ドジャース永久欠番は2026年現在12人!全12番号の制定年と功績を徹底解説
大谷翔平や山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャースには、球団の歴史を築いたレジェンドたちの背番号を後世に残す「永久欠番」の制度があります。2026年10月現在、ドジャースの永久欠番は全12番号。背番号1のピー・ウィー・リースから、背番号34のフェルナンド・バレンズエラ、背番号53のドン・ドライスデールまで、選手だけでなく監督やコーチも名を連ねています。
注目したいのは、MLB全球団共通の永久欠番である42番の特別な意味と、野球殿堂入りを通常の基準としながらも例外的に永久欠番となった19番・34番の存在です。MLB公式の永久欠番一覧や球団の歴史資料をもとに、歴代背番号、制定日、各人物の功績、選考基準、今後の可能性まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 永久欠番は全12番号:2026年10月現在、1・2・4・14・19・20・24・32・34・39・42・53番が対象。
- 42番はMLB全30球団共通:ジャッキー・ロビンソンの功績をたたえ、1997年に全球団で永久欠番となった。
- 34番には特別な背景:フェルナンド・バレンズエラは野球殿堂入りを果たしていないものの、球団は2023年に永久欠番とした。
【2026年最新】ドジャースの永久欠番は全部でいくつ?
ドジャースの永久欠番は、2026年10月現在で12番号です。MLB公式の2025年12月の歴代永久欠番特集でも12人が掲載されており、球団の公式案内でも同じ12番号が紹介されています。
永久欠番とは、球団への貢献をたたえ、特定の人物が使用した背番号を原則としてほかの選手に使用させない制度です。ドジャースでは、選手に加えて監督やコーチの背番号も対象になっています。
ここで押さえたいのは、永久欠番が単純な成績ランキングではないという点です。通算本塁打や勝利数といった数字だけでなく、ワールドシリーズでの活躍、球団への長年の貢献、指導者としての実績、野球界全体に与えた影響などが評価につながっています。
また、背番号の制定年と、その人物が野球殿堂入りした年は必ずしも一致しません。ジャッキー・ロビンソンの42番は1972年にドジャースが永久欠番とし、1997年にはMLB全体へと対象が広がりました。一方、ギル・ホッジスの14番は2022年、バレンズエラの34番は2023年に制定されています。

【永久欠番一覧】背番号1・2・4・14・19・20・24・32・34・39・42・53の全12人
ドジャースの永久欠番12番号を、制定日と主な功績で一覧にしました。日付はドジャースでの永久欠番制定日を基準としています。42番については、球団での制定日とMLB全球団での制定日を分けて記載します。
| 背番号 | 人物・役割 | 永久欠番制定日 | 主な功績・制定の背景 |
|---|---|---|---|
| 1 | ピー・ウィー・リース 遊撃手 | 1984年7月1日 | ブルックリンとロサンゼルスで16シーズンをプレー。10度のオールスター選出を誇り、チームの主将としても活躍。 |
| 2 | トミー・ラソーダ 監督 | 1997年8月15日 | 監督として1981年、1988年のワールドシリーズ制覇を達成。4度のリーグ優勝と8度の地区優勝に導いた。 |
| 4 | デューク・スナイダー 外野手 | 1980年7月6日 | 通算389本塁打、1,271打点を記録。ブルックリン時代を代表する強打者として活躍。 |
| 14 | ギル・ホッジス 一塁手 | 2022年6月4日 | 8度のオールスター選出。1955年のワールドシリーズ第7戦で決勝の2打点を挙げ、ブルックリン時代の初優勝に貢献。 |
| 19 | ジム・ギリアム 内野手・コーチ | 1978年10月10日 | 1953年の新人王。引退後もコーチとして球団に貢献し、1978年のワールドシリーズ開幕直前に49歳で死去したことを受けて制定。 |
| 20 | ドン・サットン 投手 | 1998年8月14日 | ドジャースで233勝を挙げ、球団の歴代記録を数多く保持した右腕。通算324勝で野球殿堂入り。 |
| 24 | ウォルター・オルストン 監督 | 1977年6月5日 | 監督として通算2,040勝。ブルックリンとロサンゼルスで計4度のワールドシリーズ制覇を果たした。 |
| 32 | サンディー・コーファックス 投手 | 1972年6月4日 | サイ・ヤング賞3度、1963年のリーグMVP、ワールドシリーズMVP2度。1965年には完全試合を達成。 |
| 34 | フェルナンド・バレンズエラ 投手 | 2023年8月11日 | 1981年に新人王とサイ・ヤング賞を同時受賞。「フェルナンドマニア」と呼ばれる熱狂を生み、メキシコを含む多くのファンを魅了した。 |
| 39 | ロイ・キャンパネラ 捕手 | 1972年6月4日 | ナ・リーグMVPを3度受賞。強打と守備でブルックリン時代のチームを支えた名捕手。 |
| 42 | ジャッキー・ロビンソン 内野手 | 1972年6月4日 MLB全球団:1997年4月15日 | 1947年にMLBの人種の壁を破った歴史的選手。1949年に打率.342で首位打者となり、リーグMVPを受賞。 |
| 53 | ドン・ドライスデール 投手 | 1984年7月1日 | 1962年のサイ・ヤング賞受賞者。強気の投球で知られ、1968年には当時のMLB記録となる58回2/3連続無失点を記録。 |
制定日はMLB公式のドジャース永久欠番特集および球団公式の歴史資料に基づいています。なお、42番の1972年はドジャースでの制定日であり、MLB全球団で共通の永久欠番となった1997年とは異なります。
一覧から見えてくるのは、ドジャースの永久欠番が特定の時代やポジションに偏っていないことです。名遊撃手、強打者、エース投手、監督、コーチと、それぞれ異なる立場から球団の歴史を築いた人物が選ばれています。
【背番号42】ジャッキー・ロビンソンの永久欠番がMLB全30球団共通の理由
永久欠番のなかでも、42番は特別な位置づけにあります。通常の永久欠番が球団ごとの判断で制定されるのに対し、ジャッキー・ロビンソンの42番はMLB全30球団で共通の永久欠番です。
ロビンソンは1947年、ブルックリン・ドジャースでプレーし、MLBにおける人種の壁を破りました。当時の米国社会には人種差別が根強く残っていましたが、ロビンソンは競技の場で実績を残し、後に続くアフリカ系米国人選手たちへの道を切り開きました。
その実力も突出していました。デビュー年の1947年に新人王を受賞し、1949年には打率.342でナ・リーグ首位打者となるとともに、リーグMVPに選ばれています。ブルックリン時代には6度のリーグ優勝に貢献し、1955年には球団初のワールドシリーズ制覇を経験しました。
ドジャースはロビンソンの死後、1972年6月4日に42番を永久欠番としました。そして1997年4月15日、メジャーデビュー50周年に合わせ、MLB全体で42番を永久欠番とする措置が取られました。MLB公式の全球団別永久欠番一覧でも、42番は全30球団共通の例外として扱われています。
ただし、1997年の決定時点で42番を使用していた選手には、引退まで着用を続けられる経過措置が設けられました。そのため、永久欠番となった瞬間に全チームの42番が一律に消えたわけではありません。
現在も4月15日の「ジャッキー・ロビンソン・デー」には、MLBの選手や監督、コーチらが42番を着用して功績をたたえます。普段は新たに使用できない番号を、特別な日にリーグ全体で共有する。この仕組みこそ、42番が単なる記念番号ではなく、野球界の歴史と社会的意義を象徴している理由です。

【背番号34・19】殿堂入りだけでは説明できない永久欠番の例外
ドジャースの永久欠番を理解するうえで見逃せないのが、フェルナンド・バレンズエラの34番とジム・ギリアムの19番です。球団は通常、野球殿堂入りとドジャースでの長いキャリアを重視していますが、この2人には特別な事情がありました。
背番号34:フェルナンド・バレンズエラ
メキシコ出身の左腕バレンズエラは、1981年にドジャースで鮮烈な活躍を見せました。新人王とサイ・ヤング賞を同じ年に受賞したことは、投手としての実力を示す大きな実績です。同年のワールドシリーズ制覇にも貢献し、ロサンゼルスだけでなく、メキシコをはじめとする幅広い地域で熱狂的な支持を集めました。
この現象は「フェルナンドマニア」と呼ばれました。バレンズエラの影響は勝敗や個人成績だけにとどまらず、ラテンアメリカ系のファンとドジャースを結びつける象徴的なものとなりました。
球団は2023年8月11日に34番を永久欠番としました。MLB公式の発表によれば、ドジャースは通常の野球殿堂入り要件をバレンズエラには適用せず、球団史への特別な貢献を評価して例外的に制定しています。殿堂入りの有無だけでは測れないファンとのつながりが、選定の背景にありました。
背番号19:ジム・ギリアム
ギリアムは1953年に新人王を獲得し、ブルックリンとロサンゼルスの両時代でプレーした内野手です。選手引退後もコーチとして球団に残り、組織を支えました。
しかし、1978年のワールドシリーズ開幕を前に、49歳で亡くなります。ドジャースはその年の10月10日に19番を永久欠番とし、ユニフォームの袖に追悼パッチを付けて敬意を表しました。
ギリアムは、永久欠番制定当時、野球殿堂入りを果たしていませんでした。選手としての功績だけでなく、長年にわたる球団への貢献や、組織の一員として残した存在感が評価された事例です。
34番と19番の共通点は、永久欠番が数字だけで決まる制度ではないことです。記録に表れにくい影響力や球団との関係も、歴史的な決定に結びついています。
【選考基準】野球殿堂入りとドジャース永久欠番の関係
ドジャースには、永久欠番の選考を一律に判定する明文化された基準はありません。一方、球団の歴代記録やMLB公式の解説では、通常、キャリアの大半をドジャースで過ごし、野球殿堂入りを果たした人物が対象となっていると説明されています。
この傾向を踏まえると、選考のポイントは主に次の3つに整理できます。
- 球団への長期的な貢献:在籍年数や通算成績、チーム記録、優勝への貢献など。
- 野球界での歴史的評価:野球殿堂入り、個人賞、リーグを代表する選手・指導者としての実績など。
- 球団とファンに残した影響:指導者としての功績、象徴的な活躍、地域社会やファンとの結びつきなど。
これらは公式の点数表や必須条件を意味するものではなく、歴代の選定例から読み取れる傾向です。特にギリアムの19番とバレンズエラの34番は、殿堂入りを通常の目安としながらも、球団への貢献や歴史的な存在感を理由に例外となったケースです。
また、永久欠番と野球殿堂入りは別の制度です。野球殿堂入りは選手や監督などの野球界全体への功績を評価するもので、永久欠番は特定の球団が、その人物の背番号を球団史の象徴として残す判断です。殿堂入りした人物が必ず永久欠番になるわけではなく、永久欠番の対象者すべてが殿堂入りしているわけでもありません。
42番も、この違いを理解するうえで重要です。ロビンソンは殿堂入りを果たしていますが、その背番号はドジャースだけでなくMLB全体で永久欠番となっています。球団単位の顕彰とリーグ全体の歴史的顕彰が重なった、極めて特別な例です。

【現在と今後】大谷翔平の17番やカーショーの22番は永久欠番になる?
2026年現在のドジャースには、大谷翔平の17番や、長年エースを務めたクレイトン・カーショーの22番など、将来的な顕彰をめぐって関心を集める背番号があります。ただし、現役選手や引退直後の選手について、永久欠番になると断定することはできません。
大谷は投打の両面で歴史的な実績を積み重ね、ドジャースでの活躍も続けています。一方、背番号17が永久欠番に制定されたという球団公式発表は、2026年10月時点の公式一覧にはありません。個人成績や人気の高さと、球団が永久欠番を決定することは区別する必要があります。
カーショーについても同様です。長年にわたるエースとしての実績から、背番号22は今後の候補として注目されます。しかし、候補として名前が挙がることと、永久欠番が正式決定することは別です。現役引退や殿堂入りの時期も含め、球団からの公式発表が判断の基準になります。
また、永久欠番と混同されやすい制度に「リング・オブ・オナー」などの顕彰があります。ドジャースでは、実況アナウンサーのビン・スカリーやハイメ・ハリン、球団経営に貢献したウォルター・オマリーらも球団の歴史を彩る人物として顕彰されています。しかし、こうした顕彰と、選手・監督・コーチの背番号を永久欠番にする制度は同じではありません。
今後の動向を見極める際は、報道で「永久欠番候補」と紹介されているだけなのか、球団が制定日やセレモニーを正式発表したのかを確認することが大切です。特にドジャースでは、殿堂入りや球団への貢献が重要な判断材料となる一方、34番や19番のように例外も存在します。
【ドジャース永久欠番】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドジャースの永久欠番は2026年現在いくつありますか?
A1:全12番号です。背番号1・2・4・14・19・20・24・32・34・39・42・53が永久欠番となっています。
Q2:ドジャースの永久欠番で最も特別な番号はどれですか?
A2:MLB全30球団共通の永久欠番である42番です。ジャッキー・ロビンソンが1947年に人種の壁を破ってMLBでプレーした歴史的意義をたたえ、1997年に全球団で永久欠番となりました。
Q3:フェルナンド・バレンズエラの34番はなぜ永久欠番になったのですか?
A3:1981年の新人王とサイ・ヤング賞の同時受賞、「フェルナンドマニア」と呼ばれた熱狂、球団とファンに与えた大きな影響が背景にあります。2023年8月11日に制定され、野球殿堂入りを通常の目安とする球団の方針に対する例外となりました。
Q4:永久欠番になるには野球殿堂入りが必須ですか?
A4:一律の明文化された基準はありません。通常はキャリアの大半をドジャースで過ごし、野球殿堂入りした人物が対象となりますが、ジム・ギリアムの19番やバレンズエラの34番のような例外もあります。
Q5:大谷翔平の背番号17も永久欠番になる可能性はありますか?
A5:将来的な可能性を論じることはできますが、2026年10月現在、17番の永久欠番化は公式発表されていません。実際に制定されるかどうかは、今後の球団の判断と公式発表によって決まります。
まとめ:ドジャース永久欠番12番号の意味と今後の見方
ドジャースの永久欠番は、2026年10月現在で全12番号です。1番のピー・ウィー・リース、2番のトミー・ラソーダ、4番のデューク・スナイダーから、14番のギル・ホッジス、19番のジム・ギリアム、20番のドン・サットン、24番のウォルター・オルストン、32番のサンディー・コーファックス、34番のフェルナンド・バレンズエラ、39番のロイ・キャンパネラ、42番のジャッキー・ロビンソン、53番のドン・ドライスデールまで、それぞれ異なる功績が刻まれています。
42番はMLB全体の歴史と社会的意義を象徴し、34番と19番は球団への影響力が通常の選考傾向を超えて評価された事例です。永久欠番を知ることは、単に背番号と選手名を覚えるだけでなく、ドジャースがどのような人物を球団の歴史に残してきたかを理解することにつながります。
今後、大谷翔平やカーショーらの背番号が永久欠番となるかを見守る際も、通算成績や人気だけで判断せず、球団への貢献、野球界での評価、そして正式な制定発表を確認することが重要です。ドジャースの永久欠番は、過去の栄光を保存するだけでなく、球団の歴史を未来へ伝えるための顕彰制度なのです。
(出典: ドジャース 永久 欠番(Yahoo!ニュース))