ランド・オブ・オズはなぜ閉鎖?USJの終了日・跡地・2026年最新を徹底解説
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にかつて存在した「ランド・オブ・オズ」は、名作『オズの魔法使い』の世界を再現したテーマエリアです。2006年7月に登場し、ミュージカル「ウィケッド」や動物ショー「トト&フレンズ」などで親しまれましたが、2011年2月に営業を終了しました。
では、なぜ閉鎖されたのでしょうか。跡地は現在どうなっているのか、当時のアトラクションはどこへ消えたのか。そして2026年には、USJで再び「ウィキッド」の世界を楽しめるのでしょうか。USJの公式沿革、当時の報道、2026年の公式発表をもとに、ランド・オブ・オズの歴史と閉鎖の経緯、跡地の変遷を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開業と終了:ランド・オブ・オズは2006年7月に開業し、2011年2月15日が終了日として公表されました。
- 閉鎖理由:当時公表された主な理由は、新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」の建設です。
- 跡地の現在:跡地を含む区域は2012年にユニバーサル・ワンダーランドとして再編され、2026年にはその一部の施設にも変化が生じています。
- 2026年最新情報:現在のUSJでは「ウィキッド ~オズの魔女たち~」が期間限定で展開されていますが、かつてのランド・オブ・オズや「ウィケッド」とは別の体験です。
【結論】ランド・オブ・オズはいつ終了した?USJの歴史を振り返る
ランド・オブ・オズの終了日は、2011年2月15日です。USJは2010年11月、新エリアの建設に伴って営業を終了すると発表しました。当時のオリコンニュースも、閉鎖日とともに、エリア内で展開されていたアトラクションの終了予定を報じています。
このエリアが誕生したのは2006年7月。USJの開業5周年を迎える時期に、『オズの魔法使い』をモチーフにした新しい世界として導入されました。USJの公式沿革にも、ランド・オブ・オズとミュージカル・ショー「ウィケッド」が2006年7月に登場したことが記録されています。
開業から閉鎖までは約4年7か月。長い歴史を持つ常設エリアではありませんでしたが、ミュージカル、動物ショー、メリーゴーラウンドを組み合わせた独自の構成が特徴でした。
ここで押さえておきたいのは、ランド・オブ・オズが単独のアトラクション名ではなく、複数の施設を含むテーマエリア全体の名称だったことです。「ウィケッドが終わった日」と「エリアそのものが終了した日」は異なります。

【USJランド・オブ・オズの歴史】ウィケッド・トト&フレンズ・メリーゴーラウンドを解説
ランド・オブ・オズを象徴していたのは、性格の異なる3つのアトラクションです。ミュージカルを楽しむ施設、動物が登場するステージショー、そして家族で乗れる回転式のライドがそろい、物語の世界を複数の方法で体験できる構成になっていました。
1. ウィケッド:ミュージカルの世界を楽しむショー
「ウィケッド」は、ブロードウェイ・ミュージカルをもとにしたショーです。USJの公式沿革では、ランド・オブ・オズと同じ2006年7月に導入されたことが確認できます。
映画や物語の世界観を、舞台上の歌や演技によって楽しめる点が特徴でした。ライドに乗って移動するタイプではなく、ショーそのものを鑑賞するエンターテインメントだったことも、ほかの施設との大きな違いです。
ただし、閉鎖の経緯には注意が必要です。ウィケッドはエリア全体よりも先に、2011年1月11日から休演となりました。エリアの終了日である2月15日まで上演されていたわけではありません。
2. トト&フレンズ:動物が登場するステージショー
「トト&フレンズ」は、動物たちが登場するショーです。メリーゴーラウンドやミュージカルとは異なり、ステージ上で動物たちのパフォーマンスを楽しむ内容でした。
オズの魔法使いをテーマにしたエリアの中に、動物を主役とするショーを配置することで、物語に詳しくない子どもでも楽しみやすい構成になっていました。こちらもエリアの閉鎖に伴い、2011年に営業を終了しています。
3. マジカル・オズ・ゴーラウンド:オズの世界を彩るメリーゴーラウンド
「マジカル・オズ・ゴーラウンド」は、オズの世界をモチーフにしたメリーゴーラウンドです。絶叫系のライドではなく、子ども連れの家族も楽しみやすい施設でした。
このアトラクションには、ランド・オブ・オズの閉鎖後にも続く歴史があります。後年、ユニバーサル・ワンダーランド内で「ビッグバードのビッグトップサーカス」として再活用されました。ただし、これは名称やテーマを変更した後継施設であり、マジカル・オズ・ゴーラウンドがそのまま営業を続けたという意味ではありません。
3つの施設の経緯を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 出来事 | ポイント |
|---|---|---|
| 2006年7月 | ランド・オブ・オズ開業 | ウィケッドなどが登場 |
| 2010年11月 | 閉鎖計画を公表 | 新エリア建設に伴う終了を発表 |
| 2011年1月11日 | ウィケッド休演 | エリア終了より先に運営を停止 |
| 2011年2月15日 | ランド・オブ・オズ終了 | エリアの終了日として公表 |
| 2012年3月16日 | ユニバーサル・ワンダーランド開業 | ファミリー向けの新エリアへ再編 |
| 2026年5月10日 | セサミストリート・ファン・ワールド終了 | 跡地を含む区域に、さらに新たな変化 |
| 2026年2月20日~12月27日 | ウィキッド関連の期間限定体験 | ハリウッド・エリアで別の企画を展開 |
この年表から分かるように、ランド・オブ・オズの終了は単なるアトラクションの入れ替えではありません。USJのエリア構成そのものが変わる、大きな転換点でした。
【閉鎖理由を検証】なぜランド・オブ・オズは終了したのか?
ランド・オブ・オズの閉鎖理由として、当時の公式発表と報道が示しているのは、新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」を建設するためというものです。
2010年11月30日に公表された計画では、2012年春に新エリアをオープンする方針が示されました。2011年3月に始まるUSJの開業10周年イベント「ドリームズ・アー・ユニバーサル」のフィナーレを飾る企画として、家族で楽しめる新しいテーマエリアが構想されていたのです。
閉鎖の背景にあった、エリアの再編
2011年7月のオリコンニュースによると、新エリアは約3万平方メートルの規模で、ランド・オブ・オズの跡地と、既存のスヌーピー・スタジオの区域を利用して整備される計画でした。
新エリアは、スヌーピー、ハローキティ、セサミストリートの3つのゾーンを中心に構成される方針でした。特定の物語の世界を再現するエリアから、複数の人気キャラクターを軸に、子どもから大人まで楽しめるファミリーエリアへと方向性が変わったことが分かります。
つまり、閉鎖の経緯を理解するうえで重要なのは、ランド・オブ・オズ単体の評価だけではなく、パーク全体の土地利用と新エリア開発です。新しい施設を建設するには敷地の確保が必要であり、その計画の中で既存エリアが再編されました。
不人気や赤字が原因だったという説は本当?
インターネットでは、過去の施設が終了すると「人気がなかったからではないか」「採算が取れなかったのではないか」といった推測が出ることがあります。
しかし、ランド・オブ・オズについて、当時の公式発表や主要報道が閉鎖理由として示しているのは、新エリアの建設です。来場者数の低迷や赤字を直接の原因とする具体的な数値は、これらの発表・報道からは確認できません。
そのため、「不人気だったから閉鎖された」と断定するのは適切ではありません。少なくとも公表された経緯からは、開業10周年を契機としたパークの再編計画の一環として理解するのが妥当です。

【ランド・オブ・オズの跡地は現在どうなった?】2026年のユニバーサル・ワンダーランド
ランド・オブ・オズの跡地を含む区域に誕生したのが、ユニバーサル・ワンダーランドです。USJの公式沿革によると、開業は2012年3月。スヌーピー、ハローキティ、セサミストリートのキャラクターを中心としたファミリー向けのエリアとしてスタートしました。
ただし、2026年現在の状況を理解するには、2012年の開業時点だけでなく、その後の変化も確認する必要があります。
跡地はそのまま空き地になったわけではない
ランド・オブ・オズが閉鎖された後、跡地を含む区域では新エリアの建設が進められました。ユニバーサル・ワンダーランドは、スヌーピーやハローキティなどの世界を楽しめるエリアとして運営され、ランド・オブ・オズ時代とは異なるテーマに生まれ変わっています。
また、前述のマジカル・オズ・ゴーラウンドは、後年「ビッグバードのビッグトップサーカス」として再活用されました。これは、テーマパークの閉鎖が必ずしも敷地内の設備すべての廃棄を意味するわけではないことを示す例です。施設の外観やテーマを変更しながら、新しいエリアの一部として活用される場合があります。
2026年5月、セサミストリートのエリアも営業終了
2026年の大きな変化として見逃せないのが、ユニバーサル・ワンダーランド内の「セサミストリート・ファン・ワールド」です。USJは2026年3月9日の公式発表で、同エリアの営業を2026年5月10日をもって終了すると公表しました。
同エリアは2012年3月16日のオープン以来、14年間にわたって運営されてきました。終了に際しては、思い出を振り返る特別イベント「フォーエバー・フレンズ ~ずっと友だち~」も開催されています。
2026年10月28日時点では、USJの公式サイトでもセサミストリート・ファン・ワールドとエリア内のアトラクションが営業を終了したことが案内されています。一方、ユニバーサル・ワンダーランド自体が全面的に終了したわけではなく、スヌーピーやハローキティを中心とした体験が引き続き紹介されています。
なお、セサミストリート・ファン・ワールド終了後の区域について、次に何が建設されるのかを確定事項として扱うことはできません。2026年の現状を知りたい場合は、古いエリアマップや過去のアトラクション紹介だけで判断せず、USJの最新の公式案内を確認することが大切です。
【2026年最新】ウィケッドはUSJで復活した?現在のウィキッド関連企画
ランド・オブ・オズやウィケッドを懐かしく感じる人にとって、2026年のUSJで注目したいのが「ウィキッド ~オズの魔女たち~」です。
USJ公式サイトでは、ハリウッド・エリアのストリートショーとして、2026年2月20日から12月27日までの開催期間が案内されています。エルファバとグリンダとの記念撮影を楽しめる企画で、映画『ウィキッド 永遠の約束』に関連したセレブレーションも紹介されています。
かつての「ウィケッド」と2026年の「ウィキッド」は別物
ここで混同しやすいのが、2006年に登場した「ウィケッド」と、2026年の「ウィキッド ~オズの魔女たち~」です。
- かつてのウィケッド:ランド・オブ・オズ内で上演されていたミュージカル・ショー。2011年1月11日から休演となりました。
- 2026年のウィキッド ~オズの魔女たち~:ハリウッド・エリアで展開される期間限定のストリートショー。公式案内では、2026年12月27日までの開催予定です。
どちらも「オズの魔法使い」に連なる世界観を持ちますが、開催場所も体験内容も異なります。2026年の企画は、かつてのランド・オブ・オズを復活させたものではありません。
したがって、「ウィケッド USJ」と検索して過去のミュージカルを探している人と、2026年にUSJへ行ってウィキッド関連の体験をしたい人では、確認すべき情報が異なります。
2026年に現地で楽しみたい場合のチェックポイント
2026年10月28日時点では、公式案内上の開催期間内にあります。ただし、ショーの内容や開催スケジュールは変更される場合があるため、来場日が決まっている場合は、当日のショー&アトラクション・スケジュールを確認してください。
また、現在の企画を目当てに訪れる場合でも、かつてのランド・オブ・オズの建物や、トト&フレンズ、マジカル・オズ・ゴーラウンドが当時のまま残っているわけではありません。過去のエリアを訪ねる感覚ではなく、現在のウィキッド関連企画を新しい体験として楽しむのがよいでしょう。

【誤解を整理】ランド・オブ・オズの閉鎖で知っておきたい3つのポイント
誤解1:2011年2月15日までウィケッドを見られた
エリア全体の終了日は2011年2月15日として公表されていますが、ウィケッドはそれより早い1月11日から休演となりました。エリアの終了日と、個別アトラクションの運営終了時期は分けて考える必要があります。
誤解2:跡地は長期間そのまま放置された
ランド・オブ・オズの閉鎖は、新エリア建設に伴うものでした。2012年3月にはユニバーサル・ワンダーランドが開業しており、跡地を含む区域は別のテーマへと再編されています。単純に空き地になったという理解は正確ではありません。
誤解3:2026年のウィキッド企画はランド・オブ・オズの復活
2026年の「ウィキッド ~オズの魔女たち~」は、ハリウッド・エリアで行われる期間限定のストリートショーです。かつてのランド・オブ・オズやミュージカル「ウィケッド」とは別の企画であり、旧エリアが復活したわけではありません。
過去のUSJ情報を調べる際には、名称が似ている企画でも、開催年、場所、体験内容を照合することが重要です。特に、アトラクションの終了日とエリアの閉鎖日、過去の施設と後継施設を混同しないことが、正確な歴史を理解するポイントになります。
【ランド・オブ・オズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ランド・オブ・オズの終了日はいつですか? A1:2011年2月15日です。USJは新エリア建設に伴って営業を終了すると発表しました。なお、ミュージカル「ウィケッド」は2011年1月11日から先行して休演となっています。
Q2:ランド・オブ・オズが閉鎖された理由は何ですか? A2:公表された主な理由は、新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」の建設です。来場者数の低迷や赤字が直接の理由だったとする具体的な数値は、当時の公式発表や主要報道からは確認できません。
Q3:ランド・オブ・オズの跡地は現在どうなっていますか? A3:跡地を含む区域には、2012年3月にユニバーサル・ワンダーランドが開業しました。2026年にはセサミストリート・ファン・ワールドが5月10日をもって営業を終了しており、現在のエリア構成は開業当初とは異なります。
Q4:トト&フレンズやマジカル・オズ・ゴーラウンドは今もありますか? A4:トト&フレンズは2011年に終了しています。マジカル・オズ・ゴーラウンドは後年、ビッグバードのビッグトップサーカスとして再活用されましたが、その施設を含むセサミストリート・ファン・ワールドも2026年5月10日に営業を終了しました。
Q5:2026年のUSJでウィキッドを楽しめますか? A5:USJ公式サイトでは、「ウィキッド ~オズの魔女たち~」が2026年2月20日から12月27日まで、ハリウッド・エリアのストリートショーとして案内されています。開催内容やスケジュールが変更される場合もあるため、来場前に最新情報を確認してください。
まとめ:ランド・オブ・オズの歴史から分かるUSJの変化
ランド・オブ・オズは、2006年7月に誕生した『オズの魔法使い』をテーマにしたエリアです。ミュージカル「ウィケッド」、動物ショー「トト&フレンズ」、メリーゴーラウンド「マジカル・オズ・ゴーラウンド」という3つの施設を中心に展開され、2011年2月15日に終了しました。
閉鎖の理由として公表されたのは、新エリア建設に伴うパークの再編です。その跡地を含む区域には2012年3月にユニバーサル・ワンダーランドが開業し、その後も施設の再編が続いています。2026年には、同エリア内のセサミストリート・ファン・ワールドも営業を終了しました。
一方、2026年のUSJでは「ウィキッド ~オズの魔女たち~」という期間限定企画が開催されています。ただし、これはかつてのランド・オブ・オズの復活ではありません。過去のエリアの歴史と現在のイベントを区別して理解することが、USJの変遷を正確に把握する近道です。
テーマパークの歴史を振り返るときは、閉鎖日だけでなく、その理由、跡地の使われ方、後継施設の変化まで追うことで、当時のパークが何を目指していたのかが見えてきます。ランド・オブ・オズは、USJが新たなファミリー向けエリアへと舵を切った時期を象徴する存在だったのです。
主な参照資料:合同会社ユー・エス・ジェイ「沿革」「2026年3月9日付ニュースリリース」、オリコンニュース「USJの『ランド・オブ・オズ』、新エリア建設に伴い来年2月15日に終了」(2010年12月1日)および「人気キャラクターの施設多数 USJに来春新エリア誕生」(2011年7月7日)、USJ公式「ウィキッド ~オズの魔女たち~」案内。
(出典: ランド オブ オズ(Yahoo!ニュース))