もち麦の炊き方を徹底解説!白米との割合・水加減、3合の分量から10割炊きまで
もち麦をおいしく炊くために、まず押さえたいのが白米との割合と水加減です。基本は、白米をいつもどおりの水加減にしたうえで、もち麦と、その重量の2倍を目安にした水を追加する方法。例えば、もち麦50gなら水100ml、もち麦100gなら水200mlを加えます。もち麦は白米に混ぜるだけでなく、白米を使わずに10割で炊くこともできます。
ただし、商品によっては洗米や浸水の扱いが異なり、炊飯器の機種やもち麦の品種、精麦の程度によっても食感は変わります。おいしい大麦研究所、macaroni、デリッシュキッチンなどで紹介されている炊き方も参考にしながら、1合・2合・3合の分量、炊飯器の水の量、失敗を防ぐコツまで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の水加減:白米の通常の水に加え、もち麦50gなら100ml、100gなら200mlの水を追加する。
- おすすめの割合:初めてなら白米2合にもち麦50gから。もち麦の食感を楽しみたいなら100gを目安にする。
- 10割炊きも可能:乾燥もち麦100gに水200mlが基本の目安。商品表示と炊飯器の仕様も確認する。
【基本の炊き方】もち麦ごはんは白米に混ぜるだけでOK
もち麦ごはんの基本は、白米を炊くときにもち麦を加え、もち麦が吸収する分の水を追加する方法です。おいしい大麦研究所を運営するはくばくも、白米の水加減を先に決め、もち麦と追加の水を入れて炊く手順を紹介しています。
基本の材料と手順
材料の目安
- 白米:2合
- もち麦:50〜100g
- 水:白米2合分の通常の水加減+もち麦の重量の2倍を目安にした水
炊き方
- 白米を研ぎ、炊飯器の内釜に入れます。
- 白米2合の目盛りまで、通常どおり水を加えます。
- もち麦を加え、もち麦の重量の2倍を目安にした水を追加します。
- 全体を軽く混ぜ、炊飯器の通常炊飯モードで炊きます。
- 炊き上がったら、しゃもじで底からすくうように全体をほぐして混ぜます。
ポイントは、もち麦を追加したからといって、白米の水を減らさないことです。白米を炊くための水とは別に、もち麦用の水を加えます。炊飯器に麦ごはん専用コースがある場合は、取扱説明書と商品の表示を確認して使い分けてください。

【水加減と割合を比較】もち麦3割・3合分量の早見表
もち麦ごはんの食感を左右するのが、白米ともち麦の配合です。もち麦の割合が増えるほど、ぷちぷちとした食感や麦特有の風味が強くなります。
ここで注意したいのが、「もち麦3割」という表現です。はくばくの配合例では、炊き上がったごはん全体に占める大麦の割合を基準にしています。生の白米ともち麦を計量したときの比率とは異なるため、単純に重量を3対7にすればよいわけではありません。
| 炊き方・配合の目安 | 白米 | もち麦 | 追加する水 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 少なめから始める | 2合 | 50g | 100ml | 麦の風味が比較的穏やか。はくばくの目安では炊き上がり約1.5割。 |
| もち麦3割の目安 | 2合 | 100g | 200ml | ぷちぷちした食感を楽しみやすい。炊き上がり約3割が目安。 |
| 白米3合で炊く | 3合 | 150g | 300ml | 3割配合の目安。炊き上がりは約4.5合分。 |
| もち麦10割 | なし | 100g | 200ml | 白米を混ぜずに炊く。炊飯器の仕様と商品表示を確認する。 |
| デリッシュキッチンの3合分レシピ | 2合 | 1合相当・150g | 合計660ml | 白米2合分の水360mlと、もち麦用の水300mlを合わせるレシピ。 |
表の配合は、おいしい大麦研究所、はくばくの3割もち麦ごはん、デリッシュキッチンの「3合分のもち麦ごはん」のレシピを参考に整理しています。炊き上がり量は炊飯器や加水量によって変わるため、あくまで目安です。
もち麦3割の炊き方は白米2合+もち麦100gが基本
もち麦をしっかり味わいたいなら、白米2合にもち麦100g、水200mlを追加する配合が一つの目安になります。もち麦が吸水する水を確保しつつ、白米の食感も残しやすい組み合わせです。
一方、麦ごはんに慣れていない人や、白米に近い味わいを求める人は、白米2合にもち麦50g、水100mlから始めると調整しやすくなります。毎回同じ割合で炊き、硬さや香りを確かめながら増量するのが実践的です。
もち麦3合の分量は「白米3合」か「炊き上がり3合分」かで違う
「もち麦3合」と検索した場合は、白米を3合使うレシピなのか、炊き上がりを3合分にしたいのかを区別する必要があります。
白米を3合使って3割程度のもち麦ごはんにするなら、目安はもち麦150gと追加の水300mlです。一方、デリッシュキッチンの3合分レシピは、白米2合ともち麦1合相当の150gを使い、水は合計660mlとしています。レシピ名の「3合分」を白米3合と読み違えないようにしましょう。
なお、デリッシュキッチンでは白米2合分の水を360mlとして計算しています。白米の水加減は品種や好みで変わるため、炊飯器の目盛りや商品の案内がある場合はそちらを優先してください。
【洗う必要はある?】もち麦の洗米・浸水時間の正しい考え方
もち麦は基本的に洗わなくてもよい
もち麦は、一般的には白米のように研ぐ必要はありません。おいしい大麦研究所では、水洗い不要で、無洗米や玄米にも混ぜて使えると案内しています。
ただし、すべての商品が同じとは限りません。macaroniのもち麦ごはんの解説でも、基本的に洗わなくてよいものが多い一方、種類によっては洗う必要があるとしています。購入した商品のパッケージに「洗ってから使用」などの表示があれば、その指示に従いましょう。
もち麦のにおいが気になる場合は、商品表示で問題がなければ軽く水洗いする方法もあります。白米と一緒に研ぐ方法もありますが、米の粒をつぶさないよう、力を入れすぎないことが大切です。
浸水時間は不要?30分ほど浸水させるメリット
もち麦は、浸水させずに炊飯しても構いません。おいしい大麦研究所は、吸水時間を取らずに炊飯できると説明しています。ただし、浸水させた場合と比べると、やや硬めに仕上がることがあります。
よりふっくら、もっちりした食感を目指すなら、macaroniが紹介するように、白米ともち麦を合わせて30分ほど浸水させる方法が選択肢になります。気温が高い時期は、浸水中の温度管理にも気を配り、長時間室温に置きっぱなしにしないようにしましょう。
なお、商品によっては浸水不要を前提とした調理方法が示されています。浸水時間を長くすれば必ずおいしくなるわけではなく、品種や精麦の程度、炊飯器との相性も仕上がりを左右します。

【もち麦だけ10割炊き】乾燥もち麦100gに水200mlが基本
白米を混ぜず、もち麦だけで炊く「10割炊き」も可能です。大麦のぷちぷちした食感をしっかり味わいたい人や、白米とは別にもち麦を用意して料理に使いたい人に向いています。
もち麦10割炊きの材料
- 乾燥もち麦:100g
- 水:200ml
乾燥もち麦100gに対して水200mlという配合は、もち麦だけを炊く場合の基本的な目安です。おいしい大麦研究所でも、大麦だけで炊く場合は大麦の重量の2倍の水を加える方法を紹介しています。
10割炊きの手順
- 乾燥もち麦100gを計量し、商品の表示に応じて洗います。
- もち麦と水200mlを炊飯器の内釜に入れます。
- 使用する炊飯器の取扱説明書に従い、対応する炊飯モードで炊きます。
- 炊き上がったら全体をほぐし、余分な水分や蒸気がこもらないようにします。
白米を混ぜないため、通常の白米用の目盛りだけでは水加減を判断できない場合があります。10割炊きに対応していない機種や、少量炊飯の下限を満たさない場合は、無理に炊飯器で調理せず、商品の案内に合う鍋などを使う方法も検討してください。
10割炊きでにおいや硬さが気になる場合
もち麦だけで炊くと、白米と混ぜた場合よりも麦特有の風味を強く感じることがあります。はくばくのおいしい大麦研究所では、風味が気になる場合の工夫として、炊く前に水洗いする方法や、料理酒、オリーブ油などを加える方法も紹介しています。
同研究所の目安では、もち麦150gに対して料理酒なら大さじ1、サラダ油またはオリーブ油なら小さじ1/2程度です。香りの感じ方には個人差があるため、最初は少量から試し、好みに合わせて調整するとよいでしょう。
ただし、水200mlはあくまで乾燥もち麦100gに対する目安です。品種や加工方法、炊飯器によっては硬さや水分の残り方が変わるため、パッケージに具体的な水量が記載されている場合は、そちらを優先してください。
【おいしく炊くコツ】べちゃつき・硬さ・においを防ぐポイント
水は「白米用」と「もち麦用」を分けて考える
もち麦ごはんが硬くなったり、ぼそぼそしたりする原因の一つは、もち麦を加えたのに追加の水を入れていないことです。反対に、もち麦用の水を加えたうえで、さらに白米の水量まで増やしすぎると、柔らかくなりすぎる場合があります。
白米を使う場合は、まず白米の通常の水加減を決め、もち麦用の水を別に加える。この手順を基本にすれば、分量を変えても計算しやすくなります。
炊き上がったら底からさっくり混ぜる
炊飯が終わったら、すぐに全体をほぐして混ぜましょう。釜の底から空気を入れるように混ぜると、水分や熱が均一になりやすく、粒がつぶれるのも防ぎやすくなります。
おいしい大麦研究所も、炊き上がりに全体をほぐして混ぜる方法を紹介しています。また、炊飯後は保温を切ることで、においがこもったり、褐変したりすることを抑えやすいとしています。長時間保温するより、食べる分を取り分け、残りを早めに保存する方法もおすすめです。
硬い・柔らかいと感じたら少しずつ調整する
初回から水量を大幅に変えるのではなく、まずは基本の配合で炊き、次回から少しずつ調整します。硬いと感じた場合は、浸水時間を設けるか、追加の水を少量増やしてみましょう。反対に、柔らかすぎる場合は、追加する水を少し減らして比較します。
ただし、炊飯器の目盛りや商品指定の水量は基準として残しておくことが大切です。水量だけでなく、もち麦の割合、浸水の有無、炊飯モードを一度に変えないようにすると、どの条件が仕上がりに影響したか判断しやすくなります。
冷凍保存なら食感を保ちやすい
もち麦ごはんをまとめて炊いた場合は、食べる分ずつ小分けにし、粗熱を取ってから冷凍保存すると便利です。食べるときは電子レンジなどで十分に温め、全体をほぐしてから盛り付けます。保存容器や冷凍可能な袋を使い、長期間放置せず、なるべく早めに食べ切りましょう。

【レシピの違いを比較】おいしい大麦研究所・macaroni・デリッシュキッチンの使い分け
もち麦の炊き方を調べると、サイトによって材料の表記や水の量が違うことがあります。これは、配合の考え方やレシピの基準が必ずしも同じではないためです。数字だけを抜き出して組み合わせるのではなく、材料と水量がセットになった一つのレシピを基準にしましょう。
- おいしい大麦研究所:もち麦の重量の2倍の水を加える基本を確認したい人向け。白米に混ぜる方法や配合の変更、10割炊きも参考にできます。
- macaroni:白米2合ともち麦100gを使う3割配合の手順を確認したい人向け。浸水や風味の調整など、仕上がりのコツも紹介しています。
- デリッシュキッチン:白米2合ともち麦150gで作る3合分レシピを参考にしたい人向け。水は合計660mlで、内訳は白米用360mlともち麦用300mlです。
これらのレシピは、いずれも炊飯の目安として役立ちます。ただし、デリッシュキッチンの3合分レシピと、はくばくの3割もち麦ごはんは、もち麦の分量が異なります。目的が「もち麦3割の配合」なのか、「食べたい量を3合分用意すること」なのかを明確にして選ぶと、混乱を避けられます。
食物繊維を意識するなら、量は段階的に増やす
もち麦には食物繊維が含まれていますが、食物繊維を意識して急に大量に食べると、お腹が張ったり、便が緩くなったりする場合があります。はくばくのおいしい大麦研究所も、麦の割合を増やす際は体調を見ながら調整するよう案内しています。
最初は白米2合にもち麦50g程度から始め、食べやすさや体調を確認しながら増やす方法が現実的です。もち麦の割合を高めること自体を目的にせず、毎日の食事に無理なく取り入れられる配合を探すことが続けるコツです。
【プロの結論】もち麦の割合・水加減は目的に合わせて決める
もち麦をおいしく炊くうえで、最初に覚えたいのは「白米の水加減に、もち麦の重量の約2倍の水を追加する」という基本です。もち麦50gなら水100ml、もち麦100gなら水200mlが目安になります。白米を混ぜずに炊く10割炊きでも、乾燥もち麦100gに水200mlを基本として考えられます。
ただし、最適な水加減は商品や炊飯器によって異なります。特に、白米3合にもち麦150gを加える配合と、白米2合・もち麦150gで炊き上がり3合分を作るレシピは別物です。分量を確認するときは、白米の合数、もち麦の重量、追加の水量、炊き上がり量をセットで確認してください。
白米に近い食べやすさを重視するなら少なめの配合、もち麦のぷちぷち感を楽しみたいなら3割程度、麦の風味をしっかり味わいたいなら10割炊きが選択肢になります。水加減と割合を一度に大きく変えず、商品表示を基本に少しずつ調整することが、失敗を防ぐ近道です。
【もち麦炊き方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:もち麦50gに水100mlを加えればよいですか?
A1:白米に混ぜて炊く場合は、白米の通常の水加減に加え、もち麦50gに対して水100mlを追加するのが基本の目安です。白米用の水を減らさず、もち麦用の水を別に加えましょう。商品に指定がある場合は、その表示を優先してください。
Q2:もち麦は洗う必要がありますか?
A2:一般的には洗わずに使える商品が多いものの、種類によっては洗米が必要です。購入した商品のパッケージに記載された方法を確認してください。麦特有のにおいが気になる場合は、商品表示に従って軽く洗う方法もあります。
Q3:もち麦は何分くらい浸水させればよいですか?
A3:浸水なしでも炊けますが、ふっくらした食感を目指すなら30分程度を目安に浸水させる方法があります。品種や炊飯器によって仕上がりは変わるため、硬さが気になる場合は浸水時間や水量を少しずつ調整してください。
まとめ:失敗しないもち麦ごはんは基本の水加減から
もち麦の炊き方は、白米に混ぜる方法も、もち麦だけの10割炊きも、基本の水加減を押さえれば取り組みやすくなります。白米に混ぜる場合は通常の水にもち麦用の水を追加し、もち麦50gなら100ml、100gなら200mlを目安にしましょう。
もち麦3割を試すなら、白米2合にもち麦100gと追加の水200mlが一つの基準です。3合分のレシピを探すときは、白米を3合使うのか、炊き上がりが3合分なのかを確認することも忘れずに。
洗米や浸水の必要性は商品によって異なり、炊飯器の仕様も仕上がりに影響します。まずはパッケージの案内を確認し、少なめの配合からスタート。好みの硬さや食感に合わせて水量と割合を調整すれば、自分に合ったもち麦ごはんを見つけやすくなります。 (出典: もち 麦 炊き 方(Yahoo!ニュース))