構音障害とは?症状・原因・種類を整理し、音声障害との違いや子どもの支援まで徹底解説
「子どもの発音がはっきりしない」「大人になってから、ろれつが回らなくなった」「構音障害と音声障害、失語症は何が違うのだろう」。こうした疑問を理解するうえで、まず知っておきたいのが、言葉を話すときには複数の器官が連携して働いているという事実です。
構音障害(こうおんしょうがい)とは、舌や唇などの発音に関わる器官の動きや形態、神経・筋肉の働きなどに問題が生じ、言葉の音を正しく作れない状態です。子どもの発音の発達過程で見られる場合もあれば、成人が脳卒中や神経疾患などをきっかけに発症する場合もあります。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会や国立障害者リハビリテーションセンターの解説を踏まえ、症状、原因、種類、診断、治療・リハビリの考え方を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本的な意味:構音障害は、言葉を発音するための器官の働きなどに問題が生じ、発音が不明瞭になったり、特定の音を正しく作れなくなったりする状態。
- 主な種類:器質性構音障害、機能性構音障害、運動障害性構音障害があり、それぞれ原因や対応方法が異なる。
- 見分け方:声そのものの異常を中心とする音声障害や、言葉の理解・表現などに問題が生じる失語症とは区別して考える。
- 相談先:耳鼻咽喉科、脳神経内科、小児科などで原因を調べ、必要に応じて言語聴覚士による評価や訓練につなげる。
- 緊急時の注意:大人のろれつが突然回らなくなった場合は脳卒中の可能性があるため、すぐに119番へ通報する。
【基礎知識】構音障害とは?主な症状と発音の仕組み
構音とは、声や呼気をもとに、舌、唇、歯、口蓋などを使って母音や子音を作り、言葉の音を形作る働きです。医学的には「構音」と表記し、言語学では「調音」という用語も使われます。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の解説によると、肺から送り出された空気が声帯を振動させることで声が生まれ、その声や呼気に対して、舌や唇などが口腔・鼻腔・咽頭の形を変えることで言葉の音が作られます。呼吸、発声、共鳴、構音は、互いに関係しながら発話を支えています。
この仕組みのうち、構音に問題が生じると、本人は伝えたい言葉を理解していても、相手に伝わる音を正確に作れないことがあります。広い意味で発話の問題を考える際には、呼吸や発声、共鳴も含めて評価する必要があります。
構音障害の代表的な症状には、次のようなものがあります。
- 特定の音が別の音に置き換わる。「さかな」が「たかな」のように聞こえる。
- 音がゆがみ、正しい発音とは異なる響きになる。
- 特定の音を省略したり、音節を正確に作れなかったりする。
- 舌や唇の動きが不十分で、言葉全体が不明瞭になる。
- 鼻に抜ける声や、口の中で音がこもるような発話が見られる。
- 神経や筋肉の働きに問題がある場合、話し方が遅くなったり、途切れたり、単調になったりする。
ただし、これらの症状がすべての人に現れるわけではありません。子どもの発音の発達過程で見られる誤りと、病気や神経の障害によって生じる発音の変化では、原因も対応も異なります。
また、構音障害があっても、必ずしも言葉の意味を理解する力や、考える力に問題があるわけではありません。発音の問題と、言葉を理解・使用する能力の問題を分けて考えることが、適切な支援への第一歩です。

【種類を比較】構音障害の3つのタイプと特徴
構音障害は、原因や発音に関わる器官の状態などによって分類されます。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会や国立障害者リハビリテーションセンターでは、器質性構音障害、機能性構音障害、運動障害性構音障害などが説明されています。
| 種類 | 主な原因・背景 | 特徴と対応の方向性 |
|---|---|---|
| 器質性構音障害 | 口蓋裂、舌や口唇などの形態上の問題、口腔内の手術後の変化など | 器官の構造や機能を評価し、必要に応じて手術や構音訓練などを検討する。 |
| 機能性構音障害 | 明確な器質的原因が見つからず、発音の仕方を誤って習得している場合など | 発音の誤り方を評価し、言語聴覚士などによる構音訓練を検討する。 |
| 運動障害性構音障害 | 脳卒中、神経疾患、頭部外傷などによる発話器官の運動制御の問題 | 原因疾患の診療と並行して、発話の明瞭さや伝達方法を改善・維持するリハビリを行う。 |
器質性構音障害では、口蓋裂などの構造上の問題によって、一部の音を作りにくくなることがあります。原因となる状態に応じて、医師による治療や手術、発音の訓練などを組み合わせます。
機能性構音障害は、構音器官に明確な形態上の異常がなくても、特定の音を正しく作る方法が身についていない場合などに見られます。子どもの発音の誤りをすべてこのタイプと判断することはできず、聴力や口腔内の状態、言語発達なども確認する必要があります。
一方、運動障害性構音障害は、発話に必要な筋肉を動かしたり、動きを協調させたりする機能が損なわれた状態です。英語では「dysarthria」と呼ばれます。脳卒中やパーキンソン病などに伴って生じることがあり、子どもの発音の誤学習とは異なる視点での診療が必要です。
この分類は、症状だけで自己判断するためのものではありません。似たような発音の不明瞭さでも原因が異なることがあるため、専門家による評価を通じて、どのような支援が適しているかを見極めます。
【原因を解説】構音障害は子どもと大人で何が違う?
構音障害の原因を理解するうえでは、発音を習得している途中なのか、それとも、これまでできていた発話が何らかの理由で難しくなったのかという違いが重要です。
子どもの構音障害:発音の発達と誤学習
子どもは成長に伴い、周囲の言葉を聞き分けながら、舌や唇などを使ってさまざまな音を作る方法を学んでいきます。その過程では、特定の音が別の音になったり、発音が不明瞭になったりすることがあります。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、構音が5歳までに9割程度確立すると説明しています。ただし、これはすべての子どもが5歳の誕生日までに、あらゆる音を完全に発音できるという意味ではありません。音の種類や発達の経過には個人差があります。
子どもの構音障害に関係する主な要因は、次のとおりです。
- 発音方法の習得:特定の音の作り方を誤って覚えている。
- 口腔内の形態:口蓋裂や舌、口唇などの形態上の問題がある。
- 聴力の問題:音を十分に聞き取れないことが、発音の習得に影響している。
- 神経・運動機能の問題:発話に必要な筋肉の動きや協調が難しい。
- 発達上の要因:言語発達など、ほかの発達面の特徴が関係している。
発音が気になるからといって、必ずしも病気があるとは限りません。一方で、「まだ小さいから」と長期間様子を見るだけでは、必要な支援につながる時期を逃す可能性があります。
発音の誤りが続く、家族以外には言葉が伝わりにくい、本人が話すことを嫌がる、聞こえや言葉の発達にも心配があるといった場合は、小児科や耳鼻咽喉科、自治体の発達相談窓口などに相談するとよいでしょう。
大人の構音障害:脳卒中や神経疾患などに注意
大人の構音障害では、脳や神経、筋肉などの働きに問題が生じた結果、発音が不明瞭になるケースがあります。代表的な原因には、脳梗塞、脳出血、頭部外傷、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などがあります。
また、舌や口腔内の手術後に、発音に必要な器官の形態や動きが変化することもあります。症状が進行する場合や、食べ物を飲み込みにくい、むせやすいといった症状を伴う場合は、原因疾患や嚥下機能についても評価が必要です。
特に注意したいのが、それまで普通に話せていた人のろれつが突然回らなくなった場合です。日本脳卒中協会は、突然のろれつの異常、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない、片側の手足や顔の麻痺などを脳卒中の主な症状として挙げています。
こうした症状が突然現れた場合は、症状が軽く見えても様子を見ず、すぐに119番へ通報してください。通常の構音訓練を検討するより先に、緊急の医療対応が必要です。

【違いを整理】構音障害・音声障害・失語症はどう見分ける?
「声が出しにくい」「言葉がはっきりしない」「言いたい言葉が出てこない」は、日常会話では似た表現でまとめられがちです。しかし、医療では問題が生じている仕組みによって区別します。
構音障害と音声障害の違い
構音障害は、言葉の音を正しく作る働きに問題がある状態です。一方、音声障害は、声帯などの働きに問題が生じ、声がかすれる、出しにくい、声質が変わるといった状態を指します。発声障害という表現も使われます。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によると、声帯は声を作り、咽頭・口腔・鼻腔などは言葉の音を形作る役割を担っています。そのため、声そのものに異常があるのか、声は出ていても発音が不明瞭なのかを区別することが診療の手がかりになります。
ただし、構音障害と音声障害が同時に生じる場合もあります。声がかすれる、息漏れが目立つ、発音が不明瞭になるといった症状が続く場合は、自己判断で原因を決めつけず、耳鼻咽喉科で相談することが大切です。
構音障害と失語症の違い
構音障害と失語症の大きな違いは、発話に必要な運動機能の問題なのか、言葉を理解したり、選んだり、表現したりする言語機能の問題なのかという点にあります。
構音障害では、本人が言いたい内容や言葉を理解していても、舌や唇などの動きがうまく調整できず、発音が不明瞭になることがあります。対して失語症は、脳の損傷などによって言語機能が障害され、言葉が出にくい、相手の話を理解しにくい、読み書きが難しくなるなどの症状が現れる状態です。
国立障害者リハビリテーションセンターは、失語症を聞く・話す・読む・書く・計算する能力などに影響する障害として説明しています。構音障害では主に発話の明瞭さが問題となるのに対し、失語症では言語理解や表現など、より広い言語機能に影響する場合があります。
なお、脳卒中などでは構音障害と失語症が併存することもあります。「話せない」という症状だけでは区別できないため、医師による診察や専門的な評価が欠かせません。
【診断・治療】構音障害は何科を受診し、どんなリハビリを受ける?
構音障害の診断では、発音の状態だけでなく、いつから症状があるのか、どのように変化したのか、口腔内の形態や神経・筋肉の働きに問題がないかなどを確認します。原因によって適した診療科や検査が異なります。
構音障害の診断で行われること
医療機関では、症状や既往歴の聞き取り、口や舌、唇などの動きの確認、単語や文章の復唱、発音の明瞭さの評価などを行います。必要に応じて聴力検査や神経学的診察、画像検査などを組み合わせ、背景にある原因を調べます。
言語聴覚士は、発音や言葉の理解、コミュニケーション、聴覚、嚥下などの問題を評価・支援する専門職です。医師の診察と連携しながら、発音の誤り方や発話時の動きを詳しく調べ、訓練の必要性や具体的な支援方法を検討します。
相談先の目安は次のとおりです。
- 子どもの発音が気になる場合:小児科、耳鼻咽喉科、自治体の発達相談窓口など。
- 声のかすれや声の出しにくさが中心の場合:耳鼻咽喉科。
- 成人のろれつの異常や神経症状がある場合:脳神経内科など。突然発症した場合は119番。
- 診断後の発音訓練やコミュニケーション支援:言語聴覚士による言語聴覚療法。
構音障害の治療とリハビリ
構音障害の治療は、原因に応じて選択されます。すべての人に同じ発音練習を行えばよいわけではなく、器質的な問題があるのか、発音方法の習得に課題があるのか、神経・筋肉の働きに問題があるのかを見極める必要があります。
機能性構音障害では、言語聴覚士などの専門家の指導のもと、正しい音の作り方を学び、単音から単語、文章、日常会話へと段階的に練習する方法が用いられます。家庭での関わり方についても、専門家から助言を受けられる場合があります。
器質性構音障害では、口蓋裂などの状態に応じて、手術や口腔機能への対応、発音訓練などを検討します。構造上の問題がある場合、訓練だけですべての症状を改善できるとは限りません。
運動障害性構音障害では、原因となる病気の治療と並行して、呼吸や発話の調整、発音の明瞭さを高める練習、会話の速度や息継ぎの工夫などを行います。症状によっては、文字盤やコミュニケーション機器などを使い、本人の意思を伝えやすくする支援も重要です。
リハビリの目標は、必ずしも発音を完全に元どおりにすることだけではありません。伝わりやすい話し方を身につけること、日常生活や仕事で意思疎通をしやすくすること、進行性の病気では発話能力をできるだけ維持することなど、本人の状態や生活上の希望に合わせて設定されます。
なお、発音が不明瞭だからといって、自己流の舌や口の筋肉のトレーニングを一律に始めるのは適切ではありません。必要な練習は原因や症状によって異なるため、評価を受けたうえで取り組むことが望まれます。

【子どもの支援】構音障害について学べる本と相談先の探し方
子どもの発音について理解を深めたい保護者や教育関係者にとって、専門家による評価と並んで役立つのが、発音の発達や支援方法を解説した書籍です。家庭でできることと、専門的な訓練が必要なことを区別するためにも、信頼できる資料を選びましょう。
所沢市立所沢図書館が紹介した参考書籍
国立国会図書館が運営するレファレンス協同データベースには、所沢市立所沢図書館が回答した「(子供の)構音障害について、書かれている本はないか?」という調査事例が登録されています。事例の作成日は2020年9月10日、登録日は2022年3月3日です。
この事例では、図書館が所蔵資料などを調べ、子どもの発音や言葉の発達について学べる複数の書籍を紹介しています。なかでも、発音の仕組みから専門家による検査、訓練、家庭での関わり方まで確認したい人には、次の資料が参考になります。
- 『子どもの発音とことばのハンドブック』(山崎祥子著、芽ばえ社、2011年)。事例の記録では、構音障害の原因とタイプ、専門家が行う検査や訓練、家庭や保育所でできる遊びなどが紹介されています。
- 『Q&Aきこえとことばの相談室』(キャサリン・L・マーティン著、協同医書出版社、2005年)。構音や発音に関する疑問を調べたい場合の参考資料です。
- 『小児のことばの障害』(加我牧子編著、医歯薬出版、2000年)。子どもの構音や発達性構音障害について、より専門的に学びたい場合に参考になります。
- 『ことばの遅れが気になるなら』(古荘純一監修、講談社、2021年)。構音だけでなく、子どもの言葉の発達全般について理解を深めたい場合の選択肢です。
これらはレファレンス協同データベースに掲載された紹介資料です。出版年が古い本も含まれるため、現在の診療や支援については、医療機関や言語聴覚士による説明と併せて確認することが大切です。また、所蔵状況や貸し出しの可否は図書館によって異なります。
家庭でできる支援と、避けたい対応
子どもの発音が気になるときは、まず本人が伝えようとしている内容を受け止め、自然な会話を続けることが基本です。正しく発音できなかった音を何度も言い直させたり、話すたびに誤りを指摘したりすると、会話そのものを避けるようになる場合があります。
家庭での対応に迷ったら、次の点を意識するとよいでしょう。
- 子どもの話を最後まで聞き、内容に応答する。
- 発音を強制的に直させるのではなく、大人が正しい発音を自然な会話の中で示す。
- どの音が難しいのか、いつから気になるのか、家庭と園・学校で様子が異なるかを記録する。
- 聞こえや言語発達も気になる場合は、発音だけの問題と決めつけず相談する。
- 本人が困っていることや、友達との会話で伝わりにくい場面なども専門家に伝える。
図書館の本は、症状や支援について理解するための入り口になります。ただし、書籍を読んで家庭だけで診断することはできません。子どもの発音が気になる場合は、必要に応じて小児科や耳鼻咽喉科、言語聴覚士、自治体の相談窓口につなげることが大切です。
【プロの結論】構音障害を理解するために押さえたい判断基準
構音障害について理解するうえで、最も大切なのは、発音の不明瞭さだけで原因を決めつけないことです。子どもの発達過程で見られる発音の誤りと、大人が脳卒中や神経疾患などによって発症する構音障害では、必要な対応が大きく異なります。
また、構音障害、音声障害、失語症は、いずれも会話に困難をもたらすことがありますが、問題が生じる仕組みは同じではありません。声が出にくいのか、音を正しく作れないのか、言葉を理解・表現すること自体が難しいのかを区別することが、適切な診療につながります。
判断に迷ったときは、次の3点を確認してください。
- 症状がいつ始まったか:突然の発症なのか、以前から続いているのか。
- どのような問題があるか:特定の音の発音、声の質、言葉の理解・表現のどこに困難があるのか。
- 生活への影響があるか:会話が伝わりにくい、食事でむせる、仕事や学校生活に支障があるなど、ほかの症状や困りごとがないか。
突然のろれつの異常は緊急性の高い症状です。一方、子どもの発音の悩みや、以前から続く発話の問題では、医師や言語聴覚士などの専門家と一緒に原因や支援方法を検討できます。症状に応じて適切な相談先を選ぶことが、本人の意思疎通と生活の質を支える第一歩です。
【構音障害とは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:構音障害とは、簡単にいうとどのような状態ですか?
A1:言葉の音を正しく作る働きに問題が生じ、発音が不明瞭になったり、特定の音を正しく発音できなくなったりする状態です。原因には、発音方法の習得、口腔内の形態、神経や筋肉の働きなど、さまざまなものがあります。
Q2:構音障害と音声障害は何が違いますか?
A2:構音障害は主に言葉の音を作る働きの問題で、音声障害は声帯などに関係する声のかすれや出しにくさなどの問題です。両方が同時に起こる場合もあるため、症状に応じた診察が必要です。
Q3:子どもの発音が不明瞭なら、必ず構音障害なのでしょうか?
A3:必ずしもそうではありません。発音は成長に伴って発達し、音の習得時期には個人差があります。ただし、発音の誤りが続く、会話が伝わりにくい、聞こえや言葉の発達にも心配がある場合は、小児科や耳鼻咽喉科などに相談しましょう。
Q4:構音障害は治療やリハビリで改善しますか?
A4:改善の程度や方法は原因によって異なります。機能性構音障害では発音訓練が役立つ場合があり、器質性構音障害では手術などを検討することがあります。神経疾患などに伴う場合は、原因疾患の治療と並行して、発話能力の改善や維持を目指すリハビリを行います。
Q5:大人のろれつが突然回らなくなった場合は、何科に行けばよいですか?
A5:突然のろれつの異常は、脳卒中の症状である可能性があります。通常の外来受診を待たず、すぐに119番へ通報してください。片側の手足の麻痺、顔のゆがみ、言葉が出ない、理解できないといった症状を伴う場合も、緊急対応が必要です。
Q6:子どもの構音障害について学べる本は、どこで探せますか?
A6:国立国会図書館のレファレンス協同データベースには、所沢市立所沢図書館が回答した、子どもの構音障害に関する書籍の紹介事例が掲載されています。『子どもの発音とことばのハンドブック』などが紹介されています。図書館の蔵書検索やレファレンスサービスを活用すると、関連資料を探しやすくなります。
まとめ:構音障害は原因を見極め、適切な支援につなげることが大切
構音障害とは、言葉の音を作る働きに問題が生じ、発音が不明瞭になるなどの症状が現れる状態です。器質性、機能性、運動障害性などの種類があり、子どもの発音の発達に関係する場合もあれば、大人が脳卒中や神経疾患などをきっかけに発症する場合もあります。
音声障害は声そのものの問題、失語症は言葉の理解や表現などに関わる問題という違いがあります。ただし、複数の障害が併存することもあるため、症状だけで自己判断することは避けましょう。
子どもの発音が気になる場合は、成長の個人差を踏まえながら、必要に応じて小児科や耳鼻咽喉科、言語聴覚士などに相談することが大切です。大人に突然のろれつの異常が現れた場合は、脳卒中の可能性を考えて直ちに119番へ通報してください。
構音障害について理解を深めることは、単に発音の問題を知るだけでなく、本人が伝えたいことを周囲が受け止め、適切な医療やリハビリ、日常生活の支援につなげることにも役立ちます。 (出典: 構音 障害 と は(Yahoo!ニュース))