れんこんすりおろしレシピ決定版!簡単おかず・もちもち焼きと保存術を徹底解説
れんこんをすりおろすだけで、シャキシャキとした炒め物とはひと味違う、もちもち・ふわふわ・とろとろの料理が楽しめます。片栗粉を加えてフライパンで焼けば手軽なおかずになり、ひき肉に混ぜればジューシーなハンバーグ、だし汁に加えれば自然なとろみのあるスープに仕上がります。
れんこんすりおろしレシピを成功させるポイントは、料理に合わせた食感の選び方と水分調整です。片栗粉を入れるタイミング、卵なしで作る方法、揚げ物に適した固さ、冷凍保存のコツまで押さえれば、余ったれんこんも無駄なく活用できます。2026年の家庭料理でも取り入れやすい、材料と手順がわかる実用的なレシピを紹介します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:すりおろしたれんこんは、もちもち焼き・ハンバーグ・団子・スープなど幅広い料理に使える。
- 要点2:片栗粉は一度に入れすぎず、水分を見ながら加えると、まとまりやすく失敗しにくい。
- 要点3:卵なしでも調理でき、すりおろした状態で小分け冷凍しておけば時短にも役立つ。
【すりおろすと何が変わる?】れんこん料理がおいしくなる3つの理由
れんこんをすりおろす最大のメリットは、食感と使い道が大きく変わることです。輪切りや薄切りでは歯ごたえを楽しめますが、すりおろすと、れんこんの水分やでんぷんを生かした、まとまりのある生地や自然なとろみを作れます。
1.片栗粉を使えば、もちもちした生地になる
れんこんにはでんぷんが含まれており、加熱すると生地にまとまりが生まれます。片栗粉を組み合わせることで成形しやすくなり、表面は香ばしく、中はもちもちとしたれんこんもちに仕上げられます。
農林水産省の北陸農政局が紹介する米粉を使ったれんこんもちも、すりおろしたれんこんに粉類を混ぜ、フライパンで焼く方法です。家庭では米粉の代わりに片栗粉を使う方法も取り入れやすく、手元にある材料で作れます。
2.肉料理に加えると、しっとりした食感を楽しめる
すりおろしたれんこんは、ハンバーグやつくねの生地にも活用できます。肉だけで作る場合とは異なる、しっとりした口当たりが特徴です。れんこんの量が多すぎたり、水分が多かったりすると生地が柔らかくなりすぎるため、肉との配合を調整しましょう。
3.スープやみそ汁に自然なとろみをつけられる
すりおろしたれんこんを汁物に加えると、でんぷんによるとろみが生まれます。味の素パークの「れんこんのすり流しみそ汁」や「れんこんすりおろし椀」でも、すりおろしたれんこんを加熱して、とろみを生かす作り方が紹介されています。
小麦粉や生クリームを使わずに、和風の汁物に自然な厚みをつけたいときにも便利です。

【まずはこれ!】フライパンで作る簡単れんこんすりおろしもちもち焼き
初めて作るなら、材料が少なく、調理の変化もわかりやすいれんこんのもちもち焼きがおすすめです。卵なしで作れるため、卵を切らしている日にも重宝します。
材料(2人分・小さめ4〜6個)
- れんこん:200g(皮をむいた正味量)
- 片栗粉:大さじ1〜2
- 塩:ひとつまみ
- サラダ油:小さじ2
- しょうゆ:小さじ2
- みりん:小さじ2
作り方
- れんこんをよく洗い、必要に応じて皮をむき、すりおろす。
- 水分が多い場合は、すりおろしたれんこんを軽く押さえるようにして余分な水分を切る。完全に絞り切る必要はない。
- 片栗粉大さじ1と塩を加えて混ぜる。生地が柔らかければ、片栗粉を少しずつ追加する。
- フライパンにサラダ油を熱し、生地を4〜6等分して丸く広げる。
- 弱めの中火で片面を3〜4分ほど焼き、焼き色がついたら裏返す。ふたをしてさらに3〜4分ほど焼き、中まで火を通す。
- しょうゆとみりんを加え、焦がさないように両面へ絡めたら完成。
おいしく仕上げるコツ
生地を厚くしすぎないことが、失敗を防ぐポイントです。厚みがある場合は火を弱め、ふたをしてじっくり加熱しましょう。表面だけが焦げて中が生っぽい状態になるのを防げます。
味付けは甘辛しょうゆのほか、ポン酢、塩、青のり、粉チーズなどもよく合います。チーズを混ぜればコクのあるおかずに、ごま油で焼いて仕上げに白ごまを振れば香ばしい一品になります。
なお、れんこんのもちもち焼きは、冷めると固く感じやすい料理です。できたてを食べるのが理想ですが、作り置きする場合は、食べる前に中心まで十分に温め直してください。
【焼く・揚げる・煮る】調理法で変わる食感とおすすめレシピ
れんこんすりおろしレシピは、同じ材料でも調理法によって仕上がりが変わります。表面の香ばしさを楽しむなら焼き物、外側のカリッとした食感を求めるなら揚げ物、やさしい口当たりを楽しみたいなら汁物が向いています。
| 調理法 | 仕上がりの特徴 | おすすめ料理 | 失敗を防ぐポイント |
|---|---|---|---|
| フライパンで焼く | 表面は香ばしく、中はもちもち | れんこんもち、チーズ焼き | 水分を調整し、弱めの中火で焼く |
| 油で揚げる | 外側はカリッと、中はしっとり | れんこんすりおろし揚げ、落とし揚げ | 生地を硬めに整え、油に入れすぎない |
| 煮る・汁物に加える | とろみがつき、なめらかな口当たり | れんこん団子、すり流しスープ | 煮汁を混ぜながら加え、中心まで加熱する |
れんこんすりおろし揚げ:外はカリッと、中はもちもち
材料(2人分)は、れんこん200g、片栗粉大さじ2、塩少々、揚げ油です。好みで桜えびや刻みねぎを加えてもおいしく仕上がります。
- れんこんをすりおろし、余分な水分を軽く切る。
- 片栗粉と塩を加え、スプーンですくえる程度の生地にする。
- 170℃前後の油に小さく落とし入れ、表面がきつね色になるまで揚げる。
- 大きさに応じて火の通りを確認し、中心まで十分に加熱して取り出す。
生地が柔らかすぎると油の中で崩れやすくなります。最初は少量を揚げて固さを確かめ、必要に応じて片栗粉を追加すると安心です。塩や天つゆで食べるほか、カレー粉を少量加えれば、お弁当にも使いやすい味になります。
れんこんすりおろし団子:汁物に加えてボリュームアップ
材料(2人分)は、れんこん150g、片栗粉大さじ1〜2、塩少々、だし汁400ml、好みのきのこや小松菜などです。
- れんこんをすりおろし、片栗粉と塩を混ぜる。
- だし汁にきのこなどの具材を入れて煮る。
- れんこん生地をスプーンで小さく丸めながら落とし入れる。
- 団子が浮いたことだけで判断せず、大きさに応じて数分煮て、中心まで火が通ったことを確認する。
- しょうゆやみそで味を整える。
団子をしっかりまとめたい場合は片栗粉を少し多めに、やわらかな口当たりにしたい場合は少なめに調整します。味噌汁に入れるほか、鶏肉と野菜を合わせた和風スープにもよく合います。

【おかずのレパートリーを増やす】ハンバーグ・団子・スープのアレンジ
れんこんのすりおろしは、単体で焼くだけでなく、肉や野菜と組み合わせると主菜にも汁物にも展開できます。食感を生かしたいときは粗みじん切りを少し混ぜるなど、すりおろし方を工夫するのもおすすめです。
1.れんこんすりおろしハンバーグ
材料(2人分)は、合いびき肉250g、れんこん100g、玉ねぎ1/4個、パン粉大さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々、サラダ油小さじ1です。卵は使わない配合にしています。
- 玉ねぎをみじん切りにする。辛みや水分が気になる場合は、軽く炒めて冷ましておく。
- れんこんをすりおろし、水分が多ければ軽く切る。
- ひき肉、れんこん、玉ねぎ、パン粉、塩、こしょうを混ぜ、粘りが出るまでこねる。
- 2等分して小判形に整え、油を熱したフライパンで両面に焼き色をつける。
- ふたをして弱火で蒸し焼きにし、中心まで十分に火を通す。
れんこんの水分が多いときは、パン粉を少量追加すると成形しやすくなります。ソースはポン酢と大根おろし、照り焼きだれ、きのこの和風あんなどがおすすめです。
2.れんこんすりおろし団子のアレンジ
先ほどの基本の団子に、鶏ひき肉100gとおろししょうが少々を加えると、たんぱく質も取り入れられる鶏れんこん団子になります。生地が柔らかいときは片栗粉を追加し、スプーンで形を整えながら汁物に加えましょう。
また、すりおろしたれんこんに刻んだれんこんを混ぜれば、なめらかさとシャキシャキ感を同時に楽しめます。細かく刻んだにんじんやきのこを加えるアレンジも可能です。
3.れんこんすりおろしスープ・すり流し
材料(2人分)は、れんこん150g、だし汁400ml、みそ大さじ1〜1と1/2、長ねぎ適量です。
- れんこんをすりおろす。
- 鍋でだし汁を温め、すりおろしたれんこんを加えて混ぜる。
- 弱めの中火で加熱し、とろみが出るまで混ぜながら煮る。
- 火を弱めてみそを溶き、長ねぎを加えて仕上げる。
れんこんの量を増やすと、とろみが強くなります。濃すぎる場合はだし汁を足して調整してください。すりおろしたれんこんは鍋に加える直前に用意すると、変色を抑えながら手早く調理できます。
【水分調整と片栗粉が決め手】卵なしでも失敗しないコツ
れんこんすりおろし料理でよくある失敗は、生地がまとまらない、焼いている途中で崩れる、外側だけ焦げるといったものです。原因の多くは、れんこん自体の水分量と粉類の配合、加熱の強さにあります。
水分調整は「軽く切ってから粉を加える」が基本
れんこんは個体や保存状態によって水分量が異なります。レシピの分量どおりに作っても、生地の柔らかさが変わることがあります。
- 生地が水っぽい:ざるや手で軽く水分を切り、片栗粉を少量ずつ足す。
- 生地が硬すぎる:絞りすぎていないか確認し、必要なら取っておいたれんこんの水分を少し戻す。
- 焼くと崩れる:粉を追加し、生地を小さめに成形してから焼く。
- 表面だけ焦げる:火を弱めてふたをし、中心までじっくり加熱する。
- もちもち感が弱い:水分を切りすぎていないか確認し、片栗粉の量と加熱時間を調整する。
水分を切るときは、絞り切らないこともポイントです。れんこんの水分まで取り除きすぎると、食感が変わり、粉類を増やしすぎる原因にもなります。
片栗粉は一度に入れず、少しずつ追加する
片栗粉は生地をまとめるために役立ちますが、多すぎると粉っぽさや硬さが目立つことがあります。最初はレシピの下限量から混ぜ、手で丸められる、あるいはスプーンですくって形を保てる程度を目指しましょう。
焼き物は手で成形できる固さ、揚げ物は油に落としても大きく崩れない固さ、スープ用の団子はスプーンで形を整えられる固さが目安です。汁物のとろみ付けに使う場合は、必ずしも片栗粉を加える必要はありません。
卵なしでも作れる?
れんこんもちやれんこん団子は、卵なしでも作れます。れんこんと片栗粉を組み合わせれば、基本の生地をまとめられます。ハンバーグも卵なしの配合にでき、パン粉とれんこんの水分を利用して成形します。
ただし、卵を使ったレシピから単純に卵だけを抜くと、まとまり方や焼き上がりが変わる場合があります。水分を調整し、必要に応じて片栗粉やパン粉を少しずつ足してください。卵以外のアレルギーがある場合は、使用する調味料や加工食品の原材料も確認しましょう。

【下処理と冷凍保存】れんこんを無駄なく使い切る方法
すりおろし料理では、れんこんの下処理も仕上がりを左右します。特に気をつけたいのは、変色を防ぐことと、すりおろした後に長時間放置しないことです。
すりおろす前の下処理
- 流水で表面の泥や汚れをよく洗い落とす。
- 必要に応じて皮をむき、傷んだ部分を取り除く。
- すぐに使う分を切り分け、清潔なおろし金ですりおろす。
- 料理に合わせて水分を調整し、なるべく早く加熱調理する。
キッコーマンのれんこん調理解説では、切ったれんこんが空気に触れると黒ずみやすいことや、切った後に水にさらす方法が紹介されています。ただし、すりおろし料理では水にさらすと水分や粘りの調整が難しくなるため、基本的には洗ってから直接すりおろす方法が使いやすいでしょう。
すりおろしたれんこんが少し黒っぽくなっても、酸化による変色の場合があります。色だけで傷みを判断せず、においや状態も確認してください。異臭、ぬめりなど明らかな異常がある場合は食べないでください。
れんこんすりおろしの冷凍保存方法
すりおろしたれんこんは、冷凍しておくと必要な分だけ使えて便利です。キッコーマンの保存解説でも、すりおろしたれんこんを保存袋に入れて平らに冷凍し、約1か月を目安に使う方法が紹介されています。
- れんこんを洗い、必要に応じて皮をむいてすりおろす。
- 1回分ずつ小分けにし、冷凍用保存袋やラップで包む。
- 保存袋の場合は薄く平らにして空気を抜き、冷凍庫に入れる。
- 袋に冷凍した日付を書き、約1か月を目安に早めに使い切る。
れんこんは、すりおろしてから時間がたつと変色しやすいため、冷凍する場合も手早く作業するのがポイントです。冷凍前に水分を切るかどうかは、使用する料理に合わせて決めましょう。もちもち焼きやハンバーグ用なら、余分な水分を軽く切っておくと扱いやすくなります。
冷凍したれんこんはどう使う?
- スープ・みそ汁:凍ったまま加え、混ぜながら十分に加熱する。
- れんこんもち:解凍して水分を確認し、必要に応じて片栗粉を追加する。
- ハンバーグ:解凍後に余分な水分を調整してから肉だねに混ぜる。
- 揚げ物:解凍後に固さを整え、油の中で崩れないようにする。
解凍は冷蔵庫で行い、解凍後はできるだけ早く調理しましょう。常温に長時間放置したり、解凍と再冷凍を繰り返したりするのは避けてください。冷凍保存は品質を保つための方法であり、長期間保存してよいという意味ではありません。
【プロの結論】食感の違いを知れば、れんこんレシピはもっと自由になる
れんこんすりおろしレシピを上手に使いこなすには、決まった分量を守ること以上に、れんこんの状態と作りたい料理に合わせて調整することが大切です。
特に覚えておきたいのが、すりおろし方による食感の違いです。細かくすりおろすとなめらかな生地になりやすく、粗めにすりおろすと粒感が残ります。さらに、すりおろしたれんこんに刻んだれんこんを混ぜれば、もちもち感とシャキシャキ感の両方を楽しめます。
料理別に選ぶ、失敗しにくい判断基準
- 手早く一品作りたい人:れんこんもち。片栗粉と塩を混ぜて焼くだけで、シンプルなおかずになる。
- 食べ応えのある主菜が欲しい人:れんこんハンバーグ。ひき肉と組み合わせ、肉のうまみとしっとりした食感を楽しむ。
- 野菜を使った温かい汁物を作りたい人:れんこん団子やすり流し。だし汁を生かして、とろみのある一品に仕上げる。
- 余ったれんこんを使い切りたい人:小分け冷凍。料理ごとの分量で保存すれば、必要なときに取り出せる。
一方、れんこん本来のシャキシャキした歯ごたえを主役にしたいなら、すべてをすりおろす必要はありません。薄切りや粗みじん切りを組み合わせることで、食感の幅が広がります。
また、片栗粉を増やせば必ずおいしくなるわけでもありません。粉が多すぎると重たい仕上がりになりやすいため、まずは少量から加えて、生地の状態を見ながら調整するのが実践的なコツです。
【れんこんすりおろしレシピ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:れんこんをすりおろすと、なぜもちもちになりますか?
A1:れんこんに含まれるでんぷんが加熱によって生地にまとまりを生み、粘りのある食感につながるためです。片栗粉を適量加えると成形しやすくなり、もちもちした仕上がりを目指せます。
Q2:れんこんすりおろしレシピは、片栗粉なしでも作れますか?
A2:作れる料理もあります。汁物のとろみ付けでは、すりおろしたれんこんだけで仕上げられます。一方、もちもち焼きや揚げ物は、生地が崩れやすくなるため、れんこんの水分量に合わせて片栗粉などの粉類を使うと扱いやすくなります。
Q3:すりおろしたれんこんは冷凍できますか?
A3:冷凍できます。1回分ずつ小分けにし、保存袋に入れて平らにして冷凍する方法が便利です。約1か月を目安に早めに使い切り、スープには凍ったまま、もちもち焼きやハンバーグには解凍して水分を調整してから使いましょう。
まとめ:れんこんの状態に合わせて、おいしい一品を作ろう
れんこんすりおろしレシピは、簡単なもちもち焼きからハンバーグ、団子、揚げ物、スープまで、幅広い料理に活用できます。れんこんをすりおろすことで、切ったときとは異なる食感や自然なとろみを楽しめるのが魅力です。
失敗を防ぐ基本は、すりおろしたれんこんの水分を確認し、片栗粉を少しずつ加え、料理に合った火加減で中まで加熱することです。卵なしでも作れるレシピを選べば、材料をそろえやすくなります。
まずはフライパンで作るれんこんもちから試し、慣れてきたら肉料理や汁物に応用してみてください。余った分は小分けにして冷凍保存しておけば、忙しい日の食事作りにも役立ちます。すりおろし方と水分調整を工夫して、れんこんのおいしさを日々の献立に取り入れましょう。 (出典: れんこん すり おろし レシピ(Yahoo!ニュース))