十日の読み方は「とおか」が基本!十日間・十日目・十日後との違いを徹底解説【2026年版】
「十日」は何と読むのでしょうか。正しい読み方は「とおか」です。毎月10日の日付を表す場合だけでなく、10日間という期間を表す場合にも使われます。一方、「じゅうにち」と読んでよいのか、十日間・十日目・十日後では読み方が変わるのかなど、似た表現との違いに迷う人も少なくありません。
実は、日本語の日付には、数字をそのまま音読みするだけでは読めない言葉が数多くあります。小学館『デジタル大辞泉』や東京外国語大学の「日本語語彙モジュール」でも、「十日」の読みは「とおか」とされています。この記事では、2026年時点でも日常会話やビジネス文書で役立つ正しい読み方を整理し、由来、例文、期限の伝え方まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の読み方:「十日」は「とおか」。月の10日と10日間の両方を表します。
- 似た表現との違い:「十日間」は期間、「十日目」は順番、「十日後」は基準日からの経過を表します。
- 間違えないコツ:日付を表す「十日」は「じゅうにち」ではなく「とおか」と読み、締切は「十日まで」と「十日までに」の意味も区別します。
【十日の正しい読み方】基本は「とおか」。「じゅうにち」と何が違う?
「十日」の基本の読み方は「とおか」です。月の10番目の日を表すときも、10日間という日数を表すときも、一般的にはこの読み方を使います。
たとえば、「今日は10月10日です」は「きょうは、じゅうがつとおかです」と読みます。「じゅうがつじゅうにち」と読むのではありません。カレンダーの日付としての「十日」は、数字の「十」を「じゅう」と読む一般的な音読みとは異なる点が特徴です。
小学館『デジタル大辞泉』では、「十日」の意味を、日の数の10、または月の10番目の日として説明しています。東京外国語大学の「日本語語彙モジュール」でも、読み方は「とおか」と示されています。
では、「じゅうにち」は完全に間違った読み方なのでしょうか。日付を表す通常の日本語としては「とおか」が基本です。「十日」を機械的に「じゅう」と「にち」に分けて読むのは、自然な日付の読み方とはいえません。ただし、数字を個別に読み上げる特殊な場面や、漢語としての別の用法まで含めて、あらゆる状況で「じゅうにち」という音が成立しないと考える必要はありません。
日常会話や一般的な文章で迷ったときは、次の使い分けを覚えておくと安心です。
- 日付の「10日」:とおか
- 10日間という期間:「十日」なら、とおか
- 10日間という期間を明示する「十日間」:とおかかん
- 10月10日:じゅうがつとおか
なお、「とおか」と「とうか」は、発音が似ているため混同されがちです。標準的な表記と読み方は「とおか」です。「10月10日」と書かれていたら、「じゅうがつとおか」と読むことを最初に押さえておきましょう。

【十日・十日間・十日目・十日後】読み方と意味を一覧で比較
「十日」という言葉で迷いやすいのは、同じ漢字を使っていても、後ろに付く言葉によって指しているものが変わるためです。日付なのか、期間なのか、順番なのか、基準日から何日経過したのかを考えると、読み方と意味を整理しやすくなります。
以下の一覧で、代表的な表現の読み方と使い方を確認しましょう。
| 表記 | 読み方 | 意味・使い方 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 十日・10日 | とおか | 月の10番目の日、または10日という日数 | 提出日は10月10日です。 |
| 十日間 | とおかかん | 10日間という期間 | 十日間、出張します。 |
| 十日目 | とおかめ | 数え始めて10日目に当たる日 | 旅行の十日目に帰国します。 |
| 十日後 | とおかご | 基準となる日から10日後 | 十日後に結果を発表します。 |
| 十日まで | とおかまで | 10日を終点とする期限・期間 | 受付は10日までです。 |
| 十日までに | とおかまでに | 10日を期限として、それまでに完了すること | 書類を10日までに提出してください。 |
特に押さえておきたいのが、「十日」と「十日間」の違いです。「十日」だけでは、文脈によって月の10日という日付にも、10日という期間にもなります。「十日間」と書けば、期間を表していることが明確になります。
また、「十日目」と「十日後」も同じ意味ではありません。「十日目」は、何かを始めてから数えた日数の順番を表します。「十日後」は、基準日から10日が経過した時点を表す言葉です。
例えば、4月1日を基準にして「十日後」と言う場合、通常の暦日計算では4月11日です。一方、4月1日を1日目として数えるなら、4月10日が10日目になります。起点の日を含めて数えるかどうかで日付が変わるため、期限や日程を扱うときには注意が必要です。
なお、期間の読み方は「十日間(とおかかん)」が基本です。京都大学の日本語学習教材でも、日数を表す不規則な読み方の例として「十日間」が扱われています。数字の10に「日間」を機械的に付けて読むのではなく、日数表現として覚えておくと自然に使えます。
【十日まで・十日までに】締切を誤解しない読み方と使い方
「十日まで」と「十日までに」は、どちらも「とおかまで」と読みますが、文章の中で伝える意味には違いがあります。仕事の提出期限や申込期間、支払い期日などでは、この違いを理解しておくことが大切です。
「10日まで」は、ある状態や期間が10日を終点とすることを表します。例えば、「受付は10日までです」という文は、通常、10日を最終日とする受付期間を意味します。ただし、何時まで受け付けるのかは、営業時間や受付要項によって異なります。
一方、「10日までに」は、10日を期限として、それ以前または期限当日までに行動を完了することを表します。「申込書を10日までに提出してください」であれば、提出の期限が10日であるという意味です。
具体的な例文で違いを確認しましょう。
- 「申込受付は10日までです」:受付期間の最終日を伝える表現です。
- 「申込書を10日までに提出してください」:提出を完了すべき期限を伝える表現です。
- 「10日から20日まで滞在します」:滞在期間の始まりと終わりを示す表現です。
- 「10日後に連絡します」:現在などの基準日から10日が経過した時点を示す表現です。
実務では、「10日まで」という表現だけで時間まで決まるとは限りません。オンライン申請なら締切時刻、郵送なら必着か消印有効か、契約なら期間の計算方法など、別の条件が設けられている場合があります。
誤解を防ぐには、「10月10日17時まで」「10月10日必着」のように、年月日や時刻、到着条件を明記するのが有効です。法律上の期間計算や契約上の期限については、一般的な日付の数え方だけで判断せず、適用される規定や契約条件を確認してください。

【なぜ「とおか」と読む?】和語数詞と日付の読み方の由来
「十日」を「とおか」と読む背景には、日本語に古くからある数の数え方が関係しています。日本語には、中国から伝わった漢語系の数詞である「いち・に・さん・じゅう」と、日本固有の和語系の数詞である「ひと・ふた・み・とお」などが併存しています。
「十日」の「とお」は、和語系の数詞「十(とお)」に当たります。「か」は、日数を数える際に使われる古い要素です。こうした和語数詞の仕組みが、現在の「とおか」という読み方に残っています。
国立国語研究所の歴史資料でも、日数を表す語の例として「二日(ふつか)」「三日(みっか)」「四日(よっか)」から「十日(とおか)」までの表現が確認できます。日本語の古い文献に見られる日数表現をたどると、現代の日付の読み方が、単に漢字の音を組み合わせたものではないことが分かります。
さらに、『精選版 日本国語大辞典』は「十日」の古い用例として、『古事記』の712年の歌謡に見られる「登袁加(トヲカ)」という表記を紹介しています。古い日本語の中ですでに「とおか」に当たる言い方が使われていたことを示す例です。
このような歴史的背景があるため、「十日」は「じゅうにち」と単純に音読みするのではなく、固有の読み方を持つ言葉として定着しています。同じように、日付には次のような特別な読み方があります。
- 1日:ついたち
- 2日:ふつか
- 3日:みっか
- 4日:よっか
- 5日:いつか
- 6日:むいか
- 7日:なのか
- 8日:ようか
- 9日:ここのか
- 10日:とおか
- 20日:はつか
11日以降は「じゅういちにち」「じゅうににち」のように、「じゅう」などの数詞と「にち」を組み合わせる読み方が基本になります。ただし、14日の「じゅうよっか」や20日の「はつか」など、別途覚えておきたい例外もあります。
日付を正しく読むには、数字の読み方だけでなく、「日」が付いたときの慣用的な読み方を身に付けることが近道です。「十日」も、その代表的な言葉の一つです。
【間違いやすい表現】「とうか」「じゅうにち」はどこが違う?
「十日」の読み方で混同されやすいのは、「とうか」「じゅうにち」といった、漢字から連想しやすい読み方です。また、「十日」と「十日間」を同じ意味で使ってしまい、日付なのか期間なのかが伝わりにくくなるケースもあります。
まず、「とうか」は「とおか」と音が似ていますが、一般的な日付の読み方として覚えるべき形は「とおか」です。例えば、「10月10日」は「じゅうがつとおか」と読みます。
次に、「十日」を「じゅうにち」と読むのも、通常の日付の読み方としては適切ではありません。「十日」は、月の10番目の日を指す場合も、10日という日数を指す場合も「とおか」が基本です。数字を機械的に音読するのではなく、言葉全体の読み方を覚えることが重要です。
また、「十日」と「十日間」は意味の伝わり方が異なります。「十日」は日付にも期間にも使えるため、文脈によって意味が変わります。「十日間」は期間を明示する表現なので、10日間の研修、出張、休暇などを説明するときに適しています。
例えば、「研修は十日です」という表現は、文脈によって研修開始日が10日なのか、研修期間が10日なのか分かりにくくなることがあります。一方、「研修は十日間です」と書けば、期間が10日間であることを明確に伝えられます。
さらに、「十日目」と「十日後」も混同しないようにしましょう。「十日目」は数え始めた日を1日目として数える場合に使い、「十日後」は基準日から10日が経過した時点を指すのが一般的です。日程の案内や報告書では、両者を区別するだけで誤解を減らせます。
読み方を覚える際は、単語だけを暗記するよりも、実際の文章の中で確認するのがおすすめです。次のような例文を声に出して読むと、使い分けを身に付けやすくなります。
- 「会議は10月10日です」:じゅうがつとおか。日付を表します。
- 「研修は十日間です」:とおかかん。期間を表します。
- 「旅行の十日目に帰国します」:とおかめ。順番を表します。
- 「十日後に結果が分かります」:とおかご。基準日からの経過を表します。
- 「書類は十日までに提出してください」:とおかまでに。期限を表します。
「十日」という文字を見たら、まず「とおか」と読めるようにし、その後で日付・期間・順番・経過・期限のどれを表しているか判断すると、実際の会話でも文章でも迷いにくくなります。

【プロの結論】日付・期間・経過日数を混同しない3つの判断基準
「十日」の読み方を正確に使い分けるために、実務で役立つ判断基準を3つに整理します。
1.月の何日かを表しているなら「とおか」
カレンダー上の日付を表す「十日」は「とおか」です。「10月10日」は「じゅうがつとおか」と読みます。日付の読み方を尋ねられたときは、まずこの基本形を思い出してください。
2.期間を伝えるなら「十日間」、順番を伝えるなら「十日目」
10日間という長さを明確にしたいなら「十日間(とおかかん)」、何かを始めてから10日目に当たる日なら「十日目(とおかめ)」を使います。似た表現でも、後ろに付く言葉によって意味が明確になります。
3.基準日や期限を具体的に示す
「十日後」は「とおかご」と読み、基準日から10日が経過した時点を指します。「十日まで」「十日までに」は期限や期間の終点を表すため、仕事や契約で使う際には、年月日や時刻まで書くと誤解を防ぎやすくなります。
これらの基準は、日常会話だけでなく、メール、社内文書、申込案内、予定表などにも応用できます。読み方だけを覚えるのではなく、言葉が表す時間の種類を意識することが、正確な日本語表現につながります。
【十日読み方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「十日」の正しい読み方は「とおか」と「じゅうにち」のどちらですか?
A1:通常の日付や日数を表す「十日」の基本の読み方は「とおか」です。「10月10日」は「じゅうがつとおか」と読みます。
Q2:「十日間」「十日目」「十日後」は何と読みますか?
A2:「十日間」は「とおかかん」、「十日目」は「とおかめ」、「十日後」は「とおかご」と読みます。それぞれ、期間・順番・基準日からの経過を表します。
Q3:「十日まで」と「十日までに」は何が違いますか?
A3:「十日まで」は10日を期間の終点や期限として示す表現で、「十日までに」は10日を期限として、それまでに行動を完了することを表します。実務では締切時刻や必着条件も確認すると安心です。
まとめ:十日は「とおか」が基本!意味に応じた使い分けを
「十日」の基本の読み方は「とおか」です。月の10番目の日を表す場合も、10日という日数を表す場合も、この読み方が基本になります。「じゅうにち」と機械的に読むのではなく、言葉全体の読み方として覚えておくことが大切です。
また、「十日間(とおかかん)」「十日目(とおかめ)」「十日後(とおかご)」は、それぞれ期間・順番・経過を表します。「十日まで」と「十日までに」も、文章の中で伝える意味が異なります。
日付の読み方には、和語数詞に由来する歴史的な特徴が残っています。「十日」だけでなく、「ついたち」「ふつか」「みっか」「はつか」なども併せて覚えておくと、日本語の日付表現への理解が深まります。
迷ったときは、まず「とおか」と読むことを基本にし、次に日付・期間・順番・経過・期限のどれを表しているのかを確認しましょう。この2つの手順を意識すれば、日常会話からビジネス文書まで、より正確で分かりやすい日本語を使えるようになります。 (出典: 十 日 読み方(Yahoo!ニュース))