【2026年版】揚げパンの作り方を徹底解説!給食風きな粉味の再現術と簡単アレンジ
給食で食べた、きな粉がたっぷり付いた揚げパン。外側はほんのり香ばしく、中はふんわりとした食感で、家庭でも再現したい定番のおやつです。実は、市販のコッペパンや食パンを使えば、生地をこねたり発酵させたりする必要はなく、短時間で手軽に作れます。
おいしく仕上げるポイントは、パンの選び方、油の温度と揚げ時間、そして砂糖やきな粉をまぶすタイミングです。この記事では、給食風のきな粉揚げパンを中心に、材料と分量、フライパンでの作り方、シナモンシュガーへのアレンジ、油を使わない揚げパン風の作り方、カロリーの目安まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の作り方:市販のコッペパンを160〜170℃の油で表面が軽く色づくまで揚げ、熱いうちにきな粉と砂糖をまぶす。
- 失敗しないコツ:パンを一度に入れすぎず、揚げる前に粉を準備し、表面に適度な油分が残っているうちに味付けする。
- アレンジも簡単:食パンやフライパンでも作れ、トースターを使えば油を使わない揚げパン風にもできる。
【まずは基本】揚げパンの作り方と材料・分量を紹介
初めて揚げパンを作るなら、パン生地から作るよりも、市販のコッペパンを使う方法がおすすめです。パン自体にはすでに火が通っているため、表面を短時間で香ばしく仕上げれば、給食でおなじみの食感に近づけられます。
材料は4本分。きな粉味の基本レシピ
家庭で作りやすい、甘さを調整できる基本の配合です。コッペパンは、砂糖が多く練り込まれた菓子パンタイプよりも、甘さ控えめのものを選ぶと、きな粉の香ばしさが引き立ちます。
- コッペパン:4本
- 揚げ油:適量
- きな粉:大さじ4程度
- 砂糖:大さじ2
- 塩:ひとつまみ
砂糖はグラニュー糖でも上白糖でも構いません。すっきりした甘さにしたい場合はグラニュー糖、まろやかな甘さにしたい場合は上白糖を選ぶとよいでしょう。塩を少量加えると、きな粉の風味と甘みが引き立ちます。
簡単な揚げパンの作り方・5ステップ
手順1:きな粉と砂糖を混ぜる
バットや大きめのボウルに、きな粉、砂糖、塩を入れて均一に混ぜます。パンを揚げてから粉を準備すると、まぶすタイミングが遅れてしまいます。先に用意しておくことが大切です。
手順2:油を160〜170℃に温める
揚げ鍋や深めのフライパンに油を入れ、温度計で160〜170℃を目安に加熱します。フライパンを使う場合は、油の深さを2〜3cm程度にして、パンを転がしながら揚げる方法もあります。鍋やパンの大きさに合わせて、無理なく扱える量に調整してください。
手順3:パンの表面を短時間で揚げる
パンを静かに油へ入れ、片面約10秒を目安に、裏返して反対側も揚げます。所沢市の学校給食レシピでも、160〜170℃の油で表裏を10秒ずつ揚げる方法が紹介されています。パンの大きさや状態によって時間は変わるため、表面の仕上がりを確認しながら調整しましょう。
手順4:余分な油を切る
パンを取り出し、鍋の上で数秒間油を切ります。表面の油分を完全に拭き取ると粉が付きにくくなるため、余分な油だけを落とすのがポイントです。
手順5:熱いうちに粉をまぶす
揚げたパンをきな粉と砂糖の入ったバットに入れ、転がしながら全体にまぶします。粉が残っていれば、仕上げに上から振りかけても構いません。温かいうちに作業すると、表面の油分によって粉が絡みやすくなります。
この方法なら、生地作りから始める必要がなく、材料の準備から完成まで短時間で取り組めます。揚げたてを食べると、表面の香ばしさと中のふんわりした食感を楽しめます。

【給食風を再現】油の温度・揚げ時間・砂糖のまぶし方
揚げパンは材料がシンプルな分、加熱の仕方と仕上げのタイミングによって食感や味わいが変わります。特に大切なのが、油の温度を安定させること、必要以上に長く揚げないこと、そして粉をまぶすまでの時間を空けないことです。
油の温度は160〜170℃を目安にする
市販のパンを使う揚げパンは、パン生地の内部まで火を通す必要がありません。表面を短時間で加熱するため、まずは160〜170℃を基準にすると作りやすくなります。
ただし、すべてのレシピで温度が統一されているわけではありません。明治の食育で紹介されている揚げパンのレシピでは200℃で約1分揚げる方法が使われており、パンの種類や大きさ、目指す食感によって条件は異なります。初めて作る場合は、温度計を使い、短時間の加熱から様子を見るのが無難です。
油の温度が低すぎると、表面がカリッとしにくく、余分な油を吸って重たい食感になりがちです。一方、高温すぎると表面だけが急に色づき、焦げやすくなります。温度を一定に保ちながら、短時間で仕上げることを意識してください。
揚げ時間は片面10秒から様子を見る
揚げパンの揚げ時間は、パンの大きさや油の量によって変わります。給食風のシンプルな作り方では、片面10秒ずつを目安に、表面に油がなじむ程度に仕上げる方法があります。小さめのパンや表面をしっかり香ばしくしたい場合は、状態を確認しながら少しずつ加熱時間を延ばしましょう。
パンを一度にたくさん入れると、油の温度が下がりやすくなります。家庭では1本ずつ、または鍋に余裕がある範囲で揚げると、仕上がりを安定させやすくなります。
砂糖ときな粉がよく絡む3つのコツ
- 粉は先に混ぜておく:揚げたパンを取り出してすぐにまぶせるよう、バットやボウルを準備しておきます。
- 油を切りすぎない:余分な油は落としつつ、粉が付着するための油分は残します。
- 熱いうちに転がす:パンが冷めると粉が絡みにくくなるため、揚げたらすぐに全体へまぶします。
砂糖を先にパンへ直接振りかけるよりも、きな粉と砂糖をあらかじめ混ぜておく方が、甘さと風味を均一に仕上げやすくなります。粉を袋に入れておき、揚げたパンを入れて振る方法も便利です。ただし、熱いパンを扱う際はやけどに注意してください。
【徹底比較】コッペパン・食パン・フライパンで作る揚げパン
給食の揚げパンに最も近い仕上がりを目指すならコッペパンが向いています。一方、食パンは家庭に常備されていることが多く、フライパンを使った少量の油での調理にも適しています。求める食感と手軽さに合わせて選びましょう。
| 作り方・材料 | 加熱の目安 | 仕上がりの特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| コッペパンを揚げる | 160〜170℃で片面約10秒ずつから調整 | 給食風の形と、ふんわりした中身を再現しやすい | 懐かしい定番の味を目指す人 |
| 食パンを揚げる | 食べやすい大きさに切り、短時間で加熱 | 表面積が大きく、粉をまぶしやすい。形や食感はコッペパンと異なる | 家にある食材で作りたい人 |
| フライパンで少量の油を使う | 油を2〜3cm程度入れ、パンを返しながら揚げる | 専用の揚げ鍋がなくても作りやすい | 少量だけ作りたい人 |
| トースターで揚げパン風にする | 機種やパンに合わせて加熱時間を調整 | 揚げたパンとは異なる、焼きパンに近い食感 | 油の使用量を抑えたい人 |
コッペパンは甘さ控えめのものを選ぶ
給食風の揚げパンを再現するなら、シンプルなコッペパンが基本です。パン自体が甘すぎると、きな粉や砂糖の風味が目立ちにくくなります。大きなパンは鍋に入れにくい場合があるため、家庭の調理器具に合うサイズを選ぶと扱いやすくなります。
食パンはスティック状や三角形に切る
食パンで揚げパンを作る場合は、6枚切りなどの食パンをスティック状や三角形に切ると、裏返しやすく、粉もまぶしやすくなります。パンの厚さによって食感が変わり、薄いパンはカリッとしやすく、厚いパンは内側のふんわり感が残りやすくなります。
食パンはコッペパンより表面積の割合が大きいため、油を吸いすぎないよう短時間で仕上げることが大切です。少量の油で揚げ焼きにする場合は、両面に油が行き渡るように返しながら加熱してください。
フライパンなら油は2〜3cm程度から
揚げパンは、深めのフライパンでも作れます。明治の食育で紹介されている方法でも、コッペパンが入る大きさのフライパンに油を高さ2〜3cm程度入れる方法が案内されています。
パン全体を油に沈める必要はなく、転がしながら表面を加熱すれば作れます。ただし、浅いフライパンは油がはねやすいため、パンを静かに入れ、鍋のそばを離れないようにしましょう。油を入れすぎず、鍋の安定性と深さを確認してから調理してください。

【人気の味を楽しむ】きな粉・砂糖・シナモンシュガーのアレンジ
揚げパンの定番はきな粉味ですが、味付けを変えるだけで雰囲気が大きく変わります。パンを揚げる工程は共通なので、粉を数種類用意しておけば、家族それぞれの好みに合わせて作れます。
定番のきな粉味は甘さを調整する
きな粉と砂糖を混ぜ、塩をひとつまみ加えるのが基本です。甘さ控えめが好みなら砂糖を減らし、甘めにしたいなら少しずつ追加しましょう。
所沢市が公開している学校給食のレシピでは、4人分のコッペパンに対して、きな粉40g、グラニュー糖大さじ1/2、塩少々を使っています。家庭向けのレシピとは配合が異なりますが、給食風の味付けでも砂糖の量を調整できることがわかります。甘さだけでなく、きな粉の香ばしさを生かしたい人にも参考になる配合です。
砂糖だけのシンプルな揚げパン
きな粉を使わず、砂糖だけをまぶす方法も定番のアレンジです。グラニュー糖なら粒感のあるすっきりした甘さに、細かい砂糖ならパンの表面になじみやすい仕上がりになります。
粉砂糖は見た目をきれいに整えやすい一方、温かいパンの表面では湿気を吸って溶けやすくなります。白い粉の見た目を残したい場合は、食べる直前に振りかけるとよいでしょう。
シナモンシュガーで香り豊かに
シナモンシュガーは、砂糖大さじ2に対してシナモンパウダー小さじ1/4〜1/2程度を混ぜるところから試すと、香りを調整しやすくなります。シナモンの風味を強くしたい場合は少しずつ増やしてください。
S&B食品が公開している揚げパンのレシピでも、シナモンとココア、砂糖を組み合わせた味付けが紹介されています。きな粉とは違う香りを楽しみたい場合や、コーヒーや紅茶に合うおやつにしたい場合に向いています。
ココア味やミックス味もおすすめ
ココア味にする場合は、純ココアと砂糖を混ぜ、揚げたてのパンにまぶします。純ココアは苦みが出やすいため、砂糖を加えて味を整えると食べやすくなります。
きな粉味、砂糖味、シナモンシュガー味をそれぞれ小さな袋やバットに用意し、パンを分けてまぶす方法も便利です。複数の味を一度に作れば、同じパンでも飽きずに楽しめます。
【油を使わない作り方】揚げパン風の簡単レシピとカロリー
揚げパンを食べたいけれど、揚げ油の後片付けや油の使用量が気になる場合は、トースターで作る方法もあります。ただし、油で揚げる方法とは加熱の仕組みが異なるため、まったく同じ食感になるわけではありません。
トースターで作る揚げパン風レシピ
油を完全に使わない場合は、食パンやコッペパンをトースターで焼き、きな粉と砂糖をまぶす方法が手軽です。
- 食パンまたはコッペパン:1〜2個分
- きな粉:大さじ1程度
- 砂糖:大さじ1程度
- 牛乳:少量
作り方
1. きな粉と砂糖を混ぜておきます。
2. パンをトースターで焼き、表面に軽く焼き色を付けます。
3. 焼き上がったパンの表面に牛乳を薄く塗り、きな粉と砂糖をすぐにまぶします。
4. 粉が全体に付いたら完成です。
牛乳を使うと粉が付きやすくなりますが、塗りすぎるとパンが湿ってしまいます。ごく薄く塗るのがコツです。完全に油を使わない場合は、揚げパン特有の油の香りや食感は弱くなります。より揚げパンらしい風味を求めるなら、パンの表面にごく少量の油を塗ってから焼く方法もあります。
なお、トースターは機種やパンの厚さによって焦げやすさが異なります。調理中は目を離さず、使用機器の説明書に従って加熱してください。
揚げパンのカロリーはどれくらい?
揚げパンのカロリーは、パンの重量、吸収した油の量、砂糖やきな粉の使用量によって変わります。そのため、すべての揚げパンに当てはまる一律の数値はありません。
参考として、東洋システムサイエンスが掲載する学校給食向けの揚げパンレシピでは、中学年の1人分について207kcalという栄養価が示されています。これはコッペパン50g、揚げ油3g、砂糖6g、きな粉6gなどの条件に基づく数値です。
市販の大きなコッペパンを使ったり、砂糖を多くまぶしたりすると、カロリーは変わります。油の使用量を抑えたい場合は、少量の油で揚げ焼きにするか、トースターで作る揚げパン風を選ぶとよいでしょう。ただし、実際のカロリーは材料や調理方法によって異なります。

【プロの結論】揚げパン作りで失敗しないための判断基準
揚げパンをおいしく作るために、特別な調理器具や複雑な技術は必要ありません。仕上がりを左右するのは、パンの状態に合わせて加熱を調整し、揚げた後の粉付けを手早く行うことです。
よくある失敗と対処法
- パンが油っぽい:油の温度が低い、または加熱時間が長すぎる可能性があります。温度を確認し、短時間で仕上げましょう。
- きな粉が付かない:パンが冷めていたり、表面の油分を取りすぎたりしている可能性があります。揚げたてのうちに粉をまぶしてください。
- 表面が焦げる:油の温度が高すぎる可能性があります。火力を下げ、パンの色を見ながら加熱しましょう。
- 粉が一部分に固まる:きな粉と砂糖が十分に混ざっていない、または粉を一度に大量に付けている可能性があります。事前に粉を混ぜ、パンを転がしながら少しずつ全体に付けます。
- 表面がべたつく:油を十分に切れていない、または粉付け後に長時間置いている可能性があります。余分な油を落とし、できたてを食べるのがおすすめです。
家庭で揚げるときの安全対策
農林水産省は、家庭で揚げ物をする際、適切な油温を保ち、一度に材料を入れすぎないことを勧めています。揚げパンでも、パンをまとめて入れすぎると油温が下がり、仕上がりが不安定になることがあります。
パンの表面に水分が多いと油はねの原因になるため、濡れたパンをそのまま油へ入れるのは避けてください。パンを油へ入れるときは静かに扱い、鍋の周囲に水が飛び散る状態を作らないようにします。油を加熱したままその場を離れず、使用後の油は十分に冷ましてから適切に処理しましょう。
自分に合った作り方を選ぶ
給食の味をできるだけ再現したい人には、甘さ控えめのコッペパンを使い、短時間で揚げる方法が向いています。手軽さを優先するなら食パンやフライパン、油の使用量を減らしたいならトースターがおすすめです。
一方、パン生地から本格的に作りたい場合は、発酵や成形、焼成の工程が加わります。時間はかかりますが、パンの大きさや生地の食感まで自分好みに調整できます。まずは市販のパンで基本を試し、好みが固まってから生地作りに挑戦すると、失敗を減らしやすくなります。
【揚げパン作り方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:揚げパンは何℃の油で、何秒揚げればよいですか?
A1:市販のコッペパンなら160〜170℃を目安に、片面約10秒ずつから試すと作りやすくなります。ただし、パンの大きさやレシピによって条件は異なります。表面の状態を見ながら加熱時間を調整してください。
Q2:揚げパンは食パンでも作れますか?
A2:作れます。食パンをスティック状や三角形に切り、短時間で揚げるか、フライパンで揚げ焼きにしてください。コッペパンとは食感が異なりますが、きな粉や砂糖をまぶせば手軽な揚げパン風のおやつになります。
Q3:揚げパンを油なしで作ることはできますか?
A3:トースターでパンを焼き、表面に少量の牛乳を薄く塗ってきな粉と砂糖をまぶせば、油を使わずに作れます。ただし、油で揚げたものと比べると、香ばしさや食感は異なります。揚げパンに近い風味を求める場合は、少量の油を塗って焼く方法もあります。
まとめ:揚げパンは温度とタイミングでおいしく仕上がる
揚げパンの作り方は、基本を押さえれば家庭でも難しくありません。給食風のきな粉揚げパンなら、コッペパンを使い、160〜170℃の油で表面を短時間加熱して、熱いうちにきな粉と砂糖をまぶす方法から始めましょう。
食パンやフライパンでも作れるため、特別な道具をそろえる必要はありません。シナモンシュガーやココア味にアレンジしたり、トースターで油を使わない揚げパン風にしたりと、好みに合わせて楽しめます。
失敗を減らすために覚えておきたいのは、油の温度を確認すること、パンを一度に入れすぎないこと、そして粉をまぶす準備を先に済ませておくことです。まずは基本のきな粉味から試して、懐かしい給食の味を家庭で再現してみてください。 (出典: 揚げ パン 作り方(Yahoo!ニュース))