囲碁の女流棋士一覧2026|最新レーティングと女流タイトル歴代を徹底解説
囲碁の女流棋士とは、女性のプロ棋士のことです。男性棋士と同じ土俵で戦う男女混合棋戦に加え、女性棋士だけが出場できる女流棋戦にも挑戦できる点が特徴です。2026年は上野愛咲美が女流名人・女流棋聖・扇興杯で実績を重ね、藤沢里菜や上野梨紗、向井千瑛らもタイトル戦線を支えています。
女流棋士の実力を知るには、タイトル獲得数だけでなく、公式戦の対局成績から算出されるレーティング、男女混合棋戦での結果、昇段制度を合わせて見る必要があります。2026年10月20日時点の勢力図を把握するため、公開されている96名の女流棋戦レーティングと日本棋院の公式記録を整理しました。なお、レーティング掲載ページで確認できる最新の基準日は10月15日です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 女流棋士の定義:女性のプロ囲碁棋士であり、女流棋戦だけでなく、出場資格を満たす男女混合棋戦にも参加できる。
- 2026年の勢力図:公開レーティングでは上野愛咲美が1位、藤沢里菜が2位。向井千瑛、上野梨紗、加藤千笑らも上位に入る。
- 女流タイトルの見どころ:女流名人・女流棋聖・扇興杯では上野愛咲美が2026年の優勝者となり、女流本因坊戦では藤沢里菜が防衛戦を戦っている。
【基礎知識】囲碁の女流棋士とは?男女混合棋戦との違い
囲碁の女流棋士は、女性であることを理由に女流棋戦だけへ出場する棋士ではありません。日本の囲碁界では、女性のプロ棋士も男性棋士と同じ棋士制度のもとで活動し、一般棋戦と女流棋戦の両方に挑戦できます。
この仕組みを理解するうえで重要なのが、男女混合棋戦と女流棋戦の違いです。
- 男女混合棋戦:性別を問わず、各棋戦の出場資格を満たしたプロ棋士が競う棋戦。棋聖戦、名人戦、本因坊戦、王座戦、天元戦、碁聖戦、十段戦などが代表例です。
- 女流棋戦:女性のプロ棋士を出場対象とする棋戦。女流本因坊戦、女流名人戦、女流棋聖戦、扇興杯女流囲碁最強戦などが該当します。
- 団体戦:個人のタイトル戦とは異なり、チームとして勝敗を競う形式。日本女子囲碁リーグが代表的な取り組みです。
つまり、女流棋士の評価を女流タイトルの獲得数だけで決めると、実力の一部しか見えません。一般棋戦で男性棋士と対局した結果や、若手・ベテランを含む幅広い相手との対戦成績も、棋士としての力量を判断する材料になります。
また、「女流棋士」という呼び方は将棋でも使われますが、囲碁と将棋ではプロ制度や棋戦の仕組みが異なります。囲碁の記事を読む際には、囲碁の女流棋士と将棋の女流棋士を混同しないことが大切です。

【2026年最新】女流棋士ランキングとレーティング上位10人
女流棋士の現在の実力を比較する方法の一つが、女流棋戦レーティングです。日本の囲碁棋士の対局結果を集計する「囲碁棋士レーティング(日本)」では、直近365日以内に1局以上の公式戦がある現役棋士を対象に、女流棋戦ランキングを掲載しています。
2026年10月20日時点で勢力図を確認する際に参照できる公開データは96名分です。ただし、掲載ページの基準日は2026年10月15日であり、10月20日当日に更新された数値ではありません。以下は、その公開ランキングで確認できるレーティング上位10名です。
| 順位 | 棋士名 | レーティング | 主な肩書・段位 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 上野愛咲美 | 2146 | 女流名人・女流棋聖 |
| 2位 | 藤沢里菜 | 2056 | 女流本因坊 |
| 3位 | 向井千瑛 | 1990 | 六段 |
| 4位 | 上野梨紗 | 1983 | 三段 |
| 5位 | 加藤千笑 | 1910 | 三段 |
| 6位 | 星合志保 | 1894 | 四段 |
| 7位 | 牛栄子 | 1892 | 四段 |
| 8位 | 鈴木歩 | 1861 | 七段 |
| 9位 | 謝依旻 | 1843 | 七段 |
| 10位 | 徐文燕 | 1825 | 二段 |
出典:囲碁棋士レーティング(日本)の「女流棋戦ランキング」。2026年10月15日基準、96名掲載。レーティングは同サイトが公開された対局結果から独自に計算した数値であり、日本棋院の公式レーティングではありません。
1位の上野愛咲美と2位の藤沢里菜が牽引
レーティング上位では、上野愛咲美が2146で首位、藤沢里菜が2056で2位となっています。両者は女流棋戦の優勝争いでも繰り返し顔を合わせてきた存在です。2026年は上野愛咲美が複数タイトルを獲得する一方、藤沢里菜は女流本因坊の防衛を目指しています。
3位の向井千瑛は1990、4位の上野梨紗は1983で、上位2人に続く位置です。向井は2026年に新設されたフマキラー囲碁女流ブレーンズマッチで優勝。上野梨紗も扇興杯や女流本因坊戦などで存在感を示しています。
さらに、加藤千笑、星合志保、牛栄子、鈴木歩、謝依旻、徐文燕と、異なる世代・キャリアの棋士がトップ10に入っています。女流棋士の勢力図は、単純な年齢順や段位順ではなく、近年の対局結果や対戦相手によって動いていることが分かります。
レーティングとタイトル獲得数は同じではない
レーティングは、対局結果を数値化して実力の比較に役立てる指標です。一方、タイトルは予選や本戦、挑戦手合などの決められた勝ち抜き過程を経て獲得するものです。レーティング上位の棋士が必ずタイトルを持っているわけではなく、タイトル保持者が常にランキング首位になるとも限りません。
また、96名という数字は、公開ランキングが定める集計条件に該当する棋士の人数です。日本の女性プロ棋士の生涯在籍者数や、過去の女流タイトル保持者全員の人数を意味するものではありません。
【日本棋院の女性棋戦】2026年のタイトルと主要大会を整理
日本棋院の公式「女性棋戦」一覧には、個人タイトルを争う棋戦のほか、出場資格を限定した大会やチーム戦も掲載されています。名称に「女流」が含まれていても、すべてが同じ方式で優勝者を決めるわけではありません。
2026年の主な女流棋戦と優勝者
- 女流本因坊戦:1981年創設。2025年の第44期は藤沢里菜が星合志保を3勝2敗で破って防衛しました。2026年の第45期は上野梨紗が挑戦者となり、10月8日の第1局終了時点では藤沢里菜が1勝0敗。10月20日時点では決着していません。
- 女流名人戦:1988年創設。2026年の第37期は上野愛咲美が藤沢里菜を2勝0敗で破り、タイトルを獲得しました。
- 女流棋聖戦:1997年創設。2026年の第29期は上野愛咲美が上野梨紗を2勝0敗で破って優勝しました。
- 扇興杯女流囲碁最強戦:2015年創設。2026年の第11回は上野愛咲美が優勝。決勝は徐文燕との対局で、優勝賞金は1000万円です。
- フマキラー囲碁女流ブレーンズマッチ:2026年に創設された新しい大会。初回の優勝者は向井千瑛で、優勝賞金は400万円です。
- テイケイグループ杯女流レジェンド戦:2021年創設。2026年時点で日本棋院の女性棋戦一覧に掲載されている大会で、第5回の優勝者は小林泉美です。一般的な女流タイトル戦とは出場資格が異なる大会として区別して見る必要があります。
- 日本女子囲碁リーグ:2024年創設のチーム戦。個人の女流タイトルとは異なり、チーム単位で競います。日本棋院の公式一覧では、第2回の優勝チームとしてチームセンコーグループが記録されています。
このほか、会津中央病院・女流立葵杯は女流棋士の歴代タイトルを語るうえで欠かせない棋戦です。上野愛咲美は2025年に同棋戦で防衛を果たしましたが、現在の日本棋院公式サイトでは終了した棋戦に分類されています。過去のタイトル実績を調べる場合は、現行棋戦と終了棋戦を分けて整理することが重要です。
女流棋戦は賞金額だけで序列を決められない
日本棋院の公式一覧によれば、女流本因坊戦の優勝賞金は550万円、扇興杯女流囲碁最強戦は1000万円です。賞金は大会の規模や主催者、棋戦の制度を理解する手掛かりになりますが、賞金額だけで棋士の総合的な実力や歴史的価値が決まるわけではありません。
タイトルの歴代在位者、連覇の記録、一般棋戦での成績、国際大会での活躍も併せて見ると、各棋士がどのような強みを持ち、どの時期に勢力を伸ばしたのかが分かりやすくなります。

【女流タイトル歴代】女流名人・女流本因坊・女流棋聖の勢力図
囲碁の女流タイトルの歴史を振り返ると、長期間にわたってタイトルを保持した棋士と、複数の棋士が競い合う時代が交互に現れています。日本棋院の各棋戦の歴代記録では、謝依旻、藤沢里菜、上野愛咲美らが、それぞれの時代を代表する在位者として確認できます。
女流名人の歴代在位者:謝依旻から藤沢里菜、上野愛咲美へ
女流名人戦は1988年に始まった歴史ある棋戦です。2008年から2016年にかけては謝依旻が9期連続で優勝し、長期政権を築きました。女流棋界における謝依旻の存在感を示す代表的な記録です。
その後は藤沢里菜が2017年から2019年まで3期連続で優勝し、2021年と2022年にもタイトルを獲得。2023年には上野愛咲美が藤沢を破り、2024年は藤沢、2025年と2026年は上野愛咲美が優勝しています。
2026年の第37期では、上野愛咲美が藤沢里菜との決勝を2勝0敗で制しました。女流名人の歴代在位者を追うと、謝依旻の長期支配、藤沢里菜の安定したタイトル獲得、上野愛咲美の台頭という流れが見えてきます。
女流本因坊の歴代:藤沢里菜の連覇と2026年の防衛戦
1981年創設の女流本因坊戦は、国内の主要な女流タイトル戦の一つです。2008年から2013年には謝依旻が6期連続で優勝。2010年代後半には藤沢里菜、謝依旻、上野愛咲美らがタイトルを争い、2021年から2025年までは藤沢里菜が5期連続で防衛しました。
2026年の第45期では、藤沢里菜がタイトル保持者として上野梨紗の挑戦を受けています。日本棋院の公式棋戦情報によると、10月8日の第1局は藤沢里菜が勝利し、シリーズは1勝0敗。10月20日時点では防衛が決まっておらず、第2局は10月25日に予定されています。
このように、女流本因坊の「歴代在位者」を調べる際は、過去の優勝者だけでなく、現在進行中の挑戦手合の状況も確認する必要があります。
女流棋聖の歴代:謝依旻の連覇と上野姉妹の活躍
女流棋聖戦は1997年創設の棋戦です。2013年から2017年には謝依旻が5期連続で優勝し、歴史に残る記録を作りました。その後は上野愛咲美が2018年と2019年に優勝し、2021年と2022年にもタイトルを獲得。2023年には仲邑菫、2024年と2025年には上野梨紗が優勝しました。
2026年の第29期では、上野愛咲美が上野梨紗を2勝0敗で破り、タイトルを取り戻しています。女流棋聖の歴代記録には、長期連覇を達成した棋士と、若い世代が次々とタイトルを獲得する変化の両方が表れています。
なお、これらは代表的な歴代在位者の流れを整理したもので、全期の優勝者を網羅した一覧ではありません。各年度の優勝者、挑戦者、対戦結果を正確に確認する場合は、日本棋院の女流名人戦・女流本因坊戦・女流棋聖戦の公式歴代記録が基準になります。
【注目棋士】上野愛咲美・藤沢里菜・上野梨紗の実績
2026年の女流棋士を理解するうえでは、上野愛咲美、藤沢里菜、上野梨紗の3人に注目すると、タイトル戦の構図が見えてきます。さらに、向井千瑛や謝依旻らの実績を追うことで、上位棋士の層の厚さも把握できます。
上野愛咲美:女流タイトルと男女混合棋戦の両方で結果
上野愛咲美は、女流棋聖戦、女流本因坊戦、扇興杯などでタイトル争いを続けてきた棋士です。日本棋院の棋士プロフィールには、2018年に16歳3か月で女流棋聖を獲得した記録があり、若い時期から女流タイトル戦で頭角を現したことが分かります。
2022年にはSENKO CUPワールド碁女流最強戦2022で優勝しました。同大会は2022年4月8日から10日まで開催され、日本、中国、韓国、中華台北の代表8名によるトーナメント形式で実施。上野愛咲美は決勝で盧鈺樺を破り、世界の強豪が参加する大会で優勝を飾りました。
また、年間最多勝の記録も重要です。日本棋院の公式発表によると、上野愛咲美は2021年に公式戦54勝を挙げ、女流棋士として初めて年間最多勝と最多対局の両部門で1位になりました。2022年も54勝を挙げ、74局で最多対局となり、2年連続で両部門の1位を獲得しています。
この記録が示すのは、女流タイトル戦だけでなく、幅広い公式戦で多くの対局をこなし、勝ち星を積み重ねる力です。年間最多勝は単一のタイトルを獲得することとは異なり、年間を通した成績と継続的な競争力を評価する指標です。
藤沢里菜:女流本因坊の長期防衛と安定感
藤沢里菜は、女流名人や女流本因坊など複数の主要タイトルを獲得してきた棋士です。女流名人戦では2017年から2019年まで3期連続で優勝し、2021年と2022年にもタイトルを獲得。女流本因坊戦では2021年から2025年まで5期連続で防衛しました。
2026年は女流名人戦で上野愛咲美に敗れた一方、女流本因坊戦ではタイトル保持者として上野梨紗を迎えています。女流棋士ランキングでも2位につけており、複数の棋戦で長期間にわたって上位を維持する安定感が持ち味です。
上野梨紗:女流棋聖の獲得と女流本因坊への挑戦
上野梨紗は、2024年と2025年の女流棋聖戦で優勝し、2期連続でタイトルを保持しました。2026年には女流棋聖の防衛戦で上野愛咲美に敗れましたが、女流本因坊戦では挑戦者として藤沢里菜と対戦しています。
公開レーティングでは4位に位置し、上位の実力を持つ棋士として評価されています。2026年の女流本因坊戦でどこまで勝ち進むかは、女流棋界の勢力図を読むうえで注目すべきポイントです。
向井千瑛・謝依旻らも見逃せない存在
向井千瑛は、2026年に創設されたフマキラー囲碁女流ブレーンズマッチの初代優勝者となりました。レーティングでも3位に入り、新設棋戦での優勝と安定した対局成績の両面で存在感を示しています。
謝依旻は、女流名人戦や女流棋聖戦などで長期にわたるタイトル獲得を達成した歴史的な実力者です。2026年の公開レーティングでも9位に入り、過去の実績だけでなく、現在の対局成績を比較するうえでも名前が挙がります。

【昇段規定】段位とレーティングは何が違う?
囲碁の女流棋士を比較するとき、段位とレーティングを同じ指標として扱わないことが大切です。段位は棋士の公式な資格・実績を示すもので、レーティングは対局結果から算出される実力比較のための数値です。両者は役割が異なります。
囲碁の昇段規定は性別によって別建てではない
日本棋院の公式「昇段規定」では、プロ棋士の昇段制度として、タイトル獲得による昇段、勝数による昇段、賞金ランキングによる昇段が示されています。女流棋士も、女性だけの別段位体系で実力を評価されるわけではなく、プロ棋士としての昇段制度に基づいて段位が定められます。
昇段条件には、対象タイトルの獲得や挑戦、規定の勝数、対象となる賞金ランキングなどが関係します。ただし、具体的な対象棋戦や条件は規定に従うため、女流タイトルを1回獲得すれば必ず一定段位へ上がる、と単純化して理解することはできません。
レーティングが高くても段位が低いことはある
レーティングは対局結果を反映するため、近年の勝敗によって順位が変動します。一方、段位は規定に基づいて昇段するため、必ずしも最新の対局成績と同じ動きをするわけではありません。
例えば、公開ランキングでは上野梨紗が4位、加藤千笑が5位に入っています。段位だけを比べれば棋士の実績を把握できますが、レーティングを加えることで、最近の対局成績に基づく比較が可能になります。
ただし、レーティングは日本棋院の公式な昇段条件ではありません。数値が高いことだけを根拠に昇段を判断したり、レーティング順位を公式タイトルの序列と同一視したりするのは適切ではありません。
女流棋士の実力を判断するための3つの基準
- タイトル実績:女流名人、女流本因坊、女流棋聖、扇興杯などの獲得歴と防衛回数を確認する。
- レーティング:直近の対局結果を数値で比較し、現在の勢力図や上位棋士の変化を把握する。
- 男女混合棋戦の成績:女性棋士だけの大会に限らず、一般棋戦での勝ち上がりや年間最多勝などの記録も確認する。
この3つを組み合わせることで、過去のタイトル実績、現在の調子、幅広い棋士との対戦力を分けて評価できます。女流棋士ランキングを調べる場合にも、単一の順位だけで結論を出さず、公式記録と併せて確認する方法が有効です。
【女流棋士囲碁】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:囲碁の女流棋士とは何ですか? A1:女性のプロ囲碁棋士を指します。男性棋士と同様に男女混合棋戦へ参加でき、女性棋士を対象とする女流棋戦にも出場できます。
Q2:2026年の女流棋士ランキング1位は誰ですか? A2:囲碁棋士レーティング(日本)の2026年10月15日基準の公開ランキングでは、上野愛咲美が2146で1位です。これは独自算出のレーティングであり、日本棋院の公式ランキングではありません。
Q3:2026年の女流タイトル保持者は誰ですか? A3:2026年の女流名人は上野愛咲美、女流棋聖も上野愛咲美、扇興杯女流囲碁最強戦の優勝者も上野愛咲美です。女流本因坊戦は藤沢里菜がタイトル保持者として上野梨紗の挑戦を受けており、10月20日時点では決着していません。フマキラー囲碁女流ブレーンズマッチの初代優勝者は向井千瑛です。
Q4:女流棋士は男性棋士と同じ棋戦に出場できますか? A4:はい。棋戦ごとの出場資格を満たせば、棋聖戦や名人戦などの男女混合棋戦にも参加できます。女流棋戦への出場は、一般棋戦への参加を制限するものではありません。
Q5:女流棋士の段位は男性棋士と違いますか? A5:囲碁では、女流棋士もプロ棋士の昇段制度に基づいて段位が定められます。段位と、対局結果から算出されるレーティングは別の指標です。
Q6:女流名人や女流本因坊の歴代在位者はどこで確認できますか? A6:日本棋院の公式棋戦ページに、女流名人戦、女流本因坊戦、女流棋聖戦などの歴代記録が掲載されています。各期の優勝者や挑戦者、対戦結果を確認すると、連覇の記録やタイトルの移り変わりを把握できます。
まとめ:2026年の女流棋士を正しく比較するために
2026年の囲碁女流棋界では、上野愛咲美が女流名人・女流棋聖・扇興杯で優勝し、藤沢里菜は女流本因坊の防衛戦を戦っています。上野梨紗、向井千瑛、加藤千笑、星合志保、牛栄子らも公開レーティングの上位に入り、女流棋士の勢力図は一人だけで説明できない広がりを見せています。
女流棋士を知るための入口は、女流棋士一覧や最新ランキングです。しかし、順位だけではタイトル戦での勝負強さや、男女混合棋戦での実績、歴代在位者が積み上げた記録までは分かりません。女流名人・女流本因坊・女流棋聖の歴史、扇興杯や新設されたフマキラー囲碁女流ブレーンズマッチ、そして昇段規定を合わせて見ることが重要です。
【プロの結論】女流棋士の実力を判断するときは、「過去のタイトル実績」「現在のレーティング」「男女混合棋戦を含む対局成績」の3つを分けて確認してください。タイトルは歴史的な実績、レーティングは公開された対局結果から見た現在の比較指標、段位は公式規定に基づく資格・実績を示します。それぞれの意味を理解すれば、2026年のランキングだけでなく、女流棋界の世代交代や今後のタイトル争いも、より正確に読み解けます。 (出典: 女流 棋士 囲碁(Yahoo!ニュース))