、問題を一つ解決すればすべてが終わるという単純な展開ではありません。ウィルの救出、デモドッグの足止め、ゲートの閉鎖という複数の作戦を、仲間たちが同時に進める必要があります。
ウィルをマインド・フレイヤーから救う
仲間たちは、ウィルがマインド・フレイヤーに支配されていることを理解し、彼と怪物を引き離す方法を探します。ウィルに対しては、母ジョイスや兄ジョナサン、マイクたちが思い出を語りかけ、本人の意識を取り戻そうとします。
一方、ジョイスたちは、怪物が熱を嫌う性質を利用する作戦を実行します。ウィルが怪物の支配下にあることを踏まえ、彼自身を傷つけないよう慎重に対処する必要があるものの、最後は強い熱によってウィルの体内から怪物の粒子を追い出します。
この場面の意味は、ウィルを単なる被害者として扱うのではなく、彼自身を取り戻すべき一人の仲間として描いていることです。怪物とのつながりを切るためには、仲間たちがウィルの人格や記憶を信じ続けることも必要でした。
ボブの死が残したもの
ホーキンス研究所で仲間たちが脱出を試みる場面では、ジョイスの恋人ボブが大きな役割を果たします。システムを再起動し、ロックされた扉を開くことで、ホッパーや子どもたちが逃げる道を作ります。
しかし、脱出の直前にデモドッグに襲われ、ボブは命を落とします。仲間たちが救われる一方で、彼自身は帰還できなかったという展開は、シーズン2の中でも特に重い場面です。
ボブは戦闘の専門家ではありません。それでも、知識と勇気を使って仲間を助けようとしました。彼の行動は、怪物と戦ううえで超能力や武器だけが重要なのではなく、それぞれの人物ができることを果たす姿勢が大切だと示しています。
エルがゲートを閉じる決断
ウィルが救出された後、イレブンはホッパーとともにホーキンス研究所へ向かいます。目的は、裏側の世界と現実世界をつなぐゲートを閉じることです。ゲートが開いたままであれば、マインド・フレイヤーやデモドッグが再びホーキンスへ侵入する危険が残ります。
一方、マイク、ダスティン、ルーカス、マックス、スティーブたちは、地下のトンネルに火を放ち、デモドッグを研究所から遠ざける作戦を実行します。ダスティンは、かつて自分が育てたダートをお菓子で引きつけ、仲間たちが逃げる時間を稼ぎます。ダートとの奇妙なつながりが、最後には仲間を救うために役立つのです。
研究所の地下へたどり着いたイレブンは、巨大なゲートを前にして能力を集中させます。カリとの経験を経て、自分の怒りや感情を力に変える方法を身につけた彼女は、ホッパーの援護を受けながらゲートを閉鎖します。
この決断は、イレブンが単に強力な能力を持つ少女から、自分の意志で力の使い道を決める人物へと成長したことを示しています。研究所に支配されてきた彼女が、今度は自分の選択によってホーキンスを守るのです。
結末はハッピーエンドなのか
物語は12月のスクールダンス「スノーボール」へと移ります。ホッパーはイレブンの養子縁組に必要な手続きを進め、彼女は正式にジェーン・ホッパーとして新たな生活へ向かうことになります。イレブンとマイクは初めてのダンスを踊り、ルーカスとマックスの関係にも進展が見られます。
しかし、最後の場面では、裏側の世界にあるホーキンス中学校の体育館が映し出されます。巨大なマインド・フレイヤーは依然として存在し、嵐の中で学校を見下ろしています。ゲートは閉じられたものの、敵そのものが消滅したわけではありません。
さらに、ウィルの体から追い出された怪物の粒子が、その後どうなったのかも明確には示されません。別の場所へ戻ったのか、別の宿主に影響を与えたのかという疑問が残ります。
つまり、シーズン2の結末は、登場人物たちの日常がひとまず戻ってきたという意味では希望に満ちていますが、異世界の脅威を完全に解決した結末ではありません。スノーボールの幸福な光景と、その裏側に立つ怪物の姿を対比させることで、シリーズは次の物語へとつながっていきます。

【キャスト・吹き替え一覧】主要人物とシーズン2の見どころ
シーズン2では、前作から続く主要キャストに加え、マックスやビリー、ボブ、カリなどの新しい人物が登場します。子どもたちの冒険に青春ドラマや家族の物語が重なることで、怪物との戦いだけではない魅力が生まれています。
Netflix公式の出演者情報と日本のTVガイドWebに掲載された吹き替えキャスト情報をもとに、主要人物を整理します。
- イレブン/エル:ミリー・ボビー・ブラウン。日本語吹き替えは釘宮理恵。超能力を持ち、研究所での過去と向き合う少女。
- マイク・ウィーラー:フィン・ヴォルフハルト。日本語吹き替えは大塲駿平。イレブンを大切に思い、仲間を支える少年。
- ダスティン・ヘンダーソン:ゲイテン・マタラッツォ。日本語吹き替えは林卓。好奇心旺盛で、ダートとの関係が事件を動かす。
- ジョイス・バイヤーズ:ウィノナ・ライダー。日本語吹き替えは園崎未恵。息子ウィルを救うために行動し続ける母親。
- ジム・ホッパー:デヴィッド・ハーバー。日本語吹き替えは山野井仁。イレブンを保護し、研究所と異世界の脅威に立ち向かう警察署長。
- ウィル・バイヤーズ:ノア・シュナップ。裏側の世界との接続によって苦しみ、物語の中心となる少年。
- マックス・メイフィールド:セイディー・シンク。ゲームやスケートボードが得意で、仲間たちに新たな変化をもたらす少女。
- ボブ・ニュービー:ショーン・アスティン。ジョイスを支え、研究所での脱出作戦に貢献する人物。
- カリ/008:リネア・ベルテルセン。幻覚を見せる能力を持ち、イレブンの過去を知る少女。
吹き替え版では、日本語の声によって登場人物の感情や会話のテンポを追いやすくなります。一方、英語音声では俳優本人の演技や声のニュアンスを直接楽しめます。Netflixの日本向け作品ページでは、日本語音声や字幕の対応状況を確認できます。利用できる音声・字幕は、視聴環境や作品の設定画面で確認すると確実です。
シーズン2を楽しむ際に注目したいのは、登場人物の数が増えたことで、物語の視点も広がっている点です。ウィルとジョイスの家族の物語、イレブンの自己探求、マックスを加えた子どもたちの関係、ナンシーとジョナサンによるバーブの死の追及が並行して進み、終盤で一つの危機へと収束していきます。
特にナンシーとジョナサンは、バーブの死を隠そうとする研究所の問題に向き合います。2人はマレーの協力を得て、世間に伝えられる説明を整えながら真相を明らかにしようとします。これは怪物との戦いとは異なる、秘密を隠蔽する組織に対する物語です。
【伏線考察】シーズン2で見落としやすい3つのポイント
シーズン2の伏線は、単に次のシーズンに登場する怪物を予告するためだけのものではありません。登場人物の心理、敵の仕組み、そして物語のテーマを補強する役割があります。特に注目したいのは、次の3点です。
1.ウィルの絵は異変の記録だった
ウィルが何枚もの紙に描き続ける絵は、最初は不安や混乱の表れに見えます。しかし、それらをつなげると、ホーキンスの地下に広がるトンネルの地図が浮かび上がります。ボブがその意味を読み解いたことで、地下に閉じ込められたホッパーを救う手掛かりが生まれます。
ここで重要なのは、ウィルが異変を感じ取る能力と、本人の意思が必ずしも一致していないことです。彼は情報を受け取っているものの、マインド・フレイヤーに支配されることで、その情報が仲間を危険に導く可能性もあります。同じ能力が救出の手掛かりにも罠にもなるという二面性が、物語の緊張感を高めています。
2.ダートとの関係は怪物の仕組みを示す
ダスティンはダートを自分だけの特別な生き物として扱います。しかし、ダートが成長して危険な存在になるにつれて、彼の善意だけでは対処できない現実が明らかになります。
それでも、ダスティンがダートを理解しようとした経験は無駄ではありません。最終話では、ダートがダスティンの差し出すお菓子に反応し、仲間たちが逃げる時間を稼ぐきっかけになります。怪物の本能や習性を知ることが、必ずしも怪物を完全に制御することにはつながらないものの、危機を乗り切るための手段にはなるのです。
3.スノーボールの幸福と最後の怪物の対比
最終話のスノーボールは、登場人物たちが日常を取り戻したことを象徴する場面です。イレブンとマイク、ルーカスとマックスの関係が進展し、ウィルも仲間たちと同じ時間を過ごせるようになります。
ところが、最後に映し出される裏側の世界では、マインド・フレイヤーが依然として存在しています。これは、表側の世界で問題が解決したように見えても、裏側では脅威が続いていることを示す演出です。
この対比によって、シーズン2は単純な勝利で終わりません。イレブンがゲートを閉じたことは大きな成果ですが、異世界の怪物の存在や、ウィルの体から追い出された粒子の行方には不確定な部分が残されています。次のシーズンへ向けた伏線として、物語に余韻を与える結末です。
【ストレンジャー・シングス2】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ストレンジャー・シングス2は全何話ですか?
A1:全9話です。2017年10月27日に配信が始まり、「マッドマックス」から「ゲート」までの9エピソードで構成されています。
Q2:マインド・フレイヤーの正体は何ですか?
A2:裏側の世界に存在する巨大な影の怪物です。デモドッグや地下のトンネルとつながり、ウィルの体を支配します。「マインド・フレイヤー」という呼び名は、マイクたちがゲームの怪物になぞらえて付けたものです。
Q3:デモドッグとデモゴルゴンは別の怪物ですか?
A3:別種の怪物というより、デモゴルゴンの成長段階に関連した呼び方です。ダスティンが拾ったダートも、成長すると危険なデモドッグになります。
Q4:ウィルに異変が起きた理由は何ですか?
A4:裏側の世界での経験に加え、マインド・フレイヤーに侵入され、その意識とつながってしまったことが原因です。怪物の行動を感じ取れる一方、本人の意思が支配され、仲間を危険にさらすこともあります。
Q5:最終回でイレブンは何をしますか?
A5:仲間たちがウィルを救出し、デモドッグを遠ざける間に、イレブンはホーキンス研究所のゲートを閉じます。これにより、裏側の世界と現実世界の接続は断たれますが、マインド・フレイヤー自体が消滅したわけではありません。
Q6:カリ008はイレブンの姉妹ですか?
A6:2人は同じ研究所の実験に関わり、それぞれ番号を付けられていた少女です。カリは008、イレブンは011と呼ばれていました。ただし、2人が血縁上の姉妹であるとシーズン2で確定しているわけではありません。
Q7:ストレンジャー・シングス2はどこで見られますか?
A7:Netflixのオリジナルシリーズとして配信されています。2026年に視聴する場合は、Netflixの作品ページでシーズン選択、配信状況、日本語音声、字幕の対応を確認してください。
まとめ:【プロの結論】ストレンジャー・シングス2は人物の成長と伏線が交差する重要シーズン
『ストレンジャー・シングス2』は、裏側の世界から生還したウィルが再び危機に巻き込まれ、イレブンが自分の過去と向き合いながらゲートを閉じるまでを描いた全9話の物語です。マインド・フレイヤーとデモドッグの脅威が拡大する一方で、マックスの加入やカリとの出会いによって、登場人物たちの人間関係も大きく変化します。
このシーズンを読み解くうえで大切なのは、怪物の正体だけを追うのではなく、登場人物がどのように危機を理解し、選択するのかに注目することです。ウィルの絵は地下トンネルの地図となり、ダートとの関係は怪物の習性を知る手掛かりとなり、イレブンの過去は最後の決断を支える力につながります。
また、最終回でゲートが閉じられたからといって、すべての問題が解決したわけではありません。スノーボールの幸福な光景の裏側にマインド・フレイヤーが残る演出は、シーズン2がシリーズ全体の中で重要な転換点であることを示しています。
これから初めて視聴する人には、ウィルの異変が本格化する第3話・第4話、イレブンの過去が明らかになる第7話、そして複数の伏線が回収される第8話・第9話に注目することをおすすめします。すでに視聴した人も、ウィルの絵、ダートの行動、最後の体育館の場面を改めて見直すと、人物の成長と異世界の脅威がどのように結びついているのか、より深く理解できるはずです。 (出典: ストレンジャー シングス 2(Yahoo!ニュース))