30歳女性の平均年収は387万円?2026年最新データで手取り・中央値・男女差を徹底比較
30歳女性の平均年収はいくらなのか。自分の給料が同年代と比べて高いのか、年収400万円は十分な水準なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
転職サービス「doda」の2025年版データによると、30歳女性の平均年収は387万円、30代女性全体では393万円です。一方、2026年9月に公表された国税庁の最新統計では、2025年に1年を通じて勤務した女性給与所得者全体の平均給与は342万円となっています。調査対象や雇用形態が異なるため、数字をそのまま比較しないことが大切です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 30歳女性の平均年収:dodaの2025年版では387万円。30代女性全体は393万円。
- 手取りと中央値:年収387万円の手取りは年間約300万~310万円、月平均では約25万~26万円が目安。30歳女性の年収中央値は360万円。
- 年収を判断する基準:平均年収だけでなく、職種・業種・雇用形態・賞与・福利厚生を含めて比較することが大切。
【結論】30歳女性の平均年収は387万円!手取り月収はいくら?
dodaが2025年12月に公表した「平均年収ランキング」の年齢別データでは、30歳女性の平均年収は387万円でした。調査対象は、2024年9月から2025年8月までにdodaに登録した20~65歳の正社員約60万人です。
この金額は税金や社会保険料を差し引く前の支給額です。毎月の給与だけでなく、賞与なども含む年収のため、387万円を12で割った金額が毎月の振込額になるわけではありません。
年収387万円の手取り額をシミュレーション
独身で扶養家族がおらず、一般的な会社員として社会保険に加入している場合、年収387万円の手取りは、おおむね年間300万~310万円が目安です。
- 額面年収:387万円
- 額面月収の単純平均:約32万2,500円
- 年間手取りの目安:約300万~310万円
- 手取り月収の年間平均:約25万~25万8,000円
実際の手取りは、健康保険の加入先、居住地、年齢、扶養状況、各種控除、賞与の割合などによって変わります。特に、ボーナスが年収に占める割合が大きい会社では、通常月の振込額が25万円を下回ることもあります。
家計を考える際は、額面年収だけでなく、毎月の給与明細に記載された健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税を確認しましょう。生活費や貯蓄に回せる金額を把握するには、年収よりも実際の手取り額が役立ちます。
2026年最新の平均年収データはどう見るべき?
2026年10月時点で、公的統計の最新公表分に当たるのは、国税庁が2026年9月29日に公表した「令和7年分 民間給与実態統計調査」です。1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円、女性は342万円、男性は597万円でした。
ただし、女性全体の342万円と、dodaの30歳女性387万円は、対象者が異なります。国税庁の数値には幅広い年齢層や雇用形態の給与所得者が含まれる一方、dodaの年齢別ランキングは登録者の正社員データを集計したものです。30歳女性の実態を知りたい場合はdoda、女性の給与所得者全体の傾向を知りたい場合は国税庁というように、目的に応じて使い分ける必要があります。

【年齢別・中央値】30代女性の平均年収は393万円!30歳から39歳までの推移
dodaの2025年版データでは、30代女性の平均年収は393万円です。2024年版の390万円から3万円上昇しました。年齢別に見ると、30歳の387万円から39歳の406万円まで、全体として緩やかに増加しています。
30代は、経験を積んで担当業務の幅が広がったり、専門性が評価されたり、役職に就いたりすることで年収が伸びる可能性がある時期です。ただし、年齢が1歳上がるごとに必ず昇給するわけではありません。実際、dodaのデータでも34歳の395万円から35歳の393万円へと、平均年収が下がる年齢があります。
30代女性の年齢別平均年収
- 30歳:387万円
- 31歳:389万円
- 32歳:389万円
- 33歳:392万円
- 34歳:395万円
- 35歳:393万円
- 36歳:396万円
- 37歳:400万円
- 38歳:404万円
- 39歳:406万円
30歳から39歳までの平均年収の差は19万円です。30代に入れば一気に年収が上がるというより、勤続年数、昇進、職種、転職などによって個人差が広がっていく様子がうかがえます。
30歳女性の年収中央値は360万円
平均年収とあわせて確認したいのが、年収中央値です。中央値とは、年収を低い順または高い順に並べたとき、真ん中に位置する人の年収を指します。
dodaの2025年版「年収中央値」のデータでは、30歳女性の年収中央値は360万円です。平均年収387万円との差は27万円あります。30代女性全体でも中央値は360万円、平均年収は393万円となっています。
平均値は高年収の人の影響を受けるため、典型的な収入水準を把握したい場合は中央値が参考になります。年収360万円を下回っていても、それだけで仕事の評価やキャリアが低いとは限りません。地域、勤務時間、企業規模、職種などの条件をそろえて比較することが重要です。
【比較表】dodaと国税庁のデータから分かる30歳女性の年収事情
平均年収の数字を正しく読むには、どの調査が、誰を対象に、何を測っているのかを整理する必要があります。以下は、dodaの年齢別・中央値データと、国税庁の2025年分の公的統計を対応させた比較です。
| 調査・対象 | 年収データ | 読み取れること |
|---|---|---|
| doda・30歳女性の平均年収 | 387万円 | 登録者の正社員データにおける30歳女性の平均 |
| doda・30歳女性の中央値 | 360万円 | 30歳女性の年収を真ん中から捉える基準 |
| doda・30歳男性の平均年収 | 472万円 | 同じ年齢の男女を比較する基準 |
| doda・30歳男性の中央値 | 450万円 | 男性の中央値は女性より90万円高い |
| doda・30代女性の平均年収 | 393万円 | 30~39歳の女性正社員の平均 |
| doda・30代女性の中央値 | 360万円 | 30代女性の年収を中央値で捉えた水準 |
| 国税庁・2025年分の女性給与所得者 | 342万円 | 1年を通じて勤務した女性全体の平均給与 |
| 国税庁・2025年分の正社員全体 | 559万円 | 男女・年齢を限定しない正社員の平均給与 |
| 国税庁・2025年分の正社員以外全体 | 210万円 | 男女・年齢を限定しない正社員以外の平均給与 |
出典は、doda「平均年収ランキング2025」「正社員の年収中央値」と、国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」です。いずれも額面ベースの年収・給与であり、手取り額ではありません。
女性全体の平均342万円と30歳女性の387万円はなぜ違う?
国税庁の342万円は、1年を通じて勤務した女性給与所得者全体の平均です。年齢や雇用形態が異なる人も含まれます。対して、dodaの387万円は30歳という年齢で絞り、正社員の登録データから算出した数字です。
さらに、国税庁の統計では、男女合計の正社員の平均給与が559万円、正社員以外が210万円でした。雇用形態による差は349万円に及びます。ただし、これは男女・年齢を限定しない集計であり、30代女性だけの正社員と非正規雇用の年収差を示す数字ではありません。
異なる統計の数値を単純に並べて、どちらかが正しい、あるいはどちらかが実態と違うと判断するのは適切ではありません。年齢別のキャリア比較と、働く女性全体の収入構造を区別して見ることが大切です。

【年収分布・男女差】年収400万円の30歳女性は高い?平均との違いを検証
30歳女性の年収が400万円なら、dodaの平均年収387万円を13万円上回り、中央値360万円を40万円上回る水準です。30代女性全体の平均年収393万円と比べても、7万円高くなります。
ただし、年収400万円だから必ず高年収というわけではありません。勤務地や職種、賞与、労働時間などが違えば、同じ年収でも待遇の評価は変わります。
30代女性の年収分布で最も多いのは300万~400万円未満
dodaの2025年版では、30代女性の年収分布は次のようになっています。
- 300万円未満:22.5%
- 300万~400万円未満:33.2%
- 400万~500万円未満:22.9%
- 500万~600万円未満:11.5%
- 600万~700万円未満:5.5%
- 700万~800万円未満:2.1%
- 800万~900万円未満:1.1%
- 900万~1,000万円未満:0.5%
- 1,000万円以上:0.6%
最も多い年収帯は300万~400万円未満で、全体の33.2%です。400万~500万円未満も22.9%を占めており、400万円台は一部の人だけに限られた年収帯ではありません。
一方、600万円以上の割合は合計9.8%です。30代女性の年収には幅があり、平均値だけで個人の位置を判断することはできません。なお、この分布は30代女性全体の集計であり、30歳だけを切り出した分布ではない点には注意が必要です。
30歳女性と男性の平均年収比較では85万円の差
dodaの同年齢データでは、30歳男性の平均年収は472万円、女性は387万円です。差額は85万円で、女性の平均年収は男性の約82%に相当します。
中央値で比較しても、男性450万円、女性360万円で、差は90万円です。平均値だけでなく中央値にも差が見られることから、単に一部の高年収者が平均を押し上げているだけでは説明できません。
年収差には、職種や業種、役職、勤続年数、勤務時間、雇用形態など、さまざまな要素が関係します。特に30代は、昇進や専門性の蓄積が収入に反映される一方、働き方の選択によって収入の伸び方が変わる時期でもあります。男女差の数字だけで個人の能力や仕事の価値を判断しないことが重要です。
【職種・業種別】30歳女性で年収が高い仕事は?dodaのランキングを比較
年収を比較する際、年齢や性別だけでなく、どのような仕事に就いているかも重要です。dodaの2025年版では、30歳女性の職種分類別の平均年収に大きな違いが見られます。
30歳女性の職種別平均年収
dodaの年齢別データにおける30歳女性の職種分類別平均年収は、次のとおりです。
- 専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人):574万円
- 企画・管理系:474万円
- 技術系(IT・通信):458万円
- 営業系:449万円
- 金融系専門職:447万円
- 技術系(建築・土木):414万円
- 技術系(電気・電子・機械):400万円
- 技術系(メディカル・化学・食品):391万円
- クリエイティブ系:385万円
- 事務・アシスタント系:340万円
- 販売・サービス系:328万円
最も高い専門職の574万円は、30歳女性全体の平均387万円を187万円上回ります。専門知識や資格、企業の収益に直結するスキルが求められる職種では、年齢別の平均を大きく上回るケースがあります。
一方、事務・アシスタント系や販売・サービス系が低めの水準になっていることも見逃せません。ただし、これらの分類には幅広い仕事内容が含まれ、企業規模や役職、残業時間なども異なります。職種分類の平均を、そのまま個々の求人の給与水準とみなすことはできません。
30歳女性の業種別平均年収
業種別に見ると、30歳女性では金融やIT・通信などが比較的高い水準です。dodaの2025年版における平均年収は以下のとおりです。
- 金融:444万円
- IT・通信:432万円
- インターネット・広告・メディア:417万円
- メーカー:409万円
- 建設・プラント・不動産:394万円
- メディカル:378万円
- サービス:371万円
- 小売・外食:341万円
金融やIT・通信のように専門知識や実務経験が評価されやすい業種では、30歳女性の平均を上回る傾向が見られます。ただし、業種別平均はその業界に所属する職種全体を集計したもので、業種内のすべての職種が同じ水準という意味ではありません。
年収アップを目的に転職するなら、業界名だけで選ぶのではなく、応募する職種の給与レンジ、昇給制度、賞与の実績、管理職への登用実績などを確認することが大切です。現職で得たスキルを、より高い報酬で評価する企業があるかを探す視点も役立ちます。

【正社員・非正規雇用】30代女性の年収差と400万円を目指す判断基準
30代女性の年収を考えるうえで、正社員と非正規雇用の違いは重要な論点です。国税庁の2025年分の民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は、正社員が559万円、正社員以外が210万円でした。
この349万円という差は、男女・年齢を限定しない全体の数値です。30代女性だけの雇用形態別平均年収を直接示すものではありませんが、雇用形態によって給与水準が大きく異なることを理解する参考になります。
正社員と非正規雇用では給与以外の条件も異なる
正社員は、勤続年数に応じた昇給や役職への登用、賞与、退職金などの制度が整っている企業もあります。一方、非正規雇用は勤務時間や契約期間を調整しやすい場合がある反面、昇給や賞与の仕組みが異なることがあります。
ただし、正社員であれば必ず高収入になるわけではなく、非正規雇用でも専門スキルや勤務時間、職務内容によって収入が高くなるケースはあります。比較する際は、年収だけでなく、年間休日、残業時間、社会保険、雇用の安定性、働き方の自由度まで含めて考える必要があります。
年収400万円を目指すなら確認したい3つのポイント
- 自分の職種の給与レンジを調べる:同じ30歳女性でも、専門職や企画・管理系、IT系などでは平均年収が異なります。職種別のデータを基準に、自分の現在地を確認しましょう。
- 基本給と賞与を分けて比較する:提示年収が高くても、賞与の割合が大きい場合は毎月の手取りが少なくなることがあります。固定残業代や各種手当の扱いも確認が必要です。
- 今後の昇給・昇進の可能性を見る:現在の年収だけでなく、評価制度、資格取得支援、専門性を高める機会、管理職への登用実績なども判断材料にしましょう。
現在の年収が387万円未満でも、すぐに転職すべきというわけではありません。労働時間が短い、残業が少ない、休暇を取得しやすい、福利厚生が充実しているといった条件に価値を感じる人もいます。年収を上げたいのか、働きやすさを優先したいのかによって、適切な判断は変わります。
【30歳女性の平均年収】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:30歳女性の平均年収387万円は高いですか?
A1:dodaの2025年版では、30歳女性の平均年収は387万円、中央値は360万円です。387万円は同データの中央値を上回りますが、職種や業種、勤務時間、地域などによって適正な比較対象は異なります。
Q2:30歳女性の手取り月収はどれくらいですか?
A2:額面年収387万円の場合、一般的な会社員の手取りは年間約300万~310万円が目安です。年収を12で割って平均すると、手取り月収は約25万~26万円となります。実際の振込額は税金や社会保険料、賞与の配分などで変わります。
Q3:30歳女性の年収中央値はいくらですか?
A3:dodaの2025年版データでは360万円です。平均年収387万円との差は27万円あり、中央値を見ることで、高年収の人に平均値が引き上げられる影響を抑えながら収入水準を把握できます。
Q4:30歳女性で年収400万円なら高いですか?
A4:dodaの平均年収387万円を13万円、中央値360万円を40万円上回る水準です。30代女性の年収分布では400万~500万円未満が22.9%を占めており、珍しい水準というわけではありません。勤務条件や賞与も含めて判断しましょう。
Q5:2026年最新の女性の平均年収はいくらですか?
A5:国税庁が2026年9月に公表した令和7年分の民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した女性給与所得者の平均給与は342万円です。一方、dodaの2025年版では30歳女性が387万円、30代女性が393万円です。調査対象が異なるため、同じ条件の数字として比較しないことが大切です。
まとめ:30歳女性の年収は平均387万円、数字の比較は条件をそろえて判断しよう
2026年10月時点で、dodaの2025年版データによる30歳女性の平均年収は387万円、30代女性全体では393万円です。30歳女性の年収中央値は360万円で、平均値だけでは分からない典型的な収入水準も把握できます。
また、30歳男性の平均年収472万円と比べると85万円の差があり、職種・業種・雇用形態によっても年収には大きな違いがあります。国税庁の2025年分の統計では女性全体の平均給与が342万円となっていますが、こちらは幅広い年齢層や雇用形態を含む数字です。
年収400万円は、30歳女性の平均や中央値を上回る水準です。ただし、自分の収入が適正かどうかを判断する際には、平均との比較だけで結論を出さず、仕事内容、労働時間、賞与、福利厚生、将来の昇給可能性まで確認しましょう。
年収を上げたい場合は、職種別・業種別の給与水準を調べ、自分のスキルが評価される環境を探すことが第一歩です。現在の年収だけでなく、今後どのような働き方を選び、どんなキャリアを築きたいかまで含めて判断することが、納得できる収入と仕事につながります。 (出典: 30 歳 女性 平均 年収(Yahoo!ニュース))