ダニ虫刺されの見分け方と治し方|イエダニ・マダニの症状、危険サインと2026年最新対策を徹底解説

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ダニ虫刺されの見分け方と治し方|イエダニ・マダニの症状、危険サインと2026年最新対策を徹底解説
ダニ虫刺されの見分け方と治し方|イエダニ・マダニの症状、危険サインと2026年最新対策を徹底解説
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🎵 ダニ虫刺されの見分け方と治し方|イエダニ・マダニの症状、危険サインと2026年最新対策を徹底解説

朝起きたら、脇腹や太ももに赤いブツブツができていた。かゆみが強く、何度も同じ場所を刺されたような跡がある。そんなときに疑われる原因の一つが、ダニによる虫刺されです。ただし、赤い発疹や腫れだけで、原因がダニだと断定することはできません。ノミやトコジラミ、蚊などによる虫刺されや、ほかの皮膚疾患でも似た症状が現れます。

2026年10月時点で押さえておきたいのは、家庭内でかゆみを引き起こすイエダニ・ツメダニと、屋外で感染症を媒介することがあるマダニを区別することです。厚生労働省の2026年10月7日作成の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A」では、患者の発生地域が広がり、2025年には関東や北海道でも感染例が報告されたことを踏まえ、全国的な注意が呼びかけられています。症状の見分け方から市販薬の選び方、布団・カーペットの対策、受診の目安まで、家庭で実践できるポイントを整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:強いかゆみを伴う赤いブツブツはダニ刺されの可能性がありますが、皮膚症状だけで虫の種類を特定することは困難です。
  • 要点2:イエダニは脇腹・下腹部・太ももの内側などを刺しやすく、マダニは皮膚に付着して長時間吸血するため、対応が異なります。
  • 要点3:マダニが皮膚に食い込んでいたら無理に引き抜かず医療機関へ。刺された後の発熱や強い倦怠感にも注意が必要です。
  • 要点4:家庭内の再発防止には、寝具の洗濯・乾燥・掃除に加え、イエダニの発生源となるネズミなどへの対策が欠かせません。

【症状と見分け方】ダニに刺された跡は赤いブツブツ?画像で確認したい特徴

ダニ刺されでよく見られるのは、赤み、皮膚の盛り上がり、かゆみです。小さな赤い発疹が複数できる場合もあれば、腫れや硬いしこりのような反応が残る場合もあります。しかし、発疹の形や数、かゆみの強さは、ダニの種類や個人の体質、刺されてからの時間によって変わります。

公益社団法人日本皮膚科学会の「皮膚科Q&A」でも、イエダニによる虫刺されは、かゆみの強い赤いブツブツが特徴として紹介されています。一方、皮膚の症状だけで原因となった虫を確定するのは難しく、発疹の位置や屋内外での行動歴なども判断材料になります。

ダニ刺されの画像・見た目で確認したいポイント

  • 赤い小さなブツブツ:虫刺されでよく見られる丘疹です。複数できることもありますが、これだけでダニとは断定できません。
  • 強いかゆみ:ダニの種類や体質によっては、かゆみが強く、夜間や就寝後に気になりやすいことがあります。
  • 腫れや硬いしこり:炎症反応によって皮膚が盛り上がり、赤みが引いた後もしばらく跡が残る場合があります。
  • 複数の発疹:近い場所に複数の発疹が現れることがあります。ただし、一直線や集団状に並ぶという特徴だけでは、原因を特定できません。
  • 刺された場所:衣服で覆われた柔らかい皮膚に症状が集中する場合はイエダニ、屋外活動後に皮膚へ虫が付着している場合はマダニなどを考える手がかりになります。

スマートフォンで撮影する場合は、発疹の全体像と、赤みや腫れが分かる近接写真を残しておくと、受診時に役立ちます。撮影日時、症状が出始めた時期、かゆみの変化も記録するとよいでしょう。なお、画像検索で似た症状を見つけても、同じ原因とは限りません。

ダニ刺されの跡と腫れはいつまで続く?

軽い虫刺されは数日から1〜2週間程度で改善することが多いものの、反応には個人差があります。日本皮膚科学会は、虫刺されの多くが1〜2週間以内に改善すると説明しています。一方で、強い炎症や掻き壊しがあると、赤みや色素沈着が長く残ることもあります。

大切なのは、発疹が長引いているかどうかだけでなく、新しい発疹が次々と現れていないかを確認することです。新しい発疹が増え続ける場合は、室内に原因となる虫が残っている可能性があります。また、感染症や別の皮膚疾患が隠れていることもあるため、症状が悪化したり、改善しなかったりする場合は皮膚科で相談してください。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:soujinkai.or.jp)

【種類別に比較】イエダニ・ツメダニ・チリダニ・マダニとノミの違い

「ダニに刺された」と思っていても、実際には別の虫が原因だったり、吸血しない種類のダニを疑っていたりすることがあります。家庭内のダニと屋外のマダニでは生息場所も危険性も違うため、まずは発生状況を整理しましょう。

種類主な生息場所・特徴刺される・かまれる部位の目安見分ける手がかり
イエダニネズミなどに寄生し、室内に侵入する脇腹、下腹部、太ももの内側など衣服の下の柔らかい皮膚に、かゆみの強い赤い発疹が現れることがある
ツメダニ畳やカーペットなどに生息し、ほかの小さなダニなどを捕食する腕、脚、体幹など、接触状況によって異なる室内で発疹が出て、寝具や畳などとの接触が疑われる場合に候補となる
チリダニ布団、カーペット、ソファーなどに生息する通常、人を刺したり吸血したりしない死骸やフンがアレルギーの原因になることがある
マダニ草むら、藪、山道、河川敷などの屋外首、耳の周辺、脇の下、脚の付け根、膝の裏など皮膚にしっかり付着して吸血する。感染症を媒介する種類もある
ノミペットの周辺や、動物が過ごす場所など足首や膝から下など、露出した脚に多い傾向複数の発疹ができることがあり、成虫は跳ねて移動する

この比較はあくまで一般的な目安です。刺された部位だけで虫の種類を断定することはできません。厚生労働省のトコジラミ対策資料でも、イエダニやノミなどとの被害部位の違いが整理されていますが、実際の判断では周辺環境や虫の存在も確認する必要があります。

イエダニに刺された症状と発生原因

イエダニは、主にネズミに寄生する吸血性のダニです。ネズミが家屋内や天井裏、床下などに生息していると、室内に侵入したイエダニが人を吸血することがあります。ネズミが死んだり、巣から離れたりしたときに、宿主を失ったイエダニが人を吸血するケースも知られています。

日本皮膚科学会によると、イエダニは体長約0.7mmと小さく、寝ている間に衣服の中へ入り込むため、吸血される瞬間を目撃できないことがほとんどです。脇腹や下腹部、太ももの内側などに、かゆみの強い赤いブツブツができる場合があります。

このタイプの被害が疑われるなら、布団を洗うだけでは十分とは限りません。ネズミの侵入経路や巣の有無を確認し、必要に応じて専門業者に相談することが再発防止につながります。

ツメダニとチリダニは同じではない

ツメダニは、畳やカーペットなどに生息し、ほかのダニや小さな昆虫を捕食します。人を吸血するダニではありませんが、偶発的に人を刺し、かゆみを引き起こすことがあります。

一方、布団やカーペットに多いチリダニは、通常、人を刺しません。フンや死骸がアレルギーの原因になる点が主な問題です。「布団にダニがいるから刺された」と決めつけるのではなく、吸血するダニなのか、アレルギーの原因となるダニなのかを区別する必要があります。

マダニとノミの刺され跡はどう違う?

マダニは、皮膚に口器を差し込んで長時間吸血する大型のダニです。吸血中の個体が皮膚に付着していることがありますが、刺されたこと自体に気づかない場合もあります。野山や草むらでの活動後に、皮膚に虫が食い込んでいるのを見つけた場合は、家庭内のダニ刺されと同じように扱ってはいけません。

ノミは跳ねて移動する吸血性の昆虫で、足首や膝から下などに複数の発疹ができることがあります。ペットを飼っている家庭では、動物の体表や寝床も確認してください。ただし、ノミとダニは発疹だけでは区別しにくいため、実物や写真、生活環境の情報を診察時に伝えることが大切です。

【応急処置と治し方】ダニ刺されのかゆみを抑える市販薬と受診の判断

ダニ刺されが疑われる場合、最初に行いたいのは皮膚を清潔に保ち、かゆみや炎症を悪化させないことです。ただし、皮膚にマダニが付着している場合は別の対応が必要です。まずは皮膚の状態を確認し、次の手順を参考にしてください。

ダニに刺されたときの応急処置

  • 皮膚を洗う:患部を水と石けんでやさしく洗い、清潔にします。
  • 冷やす:冷たいタオルなどを当てて、かゆみや腫れを和らげます。氷を直接皮膚に当てるのは避けてください。
  • 掻き壊さない:強く掻くと炎症や傷が悪化し、細菌感染につながることがあります。
  • 症状を記録する:発疹の写真を撮り、発症時期や増え方を記録します。
  • マダニが付着していたら医療機関へ:無理に引き抜かず、皮膚科などで除去してもらいます。

特に注意したいのが、皮膚に食い込んだマダニです。厚生労働省は、無理に引き抜くことで口器が皮膚内に残ったり、マダニの体液が逆流して病原体が体内に入りやすくなったりするおそれがあると説明しています。つぶす、針でほじる、自己判断で薬剤を塗って取り除こうとするといった対応は避けましょう。

ダニ刺されに使う市販薬の選び方

軽いかゆみであれば、薬局で販売されている虫刺され用の外用薬が選択肢になります。薬の種類によって作用が異なるため、症状の強さや使用する部位、年齢などに応じて選ぶことが大切です。

  • 抗ヒスタミン成分を含む外用薬:比較的軽いかゆみを抑える目的で使われます。
  • ステロイド外用薬:赤みや腫れなどの炎症が強い場合に選択肢となります。使用できる年齢や部位、期間を製品の説明書で確認してください。
  • 内服薬:かゆみが広範囲に及ぶ場合などに検討されますが、症状や持病、併用薬などを踏まえ、医師や薬剤師に相談することが大切です。

市販薬を選ぶ際は、薬剤師や登録販売者に症状と使用部位を伝えましょう。顔、目の周囲、陰部などのデリケートな部位や、乳幼児の皮膚に自己判断でステロイド外用薬を使用するのは避け、専門家に確認してください。傷口が化膿している場合や、発疹が急速に広がっている場合も、市販薬だけで対応しないことが重要です。

日本皮膚科学会は、虫刺されの症状が強い場合には、外用薬だけでなく内服薬などの治療が必要になることがあるとしています。薬でかゆみが治まっても、原因となる虫が室内に残っていれば、新しい発疹が繰り返し出る可能性があります。

ダニ刺されは何日で治る?かゆみが続く期間の目安

虫刺されの多くは1〜2週間以内に改善します。ただし、かゆみが続く期間には個人差があり、刺された虫の種類、炎症の程度、掻き壊しの有無などによって変わります。発疹が一度落ち着いても、色素沈着が残ることがあります。

数日たっても改善しない、腫れが強くなる、膿が出る、同じ環境で新しい発疹が増えるといった場合は、皮膚科を受診しましょう。特に、強いかゆみで眠れない、日常生活に支障が出るときは、我慢し続ける必要はありません。

ダニ刺されは何科を受診する?

皮膚の赤み、腫れ、かゆみが中心なら、基本的には皮膚科が相談先です。原因となった虫が分からない場合も、症状や発生状況を伝えることで、治療や追加の調査が必要か判断してもらえます。

一方、マダニが皮膚に付着している場合は、皮膚科などで速やかに除去してもらいましょう。マダニに刺された後、発熱や強い倦怠感、頭痛、吐き気、下痢などの全身症状が現れた場合は、感染症を含めた診療が必要です。医療機関に事前に電話し、マダニに刺された可能性と屋外活動歴を伝えてください。

活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:soujinkai.or.jp)

【危険なサイン】マダニ感染症とSFTSの症状、受診を急ぐべきケース

家庭内のダニによる皮膚症状と、屋外のマダニが媒介する感染症は、分けて考える必要があります。すべてのマダニが病原体を持っているわけではありませんが、マダニに刺された後に全身症状が現れた場合は注意が必要です。

SFTSとは?初期症状と潜伏期間

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有するマダニを介して感染する病気です。厚生労働省によると、主な初期症状は発熱、全身倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などです。重症化すると、命に関わることがあります。

厚生労働省のQ&Aでは、マダニに刺されてから症状が現れるまでの潜伏期間は、一般に6日〜2週間程度とされています。刺された直後に症状がなくても、数日から数週間は体調の変化に注意してください。

また、2026年10月時点の厚生労働省の情報では、SFTSの患者は2013年に国内で初めて確認され、2021年以降は毎年100人を超える患者が報告されています。以前は西日本を中心に報告されていましたが、2025年には関東や北海道でも感染例が報告されており、特定の地域だけの問題とは考えられなくなっています。

マダニに刺された後、すぐ受診すべき症状

  • 発熱:マダニに刺された後、数日から数週間の間に熱が出た。
  • 強い倦怠感:普段と違う強いだるさがあり、体調が急に悪化した。
  • 消化器症状:吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、食欲不振などが現れた。
  • 発疹や刺し口の変化:発熱とともに発疹が広がる、刺し口が黒いかさぶたのようになるなどの変化がある。
  • 出血や意識の変化:出血、意識障害、呼吸の異常などがある場合は、緊急の医療対応が必要です。

これらの症状がすべて現れるとは限りません。刺されたことに気づいていなくても、マダニが媒介する感染症を否定できない場合があります。症状が急激に悪化したり、意識障害や呼吸困難などが現れたりした場合は、救急要請を検討してください。

なお、SFTS以外にも、日本紅斑熱、ライム病、ダニ媒介脳炎、つつが虫病など、ダニ類が関係する感染症があります。原因によって潜伏期間や症状が異なるため、屋外活動歴を含めて医師に伝えることが重要です。

ペットに付いたマダニにも注意

犬や猫にマダニが付いていた場合、人に感染するリスクを考え、適切に駆除することが大切です。ペットに付いているマダニに触れただけで直ちにSFTSに感染するわけではありませんが、マダニに刺される危険性はあります。

厚生労働省は、SFTSを発症した動物の血液や体液などを介した感染にも注意を呼びかけています。体調の悪い動物の血液・分泌物などに不用意に触れないようにし、ペットの体調に異変があれば動物病院へ相談してください。ペットに食い込んだマダニを無理に引き抜かず、獣医師に除去を依頼するのが安全です。

【原因と発生場所】布団・カーペットのダニ対策で再発を防ぐ方法

室内でダニ刺されが繰り返される場合、原因を調べずに寝具だけを洗っても、被害が止まらないことがあります。イエダニならネズミなどの宿主、ツメダニなら餌となるほかのダニや小昆虫、ノミならペットや動物の寝床など、それぞれの発生源を考える必要があります。

布団やカーペットにいるダニは人を刺す?

布団やカーペットに生息する代表的なチリダニは、通常、人を刺したり吸血したりしません。ただし、ツメダニなど人を刺すことがある種類も室内に生息しています。寝具の周辺で発疹が出たという理由だけで、チリダニが原因だと決めつけることはできません。

東京都保健医療局や各自治体の住環境に関する情報では、室内のダニ対策として、湿度の管理、寝具の乾燥、掃除機がけ、洗濯などが推奨されています。これらは主にダニの繁殖を抑え、死骸やフンなどのアレルゲンを取り除くための基本的な対策です。人を刺す種類が疑われる場合は、発生源の特定と駆除も必要になります。

2026年に実践したい寝具・カーペットの対策

  • 寝具を定期的に洗濯する:シーツや布団カバーなど、洗えるものは洗濯表示に従って洗い、十分に乾燥させます。
  • 布団を乾燥させる:天日干しや布団乾燥機を活用し、湿気がこもらないようにします。製品の取扱説明書に従い、必要に応じて専門業者の高温乾燥サービスも検討します。
  • 布団に掃除機をかける:乾燥させるだけでは、死骸やフンなどのアレルゲンは十分に除去できません。寝具用ノズルなどを使い、表面を丁寧に掃除します。
  • カーペットやソファーも清掃する:髪の毛、フケ、食べかすなどを取り除き、ダニの餌や隠れ場所を減らします。
  • 室内の湿度を管理する:換気や除湿を行い、湿気がたまりやすい押し入れや家具の裏側も乾燥させます。
  • 防ダニ製品を適切に使う:防ダニ寝具やカバー、用途に合った防除製品を選び、対象となるダニの種類と使用上の注意を確認します。

品川区が2026年10月1日に更新した寝具管理の情報でも、乾燥によるダニの増殖抑制と、掃除機や丸洗いによるアレルゲン除去が区別されています。布団を干すだけで完全に対策できるわけではなく、乾燥と清掃を組み合わせることが大切です。

なお、殺虫剤や燻煙剤を使用する場合は、製品が対象としている虫と使用場所を確認してください。すべての室内ダニに同じ薬剤が有効とは限りません。ペットや乳幼児がいる家庭では、使用方法や換気、再入室の条件にも注意が必要です。

イエダニが疑われるなら、ネズミ対策も必要

イエダニによる被害が疑われる場合は、天井裏、床下、壁の隙間、食品の保管場所などを確認し、ネズミのふんや巣、かじられた跡などがないか調べます。ネズミが発生源なら、寝具の清掃だけでは再発を防げません。

侵入口を塞ぐ、食品を密閉する、不要な物を片付けるなどの対策に加え、ネズミの巣や死骸を見つけた場合は衛生面に注意してください。大量発生が疑われる場合や、天井裏など自力で確認しにくい場所に発生源がある場合は、害虫・害獣駆除の専門業者や自治体の生活衛生担当窓口に相談する方法があります。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:ebina-hifuka.com)

【予防法】屋外のマダニ対策と2026年の感染症予防

室内のダニ対策と、屋外のマダニ対策は分けて考えましょう。マダニは草むらや藪などに生息し、野山での活動中に衣服や皮膚へ付着することがあります。春から秋にかけては活動が盛んになるため、キャンプ、登山、農作業、草刈りなどの際は特に注意が必要です。

草むらや山林に入る前にできること

  • 肌の露出を減らす:長袖、長ズボン、足を覆う靴を着用し、袖口や裾から虫が入り込まないようにします。
  • 明るい色の服を選ぶ:衣服に付着したマダニを目で見つけやすくなります。
  • 虫よけ剤を使う:ディートやイカリジンを含む製品など、使用対象や用法が適合するものを選びます。衣類用と皮膚用の違いを確認してください。
  • 帰宅後に全身を確認する:入浴時などに、首、耳の周辺、脇の下、脚の付け根、膝の裏、頭髪の中などをチェックします。
  • 衣服や持ち物を確認する:上着、ズボン、靴、かばんなどにマダニが付着していないかを調べます。

厚生労働省は、マダニ対策として肌の露出を少なくすること、屋外活動後に全身を確認すること、適切な虫よけ剤を補助的に活用することを勧めています。虫よけ剤だけに頼らず、服装や帰宅後の確認を組み合わせることが重要です。

マダニに刺された後は数週間、体調を観察する

マダニに刺された場合は、除去後も数週間程度は体調の変化に注意してください。発熱、頭痛、全身倦怠感、消化器症状、発疹などが現れた場合は、医療機関に連絡し、マダニに刺されたことや屋外活動をした時期・場所を伝えます。

刺されたことに気づかなかった場合でも、山林や草地に入った後に原因不明の発熱などが現れたら、医師にその行動歴を伝えてください。受診時に役立つのは、刺された部位の写真、発症日、症状の変化、屋外活動の日付などの情報です。

2026年の予防で押さえたいポイント

2026年は、室内の衛生管理と屋外の感染症対策を混同しないことが大切です。布団やカーペットの掃除は、室内ダニの繁殖やアレルゲン対策に役立ちます。一方、マダニが媒介する感染症を防ぐには、草むらなどで刺されないための服装、虫よけ剤、帰宅後の全身確認が中心になります。

また、ペットの散歩後には体表を確認し、動物用のマダニ駆除薬については獣医師に相談してください。人用の薬剤をペットに流用することは避けましょう。屋内のダニ、屋外のマダニ、ペットに付着するマダニでは、発生源も対策も異なることを理解するのが、再発防止と感染症予防の第一歩です。

【ダニ虫刺され】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ダニに刺されたかどうか、赤いブツブツだけで見分けられますか?
A1:赤いブツブツ、腫れ、強いかゆみは手がかりになりますが、それだけでダニ刺されとは断定できません。ノミ、トコジラミ、蚊などでも似た症状が出ます。刺された場所、屋内外での行動、虫の付着の有無なども確認し、必要に応じて皮膚科を受診してください。

Q2:ダニ刺されのかゆみは何日続きますか?
A2:症状には個人差があります。虫刺されの多くは1〜2週間以内に改善しますが、強い炎症や掻き壊しがあると長引くことがあります。新しい発疹が増える場合や、腫れ・痛み・化膿が悪化する場合は皮膚科で相談しましょう。

Q3:布団を天日干しすれば、ダニ刺されを防げますか?
A3:天日干しは寝具を乾燥させ、ダニの増殖を抑える助けになりますが、それだけで完全に駆除できるとは限りません。布団乾燥機や洗濯、掃除機がけ、室内の湿度管理を組み合わせてください。イエダニが疑われる場合は、ネズミなどの発生源への対策も必要です。

Q4:マダニが皮膚に付いていたら、自分で取ってもよいですか?
A4:無理に引き抜いたり、つぶしたりしないでください。口器が皮膚に残ったり、マダニの体液が逆流したりするおそれがあります。皮膚科などの医療機関で除去してもらい、その後も数週間は体調の変化に注意してください。

Q5:ダニ刺されで病院に行く目安はありますか?
A5:かゆみや赤みが強い、症状が悪化する、新しい発疹が繰り返し出る、化膿するなどの場合は皮膚科を受診しましょう。マダニに刺された後に発熱や強い倦怠感、吐き気、下痢などが現れた場合は、感染症の可能性もあるため、医療機関に事前に連絡して受診してください。

Q6:ダニとノミの刺され跡は、どう違いますか?
A6:イエダニは脇腹や下腹部など衣服の下の柔らかい部位に発疹が出ることがあり、ノミは足首や膝から下などに発疹ができる傾向があります。ただし、部位だけで確定することはできません。ペットの有無や虫の目撃情報、室内環境も判断材料になります。

まとめ:ダニ刺されは症状の見極めと発生源への対策が決め手

ダニ刺されが疑われる赤いブツブツや強いかゆみは、虫の種類によって原因も対処法も異なります。イエダニならネズミなどの宿主、ツメダニなら室内の生息環境、マダニなら屋外での付着や感染症のリスクに目を向ける必要があります。布団やカーペットにいるチリダニは通常、人を刺すダニではなく、アレルギーの原因になる点にも注意しましょう。

かゆみが軽い場合は、患部を清潔に保ち、冷やすことや適切な市販薬の使用が選択肢になります。しかし、症状が悪化する場合や発疹が繰り返される場合は、皮膚科で原因を確認することが大切です。マダニが皮膚に食い込んでいる場合は無理に取らず、医療機関で除去してもらってください。

特に2026年は、SFTSなどのダニ媒介感染症について、地域を限定せずに注意する必要があります。マダニに刺された後の発熱や強い倦怠感などを見逃さず、屋外活動歴を医師に伝えることが重要です。日常の寝具管理、発生源の確認、屋外での予防、症状に応じた早めの受診を組み合わせ、自宅でも外出先でも適切な対策を続けましょう。

主な参考資料:厚生労働省「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A」(2026年10月7日作成)、「ダニ媒介感染症」、公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A・虫刺され」、東京都保健医療局「部屋のダニが気になります」、品川区「やってみようダニ対策(寝具の管理)」(2026年10月1日更新)。 (出典: ダニ 虫 刺され(Yahoo!ニュース))

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