大相撲休場力士一覧2026最新|豊昇龍らの休場理由と番付への影響を徹底解説
2026年10月22日現在、大相撲の休場力士を確認するうえで、直近の本場所となる令和8年九月場所(秋場所)の公式発表が重要な手掛かりとなる。日本相撲協会の「休場力士情報」によると、同場所では初日から休場した力士が28人に上り、幕内では横綱・豊昇龍、若隆景、若ノ勝の3人が初日から土俵に立たなかった。
ただし、28人という数字は初日から休場した力士の人数であり、場所中に新たに休場した力士まで含めた数とは異なる。幕内では琴勝峰が十二日目から、隆の勝が十三日目から休場している。さらに、豊昇龍ら3人については診断書も公表され、右膝の靱帯損傷や左太ももの重い疾患など、休場に至った具体的な事情が明らかになった。休場者の最新情報、怪我の経緯、番付への影響、歴代の休場記録を順に整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:令和8年九月場所は初日からの休場者が28人。幕内では豊昇龍・若隆景・若ノ勝の3人が初日から休場した。
- 要点2:日本相撲協会が公表した診断書では、豊昇龍は右膝内側側副靱帯損傷、若隆景は左大腿コンパートメント症候群、若ノ勝は右膝の負傷と診断された。
- 要点3:休場による番付への影響は地位によって異なる。横綱は通常の降格制度がなく、大関には角番・陥落の規定があり、関脇以下は成績に応じて番付が下がる可能性がある。
【2026年最新】九月場所の休場力士一覧と幕内の途中休場者
令和8年九月場所は、2026年9月13日に初日を迎え、9月27日に千秋楽を終えた。日本相撲協会の公式サイトでは、各段の休場力士について、休場開始日や出場再開日が更新日とともに掲載されている。
初日から休場した28人の内訳は、幕内3人、十両0人、幕下6人、三段目5人、序二段9人、序ノ口5人。幕内だけでなく、幕下以下の各段にも休場者がいたことが分かる。
幕内の初日休場者は次の3人だ。
- 豊昇龍(西横綱・立浪部屋):初日から休場。
- 若隆景(東前頭十二枚目・荒汐部屋):初日から休場。
- 若ノ勝(東前頭十六枚目・湊川部屋):初日から休場。
この3人に加え、場所中には琴勝峰(東前頭筆頭)が十二日目から、隆の勝(東前頭四枚目)が十三日目から休場した。したがって、「幕内の休場者は3人」という数字は初日から休場した力士を指し、場所中に休場した力士全体を数える場合には5人となる。
この区別は、休場者一覧を読む際に見落としやすいポイントだ。初日からの全休と、出場した後に途中休場するケースでは、成績の記録も翌場所の番付を考えるうえでの事情も異なる。速報の人数だけでなく、休場開始日まで確認する必要がある。

【豊昇龍・若隆景・若ノ勝】休場理由と診断書の内容
2026年9月13日、日本相撲協会は九月場所を休場した幕内力士の診断書を公表した。日刊スポーツなどの報道によると、3人の診断内容と治療の見通しはそれぞれ異なっていた。
| 力士・地位 | 診断書に記載された主な内容 | 怪我の経緯・加療見込み |
|---|---|---|
| 豊昇龍 西横綱 | 右膝内側側副靱帯損傷 | 七月場所で右膝を痛め、7月29日に靱帯の修復手術を受けた。診断書では約3週間のリハビリテーション加療が必要とされた。 |
| 若隆景 東前頭十二枚目 | 左大腿コンパートメント症候群の手術後 | 七月場所前の稽古で左太ももを負傷し、緊急手術を受けた。診断書では約2か月間の通院加療が必要とされた。 |
| 若ノ勝 東前頭十六枚目 | 右外傷性膝蓋骨亜脱臼、右膝関節内側側副靱帯損傷 | 右膝の負傷で休場。外来治療とリハビリテーションを続け、約4週間の加療が必要とされた。 |
豊昇龍の休場理由:右膝の靱帯損傷と手術後のリハビリが中心的な事情だ。豊昇龍は七月場所でも右膝を痛め、十四日目から途中休場していた。帰京後の7月29日に手術を受け、九月場所は初日から休場。今回の休場は3場所連続となった。横綱としての出場を期待する声がある一方、膝の回復を優先せざるを得ない状況だった。
若隆景の休場理由:若隆景は2026年五月場所で12勝3敗を挙げ、幕内優勝を果たした。しかし、七月場所前の稽古で左太ももを負傷し、大腿コンパートメント症候群と診断されて緊急手術を受けた。七月場所に続いて九月場所も全休しており、診断書では約2か月間の通院加療が見込まれていた。五月場所の優勝から一転して休場が続いた背景には、通常の稽古再開だけでは済まない治療上の事情があった。
若ノ勝の休場理由:若ノ勝は右膝の膝蓋骨亜脱臼と内側側副靱帯損傷を負い、初日から休場した。診断書では約4週間の加療が必要とされ、外来治療とリハビリテーションが続けられていた。膝は立ち合いの衝撃や踏ん張り、方向転換などで大きな負荷がかかる部位であり、痛みが軽くなったことだけで実戦復帰を判断できるものではない。
なお、診断書に記載される加療期間は、その期間が過ぎれば必ず本場所に出場できるという意味ではない。治療の経過や稽古への復帰状況、実際に相撲を取れる状態まで回復しているかどうかは、別の問題として考える必要がある。
【力士が休場すると番付はどうなる?】横綱・大関・関脇以下の違い
大相撲では、休場したからといって全員が同じ扱いを受けるわけではない。番付への影響を左右するのは、力士の地位と、その場所の成績、そして大関に適用される角番・陥落の規定だ。
横綱:通常の成績不振によって番付が下がる制度はない。横綱は降格するのではなく、成績や休場が続いた場合に進退を問われる立場にある。横綱審議委員会が激励、注意、引退勧告などの措置を取ることもあるが、これらは横綱の降格制度とは異なる。
大関:負け越すと翌場所は角番となり、角番の場所でも負け越した場合は関脇へ陥落する。全休も通常は負け越しとなるため、休場前の状況によっては降格につながる。陥落した直後の場所で10勝以上を挙げれば、大関に復帰できる規定もある。
関脇・小結・前頭・十両:休場によって勝ち星を積み上げられなければ、翌場所の番付が下がる可能性が高くなる。ただし、何枚下がるかは一律ではない。本人の成績だけでなく、同じ地位にいる力士や上下の番付の成績など、番付編成全体を踏まえて決まる。
幕下以下:休場すれば、原則として翌場所の番付に影響する。十両以上の関取と幕下以下では待遇や収入の仕組みも異なるため、同じ休場でも競技生活への影響は一様ではない。
ここで押さえておきたいのが、かつて存在した公傷制度だ。公傷制度は、本場所中の負傷による休場を一定の条件で番付上保護する仕組みだったが、2004年一月場所を機に廃止された。現在は、怪我が理由であっても休場による成績上の不利益が生じるのが基本だ。
つまり、休場は単にその場所の取組を欠くことではない。横綱にとっては進退や復帰への期待、大関にとっては角番や陥落、関脇以下にとっては番付の下降といった、地位ごとの異なる課題につながっている。

【大相撲の歴代休場記録】白鵬232休・鶴竜227休・照ノ富士197休
休場の多さを比較する際は、集計対象と数え方に注意したい。日本相撲協会の過去の星取表を集計した相撲情報サイト「土俵の目撃者」のデータでは、2013年一月場所から2026年九月場所までの幕内在籍中の休場日数について、次の記録が示されている。
- 1位:白鵬 — 232休。2021年九月場所を最後に引退。
- 2位:鶴竜 — 227休。2021年三月場所を最後に引退。
- 3位:照ノ富士 — 197休。2025年一月場所を最後に引退。
- 現役最多:高安 — 167休。同じ集計期間・対象での記録。
このランキングは、2013年一月場所から2026年九月場所までの幕内の星取表を基にした集計であり、江戸時代からの全力士を対象にした公式の通算ランキングではない。幕内在籍中の「休」の数を比較したもので、幕下以下での休場や、集計期間より前の記録まで網羅しているわけではない点に留意したい。
また、休場日数と不戦敗は同じ数字ではない。取組の直前に休場が決まり、不戦敗が記録される場合もあるため、記録を比較するときは「休」「不戦敗」「全休した場所数」のどれを数えているのかを区別する必要がある。
白鵬、鶴竜、照ノ富士はいずれも横綱を務めた力士だ。横綱は休場しても番付が下がらない一方、土俵に戻れる状態を維持できなければ進退が問われる。休場数の多さだけで選手生命の長短や努力の程度を判断するのではなく、在位期間、怪我の経緯、復帰後の成績も合わせて見ることが、記録を正しく理解するための条件となる。
【休場理由と診断書】公式情報から分かること・分からないこと
休場力士の情報を調べるときは、日本相撲協会の「休場力士情報」と、力士ごとの公式プロフィール、診断書に関する発表を分けて確認するのが基本だ。
「休場力士情報」には、どの力士が何日目から休場するのか、途中から出場を再開したのかといった情報が掲載される。一方、休場理由の病名や怪我の経緯は、休場力士情報の一覧だけでは分からない場合がある。診断書や師匠の説明、報道各社の取材記事を確認することで、理由の詳細が明らかになることがある。
診断書に病名が記載されていても、それだけで選手生命への影響や復帰時期を断定することはできない。たとえば、靱帯損傷や手術後のリハビリでは、医師が示す加療見込みと、相撲を取るために必要な体力・動作の回復が必ずしも一致しないからだ。
また、休場が続いているという事実と、引退が決まっているという情報は別物である。横綱や大関の休場は進退への関心を集めやすいが、休場日数だけで引退を予測したり、公式発表のない怪我の理由を推測で補ったりすることは避けたい。
最新情報を確認する際は、次の3点を意識すると誤解を減らせる。
- 更新日:場所の初日に発表された情報か、途中休場を反映した最新情報かを確認する。
- 情報の種類:休場の事実、診断書の内容、師匠や本人の説明、報道機関の分析を区別する。
- 成績の記録:全休、途中休場、不戦敗を混同せず、翌場所の番付への影響を判断する。
特に九月場所のように、初日から休場する力士と場所中に休場する力士がいる場合、人数だけを切り取ると実態を正しく把握できない。日本相撲協会の公式発表に戻り、更新日と休場開始日を確認することが、最も確実な情報収集の方法だ。

【プロの結論】休場力士を見るときは「怪我・地位・復帰」の3点が重要
大相撲の休場を評価するうえで、最も大切なのは休場者数だけを見て終わらないことだ。怪我の内容、番付上の立場、復帰に向けた経過を分けて見ると、同じ休場でも意味が大きく異なることが分かる。
第一に、怪我の重さは診断書の病名と加療見込みから読み取る。豊昇龍の右膝内側側副靱帯損傷、若隆景の左大腿コンパートメント症候群、若ノ勝の右膝の負傷は、いずれも治療とリハビリテーションを必要とする事情だった。単に「怪我で休場」とまとめるより、何が起き、どのような治療が必要とされたのかを見る方が正確だ。
第二に、番付への影響は地位ごとに判断する。横綱は降格制度がなく、大関には角番・陥落の規定があり、関脇以下は成績に応じた番付の変動がある。休場による不利益は共通していても、同じルールが全員に適用されるわけではない。
第三に、休場後の復帰は別の評価軸として捉える。診断書の加療期間が過ぎたことと、本場所で十分に相撲を取れる状態になったことは同義ではない。稽古への復帰、取組への出場、復帰後の成績を追うことで、休場の影響をより立体的に理解できる。
休場記録についても同様だ。白鵬232休、鶴竜227休、照ノ富士197休という数字は、特定の期間・対象を集計した記録としては有用だが、全力士の生涯休場日数を網羅した絶対的な順位ではない。数字の大きさだけでなく、集計範囲と算出方法まで確認して初めて、正確な比較ができる。
【大相撲休場力士】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年九月場所の休場力士は28人で合っている?
A1:初日から休場した力士は28人。内訳は幕内3人、十両0人、幕下6人、三段目5人、序二段9人、序ノ口5人です。ただし、場所中には新たに休場した力士もおり、幕内では琴勝峰と隆の勝が途中休場しています。
Q2:豊昇龍の休場理由は何?
A2:日本相撲協会が公表した診断書では、右膝内側側副靱帯損傷とされています。七月場所で右膝を痛め、7月29日に手術を受け、九月場所は初日から休場しました。診断書では約3週間のリハビリテーション加療が必要とされました。
Q3:力士が休場すると必ず番付が下がる?
A3:必ずしもそうではありません。横綱には通常の降格制度がなく、大関は角番・陥落の規定に従います。関脇以下は休場によって勝ち星を積み上げられないため、翌場所の番付が下がる可能性があります。
Q4:大相撲の歴代休場最多記録は誰?
A4:2013年一月場所から2026年九月場所までの幕内在籍中の休場日数を集計したデータでは、白鵬232休、鶴竜227休、照ノ富士197休の順です。同じ集計で現役最多は高安の167休となっています。全時代・全階級を対象にした公式の通算記録とは異なります。
Q5:休場力士の診断書はどこで確認できる?
A5:日本相撲協会の公式発表を起点に、診断書を公表した際の報道や、本人・師匠の説明を確認する方法があります。休場力士情報の一覧には休場開始日などが掲載されますが、病名や詳しい経緯がすべて記載されるわけではありません。
まとめ:今後の動向と休場情報を見極める判断基準
2026年九月場所では、初日から休場した力士が28人に上り、幕内では豊昇龍、若隆景、若ノ勝の3人が初日から休場した。日本相撲協会が公表した診断書からは、豊昇龍の右膝内側側副靱帯損傷、若隆景の左大腿コンパートメント症候群、若ノ勝の右膝の負傷という具体的な事情が明らかになっている。
一方、場所中には琴勝峰と隆の勝も途中休場しており、「初日からの休場者28人」と「場所中に休場した力士全体」は区別しなければならない。番付への影響も、横綱、大関、関脇以下でそれぞれ異なる。
歴代の休場記録を見る場合も、白鵬232休、鶴竜227休、照ノ富士197休、高安167休という数字だけで判断するのではなく、対象期間や集計方法を確認することが重要だ。
今後の九州場所に向けて休場力士の動向を追うなら、判断基準は3つ。公式発表の更新日、診断書に記載された怪我と加療見込み、復帰後の実際の出場状況を順に確認したい。休場の事実と復帰の見通しを切り分けて捉えることが、力士の現状と大相撲の番付制度を正しく理解するための近道となる。 (出典: 大相撲 休場 力士(Yahoo!ニュース))