履歴書の本人希望欄は何を書く?例文・NG例と「貴社の規定に従います」の使い方を徹底解説
履歴書の本人希望欄を前にして、「希望がない場合は何と書けばいい?」「希望職種や勤務時間はどこまで伝えていい?」「給与や休日の条件を書くと選考で不利になる?」と迷う人は少なくありません。本人希望欄は、自分の要望を自由に並べる場所ではなく、採用担当者に事前に伝えておくべき勤務条件や、入社にあたって譲れない事項を簡潔に示すための欄です。
マイナビ転職が2025年6月25日に更新した解説記事でも、本人希望記入欄は「どうしても譲れない条件」を伝える項目として説明されています。同記事の監修者は、キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)で有限会社キャリアドメイン代表取締役の谷所健一郎氏です。2026年に履歴書を作成する場合も、基本となるのは、希望がなければ「貴社の規定に従います」と記載し、必要な条件だけを具体的かつ簡潔に伝えることです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 希望がない場合:「貴社の規定に従います」と記載するのが基本。空欄や「特になし」よりも、丁寧で意図が伝わりやすい表現です。
- 希望がある場合:希望職種、勤務時間、勤務地、入社可能日など、選考前に伝える必要がある条件を優先して記載します。
- NG記載を避ける:根拠のない待遇要求、曖昧な希望の羅列、長い事情説明は避け、必要な理由と具体的な条件を簡潔にまとめます。
【基本ルール】履歴書の本人希望欄には何を書く?正しい書き方と判断基準
本人希望欄には、主に希望職種、勤務地、勤務時間、勤務日数、給与などの待遇・条件、入社可能時期、業務上必要な配慮事項を記載します。ただし、思いついた希望をすべて書くのではなく、応募先にあらかじめ伝える必要があるかどうかを基準に選ぶことが大切です。
厚生労働省が示す履歴書様式例でも、本人希望記入欄は、特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他について希望がある場合に記載する項目として設けられています。本人希望欄の具体的な使い方は応募先や求人内容によって異なるため、求人票や応募要項の指示も確認しましょう。
本人希望欄を書くときの4つの基本ルール
- 希望がなければ定型文を使う:「貴社の規定に従います」と記載します。
- 譲れない条件を優先する:勤務可能時間や勤務地など、採用判断に影響する条件を先に伝えます。
- 具体的な数字や範囲を示す:「夕方まで」ではなく「17時まで」、「週に数日」ではなく「週3日程度」と記載します。
- 理由は必要な範囲に絞る:事情を長々と説明せず、勤務上の制約と希望する対応を明確にします。
本人希望欄で特に注意したいのは、記載内容が「入社するために必要な条件」として受け取られる可能性があることです。たとえば、勤務地の限定が必須なのか、できれば希望したいだけなのかでは、採用担当者が確認すべき内容が変わります。
そのため、必須条件と相談可能な希望を区別しましょう。絶対に必要な条件は明確にし、それ以外は「可能であれば」「ご相談させていただけますと幸いです」などの表現を使うと、条件の強さが伝わりやすくなります。

【例文集】希望がない場合から希望職種・勤務時間・待遇条件まで、そのまま使える書き方
本人希望欄の文章は、長さよりも具体性が重要です。ここでは、状況に合わせて使える例文を紹介します。実際に提出する際は、応募先の募集内容と自分の希望が一致するように調整してください。
1.希望がない場合:「貴社の規定に従います」
例文:
貴社の規定に従います。
希望する職種や勤務地、勤務時間などについて、特に伝えておくべき条件がない場合は、この一文で十分です。企業側の募集条件に沿って勤務する意思を、簡潔かつ丁寧に伝えられます。
「特になし」「希望なし」と書いても意味は伝わりますが、履歴書では「貴社の規定に従います」のほうが一般的な表現です。空欄にすると記入漏れと区別しにくいため、応募書類の指示で別の対応が指定されていない限り、定型文を記載するとよいでしょう。
2.希望職種がある場合
例文:
営業職を希望いたします。
複数の職種を同時に募集している企業に応募する場合は、希望する職種を明記します。職種が募集要項で指定されている場合は、その名称を使うと採用担当者が判断しやすくなります。
たとえば、営業職と事務職の両方を募集している企業なら、「営業職を希望いたします」と記載することで、応募先に希望を伝えられます。希望理由や仕事への意欲は、基本的に志望動機欄で詳しく説明しましょう。
3.勤務地を限定したい場合
例文:
勤務地につきましては、東京都内を希望いたします。詳細は選考過程でご相談させていただけますと幸いです。
家庭の事情や生活上の制約などから勤務地に条件がある場合は、希望する地域を具体的に示します。転勤ができないことが採用の前提に関わる場合は、曖昧にせず、必要な条件として伝えましょう。
一方、単に通勤の利便性から特定の勤務地を希望するだけなら、相談可能であることを添える方法もあります。求人票に勤務地限定の条件が明記されている場合は、企業の募集条件に合わせて記載してください。
4.勤務時間・勤務日数に希望がある場合
例文:
勤務時間につきましては、17時までの勤務を希望しております。詳細はご相談させていただけますと幸いです。
アルバイトやパートなどで勤務可能な時間帯が決まっている場合は、開始時刻・終了時刻・勤務日数をできるだけ具体的に記載します。
週3日勤務を希望する場合は、「週3日程度の勤務を希望いたします」と書けます。ただし、週3日でなければ働けない場合と、週3日を希望するものの調整可能な場合では意味が異なります。採用後の行き違いを防ぐため、実際の条件に合わせて表現しましょう。
5.給与などの待遇・条件に希望がある場合
例文:
給与につきましては、求人票に記載された条件を希望いたします。詳細は選考過程でご相談させていただけますと幸いです。
求人票に給与や待遇が明記されている場合は、その条件を確認したうえで希望を伝えます。具体的な希望年収を提示する必要がある場合は、「希望年収は〇〇万円です」と金額を明示する方法もあります。
ただし、希望年収を必ず本人希望欄に書かなければならないわけではありません。応募先から希望年収の記入を求められていなければ、職務経歴や経験を踏まえた給与交渉を面接などで行う方法もあります。
6.入社可能時期に希望がある場合
例文:
現職の引き継ぎ期間を考慮し、〇年〇月〇日以降の入社を希望いたします。
在職中の転職活動では、退職手続きや引き継ぎに必要な期間を踏まえ、入社可能時期を伝えると選考後の調整がスムーズになります。
退職予定日そのものを記載するより、採用担当者が知りたい「いつから入社できるか」を示すほうが実務上は明確です。退職日がまだ確定していない場合は、確定事項のように書かず、「〇月以降の入社を希望しております。詳細はご相談させていただけますと幸いです」とする方法もあります。
【比較表】正社員・新卒・アルバイト・パート・派遣社員で本人希望欄はどう変わる?
本人希望欄の基本ルールは共通していますが、雇用形態によって優先して伝えるべき事項は異なります。正社員の転職では勤務地や入社可能日、新卒採用では希望職種、アルバイト・パートではシフト、派遣社員では希望する業務や勤務条件が中心になりやすい傾向があります。
| 応募区分・状況 | 記載例 | 書く際のポイント |
|---|---|---|
| 正社員・転職 | 現職の引き継ぎ期間を考慮し、〇月以降の入社を希望いたします。 | 入社可能日、勤務地、転勤の可否など、採用前に共有すべき条件を優先する。 |
| 新卒採用 | 営業職を希望いたします。 | 募集要項に複数の職種がある場合は希望を明確にする。意欲や理由は志望動機欄で伝える。 |
| アルバイト・パート | 週3日程度、17時までの勤務を希望いたします。 | 勤務可能な曜日・時間帯・日数を具体的にする。 |
| 派遣社員 | 一般事務職を希望しております。勤務時間などの詳細は、募集条件に沿ってご相談させていただけますと幸いです。 | 派遣会社の応募書類や指定フォームに従い、希望する業務や勤務条件を明確にする。 |
| 希望条件が特にない場合 | 貴社の規定に従います。 | 条件を追加する必要がなければ、定型文で簡潔にまとめる。 |
正社員・転職の場合
正社員への応募では、勤務地、転勤の可否、勤務時間、入社可能日など、入社後の働き方に関わる条件が中心になります。すべての希望を書く必要はなく、採用担当者が事前に把握しておくべき条件を優先してください。
年収や休日などの待遇は、求人票に記載された条件を確認し、必要に応じて面接時に相談することも可能です。本人希望欄を希望条件の一覧にしてしまうより、応募先との調整に不可欠な情報に絞るほうが伝わりやすくなります。
新卒採用の場合
新卒採用では、応募職種が複数ある場合に希望職種を記載すると、応募の意図が明確になります。希望職種が指定されている場合や、企業が配属先を一括で決定する場合は、募集要項や応募フォームの指示に従いましょう。
「成長できる部署を希望します」「自分に合う仕事を希望します」といった抽象的な記載は、具体的に何を希望しているのかが伝わりにくくなります。仕事への関心や自分の強みは志望動機欄などで説明し、本人希望欄では必要な希望だけを記載するのが基本です。
アルバイト・パートの場合
アルバイト・パートでは、勤務できる曜日、時間帯、週あたりの日数などが、採用後のシフト調整に直結します。希望がある場合は、採用担当者が勤務可能な範囲を把握できるように記載しましょう。
たとえば、土日だけ働ける場合は「土曜日・日曜日の勤務を希望いたします」、扶養の範囲内で働きたい場合は「扶養の範囲内での勤務を希望しております」と記載できます。実際の希望に合う表現を選び、対応できない勤務条件を無理に受け入れる書き方は避けましょう。
派遣社員の場合
派遣社員として応募する場合は、派遣会社が指定する履歴書や登録フォームの記入ルールを確認します。希望する職種、勤務エリア、勤務時間などを伝える際も、派遣先企業との調整を誰が行うのかを意識し、担当者の案内に従ってください。
派遣先が決まっている求人と、登録後に仕事を紹介されるケースでは、必要な情報が異なります。希望条件を履歴書にすべて書き込むのではなく、登録フォームや担当者との面談で伝える内容と使い分けることが大切です。

【要注意】健康上の理由・勤務制限・退職予定日はどう伝える?
健康上の理由や家庭の事情など、勤務条件に影響する事情がある場合は、採用担当者が働き方を判断するために必要な情報を、適切な範囲で伝えることがポイントです。事情を隠して入社後に問題が生じることも、必要以上に個人情報を開示してしまうことも避けたいところです。
健康上の理由を記載する場合
例文:
健康上の理由により、長時間の立ち仕事には制限があります。業務内容や勤務条件につきまして、ご相談させていただけますと幸いです。
この例文は、長時間の立ち仕事に制限があり、業務内容や勤務条件の調整が必要な場合を想定しています。実際の状況に合わせて、制限の内容や必要な配慮を具体的にしてください。
病名や治療の詳細を本人希望欄に長々と記載する必要はありません。業務を行ううえで必要な配慮がある場合は、その内容を簡潔に伝え、詳しい説明が必要であれば面接などで相談する方法があります。
一方、応募する仕事に影響する制限がないのであれば、健康に関する情報を本人希望欄に必ず書かなければならないわけではありません。仕事内容や応募先の確認事項を踏まえ、伝える必要性を判断しましょう。
家庭の事情などで勤務時間に制限がある場合
例文:
家庭の事情により、平日は17時までの勤務を希望しております。勤務日数などの詳細につきましては、ご相談させていただけますと幸いです。
家庭の事情をすべて説明する必要はなく、勤務可能な時間帯を明確にするだけでも十分な場合があります。採用担当者が知りたいのは、個人的な事情の詳細よりも、募集している働き方に対応できるかどうかです。
なお、勤務時間や休日に関する条件が求人票であらかじめ指定されている場合は、その内容を確認してから応募しましょう。
退職予定日と入社可能日の違い
在職中の転職活動では、退職予定日を本人希望欄に書くべきか迷うことがあります。一般的には、退職日そのものよりも、応募先にいつから入社できるかを伝えるほうが実用的です。
例文:
現職の引き継ぎを考慮し、〇年〇月〇日以降の入社を希望いたします。詳細は選考過程でご相談させていただけますと幸いです。
退職日が確定している場合でも、入社可能日との間に有給休暇の取得や引き継ぎなどの期間が必要になることがあります。退職予定日と入社可能日を混同せず、実際に勤務を開始できる時期を記載しましょう。
また、まだ退職を申し出ていない段階で、確定していない退職日を断定するのは避けてください。入社時期の見通しを伝え、詳細は選考中に相談する形にすると、後から日程を調整する必要が生じた場合にも対応しやすくなります。
【NG例と改善方法】採用担当者に誤解されやすい本人希望欄の書き方
本人希望欄では、希望を伝えること自体が問題なのではありません。採用条件と無関係な要望を並べたり、勤務上の制約を曖昧にしたりすると、採用担当者が応募者の意図を正しく判断できなくなる可能性があります。
NG例1:「特になし」とだけ書く
NG例:
特になし。
改善例:
貴社の規定に従います。
「特になし」でも意図は伝わりますが、履歴書では定型表現を使うと丁寧です。特別な希望がないことを示したい場合は、改善例のように記載しましょう。
NG例2:待遇の希望を一方的に並べる
NG例:
給与は月給35万円以上、残業なし、土日祝日は必ず休み、転勤なしを希望します。
改善例:
勤務地につきましては、〇〇エリアでの勤務を希望しております。詳細は選考過程でご相談させていただけますと幸いです。
給与、残業、休日、転勤などの希望がある場合は、まず求人票に記載された条件を確認してください。複数の条件を一度に並べると、どの条件が必須なのか分かりにくくなります。譲れない条件を優先し、必要な事項に絞って伝えるのが基本です。
ただし、残業ができない、転勤ができないなど、採用の前提に関わる制約がある場合は、無理に柔らかい表現に変えて隠す必要はありません。実際の条件を明確に伝えたうえで、応募先の募集条件と合致するかを確認しましょう。
NG例3:勤務時間の希望が曖昧
NG例:
できれば早く帰りたいです。
改善例:
勤務時間につきましては、17時までを希望しております。詳細はご相談させていただけますと幸いです。
「早く帰りたい」では、何時まで勤務できるのか、どの程度の調整が必要なのかが分かりません。具体的な時間を示すことで、採用担当者も募集条件との適合性を判断しやすくなります。
NG例4:本人希望欄に志望動機を書き込む
NG例:
御社の将来性に魅力を感じ、これまでの経験を生かして貢献したいと考えております。ぜひ採用していただきたいです。
改善例:
貴社の規定に従います。
企業に入社したい理由や仕事への意欲は、志望動機欄で伝えるのが基本です。本人希望欄に志望動機を繰り返し記載すると、欄の目的が分かりにくくなります。希望職種などの連絡事項がある場合は、その内容を簡潔に記載しましょう。
NG例5:健康状態や家庭事情を必要以上に詳しく説明する
NG例:
個人的な事情について長文で説明し、勤務条件に関係のない病歴や家庭内の詳細まで記載する。
改善例:
勤務時間につきましては、〇時までを希望しております。業務上必要な配慮については、選考過程でご相談させていただけますと幸いです。
採用担当者に伝えるべきなのは、基本的に仕事をするうえで必要な条件や配慮です。個人情報を過剰に開示するのではなく、勤務に影響する事実を中心に整理しましょう。

【提出前の最終確認】本人希望欄で失敗しないための実践チェックリスト
本人希望欄を完成させたら、文章の丁寧さだけでなく、希望条件の伝わり方まで確認しましょう。採用担当者の立場から読み直すと、曖昧な表現や不要な説明を見つけやすくなります。
提出前に確認したい5つの項目
- 希望がない場合、「貴社の規定に従います」と記載しているか。
- 希望職種、勤務地、勤務時間などの条件が具体的に書かれているか。
- 必須条件と、相談可能な希望を区別できているか。
- 健康上の理由や家庭の事情について、勤務に必要な情報に絞っているか。
- 求人票や応募要項に書かれた条件と、本人希望欄の内容が矛盾していないか。
【プロの結論】本人希望欄は「希望を多く書くほど有利」ではない
本人希望欄で重視したいのは、希望の数ではなく、採用担当者が必要な情報を正確に把握できるかどうかです。希望がない場合は定型文で簡潔にまとめ、条件がある場合は具体的に伝える。この使い分けが基本になります。
また、「貴社の規定に従います」と記載したからといって、あらゆる勤務条件を無条件に受け入れなければならないわけではありません。応募時点で伝えておくべき制約があるなら、後回しにせず、必要な範囲で明示することが大切です。書類上の印象を優先して無理な条件を受け入れると、入社後に働き方のミスマッチが生じるおそれがあります。
判断基準は明快です。採用担当者が事前に知っておく必要があり、入社後の勤務に影響する条件は記載する。それ以外の希望や詳しい事情は、志望動機欄や面接など、適切な場面で伝える。本人希望欄をこの基準で整理すれば、必要な情報を過不足なく伝えられます。
【履歴書本人希望欄】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:履歴書の本人希望欄は空欄でも問題ありませんか?
A1:特別な希望がない場合でも、空欄より「貴社の規定に従います」と記載するのが基本です。ただし、応募先から別の記入方法を指定されている場合は、その指示を優先してください。
Q2:「貴社の規定に従います」と書くと、給与や勤務時間について交渉できなくなりますか?
A2:この表現は、本人希望欄に特別な希望を記載しないことを示すものです。ただし、応募時点で譲れない条件がある場合は、定型文だけで済ませず、必要な条件を伝えるほうが適切です。入社前の条件確認や相談が必要な場合は、選考過程で採用担当者に確認しましょう。
Q3:本人希望欄に希望年収や希望給与を書いてもよいですか?
A3:記載しても構いませんが、必ず書かなければならないわけではありません。求人票に給与条件が明記されている場合は内容を確認し、応募先から希望額の提示を求められた場合や、事前に共有する必要がある場合に具体的な金額を記載するとよいでしょう。
Q4:健康上の理由や家庭の事情は、どこまで書けばよいですか?
A4:勤務時間や業務内容に影響する制約、必要な配慮など、採用担当者が働き方を判断するために必要な情報を中心に記載します。病名や家庭内の詳細を必要以上に説明するのではなく、具体的な勤務条件を伝え、詳しい相談は選考過程で行う方法があります。
Q5:退職予定日と入社可能日のどちらを書けばよいですか?
A5:一般的には、応募先にとって実務上分かりやすい入社可能日を記載する方法がおすすめです。退職日が確定していない場合は断定せず、入社可能な時期の見通しを伝えたうえで、選考過程で相談しましょう。
まとめ:履歴書の本人希望欄は必要な条件を簡潔・正確に伝えよう
履歴書の本人希望欄は、応募者の要望を自由に並べるための欄ではなく、採用担当者に事前に伝えるべき勤務条件や譲れない事項を整理するための欄です。希望がない場合は「貴社の規定に従います」と記載し、希望職種、勤務時間、勤務地、待遇・条件などに希望がある場合は、具体的かつ簡潔に伝えましょう。
正社員・新卒・アルバイト・パート・派遣社員では、優先して伝えたい条件が異なります。健康上の理由や退職予定日についても、必要な情報を適切な範囲で記載することが大切です。NG例にあるような希望の羅列や曖昧な表現を避け、求人票との整合性を確認すれば、採用担当者に意図が伝わりやすい履歴書になります。
最後に意識したいのは、選考で不利にならないよう希望を隠すことよりも、採用後のミスマッチを防ぐことです。自分にとって譲れない条件と相談可能な希望を整理し、必要な情報を正確に伝えることが、納得できる転職・就職への第一歩となります。 (出典: 履歴 書 本人 希望 欄(Yahoo!ニュース))