JALの荷物預けは何kgまで?国内線・国際線の無料枠と料金、受付時間を2026年版で徹底解説
JALで荷物を預けるとき、国内線と国際線では無料で預けられる個数・重量・サイズが大きく異なります。国内線は原則として1人20kgまで無料ですが、国際線のエコノミークラスは通常23kgの荷物を2個まで無料で預けられます。超過手荷物料金も路線や超過の種類によって変わるため、出発前の確認が欠かせません。
さらに、2026年は羽田空港の国内線で手荷物預け入れの締切時刻が厳格化されたほか、モバイルバッテリーの機内持ち込みルールも変更されています。この記事では、JAL公式の手荷物規定や2026年の発表をもとに、空港カウンターでの預け方、危険物の扱い、コードシェア便の注意点、破損・紛失時の対応まで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 国内線:普通席は原則20kgまで無料、ファーストクラスは45kgまで無料。個数制限はありません。
- 国際線:エコノミー・プレミアムエコノミーは原則23kgを2個まで、ビジネス・ファーストは32kgを3個まで無料です。
- 受付時間:国内線は出発30分前まで、国際線は出発60分前までの預け入れが基本。羽田国内線は2026年9月1日から30分前が厳格な締切になりました。
- 危険物:モバイルバッテリーは預け入れ不可。2026年4月24日からは機内での充電・使用にも追加制限が適用されています。
- コードシェア便:JAL便名でも他社が運航する場合は、運航会社の規定や航空券に記載された手荷物許容量を確認する必要があります。
【まず確認】JAL国内線と国際線の荷物預けルールを徹底比較
JALの荷物預けで最初に確認したいのは、搭乗する路線とクラスです。国内線では原則として荷物の合計重量を基準に無料枠が設定されています。一方、国際線では個数と1個当たりの重量が基準となるため、同じ20kgの荷物でも扱いが異なります。
JAL公式の「国内線 お預けのお手荷物」「国際線 お預けのお手荷物」に掲載されている基本ルールを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | JAL国内線 | JAL国際線 |
|---|---|---|
| 普通席・エコノミーの無料枠 | 合計20kgまで | 2個まで、1個23kgまで |
| 上位クラスの無料枠 | ファーストクラスは合計45kgまで | ビジネス・ファーストは3個まで、1個32kgまで |
| 個数制限 | 原則なし | 搭乗クラスなどに応じた制限あり |
| 基本サイズ | 1個につき縦・横・高さが50cm×60cm×120cm以内 | 1個につき3辺の合計203cm以内 |
| 超過料金の基準 | 主に無料枠を超える重量 | 個数・重量・サイズ |
| 預け入れ締切 | 出発30分前までが基本 | 出発60分前まで |
| ベビーカー | 本人が使用するものは無料 | 本人が使用するものは無料 |
※上記はJALグループ運航便の一般的な基準です。運賃、搭乗クラス、会員特典、路線、機材、運航会社などによって条件が異なる場合があります。国際線のサイズはキャスターや持ち手を含めて計測します。
国内線では、例えば普通席でスーツケースを2個預ける場合、2個の合計が20kg以内なら原則無料です。1個が8kg、もう1個が12kgでも問題ありません。反対に、合計25kgなら通常の無料枠を超えるため、超過手荷物料金の対象になります。
国際線のエコノミークラスでは、23kgのスーツケースを2個預けられるのが基本です。合計重量が46kg以内でも、1個が25kg、もう1個が21kgであれば、25kgの荷物について重量超過料金が発生する可能性があります。荷物を分けるだけで料金を抑えられるケースがあるため、出発前に1個ずつ計量するのがおすすめです。

【料金はいくら?】JALの超過手荷物料金と重量・サイズ制限
無料枠を超えた場合の料金は、国内線と国際線で計算方法が異なります。特に国際線は、重量超過と個数超過、サイズ超過が重複すると、それぞれの料金が加算される場合があります。
国内線の超過手荷物料金
JAL国内線では、普通席の無料枠は合計20kgまでです。JAL公式の「超過手荷物料金のご案内」によると、無料枠を超えた荷物は、原則として1旅程・1kg当たり440円で預けられます。
- 無料枠:1人合計20kgまで
- 超過料金:1旅程につき1kg当たり440円
- 預け入れ可能な重量:原則として合計100kgまで
- 1個当たりの重量:原則32kgまで
例えば、普通席で合計25kgの荷物を預ける場合、超過分は5kgです。1旅程当たり440円で計算すると、超過料金は2,200円となります。
ただし、JAL公式規定では、乗り継ぎ、予約の分割、コードシェア便の利用などによって旅程の数え方が変わる場合があります。また、JALのAT4便やRAC便など一部の小型機では、1個当たり32kg以内でも合計45kgを超える荷物を預けられないケースがあります。大型のスーツケースや重量物を運ぶ場合は、利用便の条件も確認してください。
国際線の超過手荷物料金
国際線の超過料金は、路線区分や支払い場所などによって変わります。JAL公式の料金表では、例えば東京―マニラ線の日本販売の例として、次の料金が掲載されています。
- 個数超過:1個当たり10,000円
- 重量超過:23kg超~32kg以下は1個当たり6,000円
- 重量超過:32kg超~45kg以下は1個当たり30,000円
- サイズ超過:3辺の合計が203cmを超える場合は1個当たり10,000円
これらは路線区分に応じた料金例であり、すべての国際線に共通する金額ではありません。例えば、北米などを含む別の路線区分では、個数超過が20,000円、23kg超~32kg以下の重量超過が10,000円、203cm超のサイズ超過が20,000円となる料金例もあります。
さらに、1個の荷物が個数・重量・サイズの複数の超過条件に該当すると、それぞれの料金が加算されることがあります。JAL公式の料金例では、東京―マニラ線で3個目の荷物が40kgかつ203cm超の場合、個数・重量・サイズの各超過料金が合算されます。
国際線では45kgを超える荷物は預けられません。また、32kgを超える荷物は路線や運送条件によって取り扱いが異なり、事前確認や分割が必要になる場合があります。203cmを超える大型荷物も、料金を支払えば必ず預けられるわけではありません。大型楽器やスポーツ用品を運ぶ場合は、事前にJALへ相談してください。
スーツケースのサイズはどこを測る?
国内線では、原則として1個の荷物の縦・横・高さが50cm×60cm×120cm以内であることが基本です。国際線では、キャスターや持ち手を含めた3辺の合計が203cm以内であることが基本となります。
注意したいのは、国内線の規定サイズを超えていても、必ずしも運べないとは限らない一方、規定内であっても搭載スペースや機材によって預けられない場合があることです。ゴルフバッグ、自転車、サーフボード、楽器などは、一般的なスーツケースと同じ感覚で持ち込まず、事前に確認するのが安全です。
【何分前まで?】JALの荷物預けの受付時間と空港での手順
荷物を預ける際は、重量やサイズだけでなく締切時刻も重要です。JALでは、国内線は出発時刻の30分前まで、国際線は出発時刻の60分前までに手荷物を預けることが基本となっています。オンラインチェックインを済ませていても、預ける荷物がある場合は空港で手荷物の手続きが必要です。
2026年9月から羽田国内線の締切が厳格化
JALが2026年8月3日に公表した案内によると、2026年9月1日から、羽田空港を出発するJALグループ国内線では、手荷物の預け入れ締切が出発時刻の30分前に厳格化されました。従来の「30分前を目安に」という扱いから、締切時刻として明確化された点が重要です。
羽田空港の国内線では、手荷物の預け入れは出発30分前まで、保安検査場の通過は出発20分前まで、搭乗口への到着は出発10分前までが締切です。締切を過ぎると手続きや搭乗ができない場合があるため、空港には余裕を持って到着してください。
羽田以外の国内線でも、手荷物は出発30分前までに預けることが案内されています。混雑する時間帯や大型連休、早朝便などでは、カウンターや自動手荷物預け機に列ができることも想定し、早めの行動を心がけましょう。
空港カウンターで荷物を預ける流れ
- 予約便と出発ターミナル、利用するチェックインカウンターを確認する。
- オンラインチェックインが利用できる場合は、事前に手続きを済ませる。
- 手荷物カウンターまたは利用可能な自動手荷物預け機へ進む。
- 荷物の重量・サイズを確認し、必要なタグを付けて預ける。
- 手荷物引換証や預け入れ番号を保管し、保安検査場へ向かう。
国際線では、空港や便によって自動手荷物預け機の利用条件や受付開始時刻が異なります。JAL公式のSelf Baggage Drop案内でも、設置空港ごとに利用可能時間が示されています。自動機が使えると思い込まず、対象便・対象空港かどうかを確認してください。
預ける荷物には、パスポート、現金、貴重品、搭乗後すぐに必要な薬などを入れないようにしましょう。荷物を預ける直前に、モバイルバッテリーや予備電池が入っていないかも確認してください。

【預けられない荷物】JALの危険物とモバイルバッテリーの新ルール
荷物の重量やサイズが規定内でも、航空輸送が禁止されている品物や、受託手荷物として預けられない品物が入っていれば、預け入れはできません。JALの国内線・国際線では、危険物の取り扱いについて共通する重要なルールがあります。
モバイルバッテリーは預け入れ不可
モバイルバッテリーは、国内線・国際線ともに預け入れできません。必ず機内持ち込み手荷物として携帯してください。ノートパソコンやタブレットなどに内蔵されたリチウム電池とは扱いが異なるため、予備電池と電子機器本体を分けて考える必要があります。
国土交通省が2026年4月24日から適用した新ルールでは、モバイルバッテリーの機内持ち込みは1人当たり2個までで、1個当たり160Wh以下に限られます。加えて、機内でモバイルバッテリーを充電すること、モバイルバッテリーから他の電子機器へ充電することは禁止されています。座席上の収納棚に入れず、手元で管理することも求められています。
2026年の旅行では、モバイルバッテリーをスーツケースに入れたまま預けてしまうミスを避けることが大切です。予備電池についても、端子がショートしないよう個別に保護してください。リチウム電池を内蔵したノートパソコンなどを預ける場合は、電源を切り、ケースや衣類などで保護する必要があります。
預け入れできない主な危険物
- 花火、クラッカーなどの爆発・発火のおそれがあるもの
- ガスボンベや一部の可燃性・有害性のある薬剤
- 160Whを超えるリチウムイオンバッテリーを使用した電子機器
- 発熱材付きの加熱式弁当
- その他、法令で航空輸送が禁止されている危険物
危険物の扱いは、品物の種類や成分、電池の容量などによって異なります。判断に迷う品物がある場合は、荷造りを終える前にJAL公式の「制限のあるお手荷物」を確認し、必要に応じて問い合わせてください。
また、預け入れできる品物でも、破損しやすい陶磁器、ガラス製品、酒瓶、楽器などは、運送中に耐えられるよう十分に梱包することが大切です。航空会社の取り扱いだけで破損を完全に防げるわけではありません。
【コードシェア便・子連れ旅行】特別な荷物の預け方と注意点
JAL便名でも他社運航なら規定が異なる
コードシェア便とは、複数の航空会社が同じ便にそれぞれの便名を付けて販売する共同運航便です。JALの便名で予約していても、実際の運航は提携航空会社が担当することがあります。
JAL公式の「コードシェア便のご案内」では、手荷物の受託条件や許容量は運航会社によって異なると説明されています。国際線では原則として航空券に記載された無料手荷物許容量が適用される場合がありますが、他社運航便では別の規定が適用されることもあります。
特に米国・カナダ発着の国際線を含む旅程では、旅程の最初の区間の販売航空会社に関する規定や、各国の規則が適用される場合があります。予約画面に表示された便名だけで判断せず、航空券に記載された運航会社と手荷物許容量を確認しましょう。
国内線のコードシェア便でも、運航会社によって重量やサイズの条件、預け入れサービスが異なることがあります。乗り継ぎを含む旅程では、どの空港まで荷物を預けられるかも事前に確認してください。
ベビーカーやチャイルドシートは無料で預けられる
JALでは、本人が使用するベビーカー、ゆりかご、チャイルドシートを国内線・国際線ともに無料で預けられます。一般のスーツケースとは別に取り扱われるため、子連れ旅行では助かる制度です。
国際線では、座席を確保していない幼児にも、原則として1個の受託手荷物枠が設定され、重量は同行する大人の搭乗クラスに準じます。ただし、航空券や運航会社によって扱いが異なる場合があるため、予約内容も確認してください。
ベビーカーを空港内で使う場合は、どのタイミングで預けるかをカウンターで相談すると手続きがスムーズです。折りたたみ方や付属品の取り外し方法を事前に確認し、外せる小物は別に保管しておくと紛失防止にもつながります。
ゴルフバッグ・楽器・大型荷物は事前確認が基本
ゴルフバッグ、自転車、釣り竿、楽器などは、通常の無料枠だけで判断できないことがあります。国内線では、規定サイズを超えるスポーツ用品でも貨物室に搭載できれば預けられる場合がありますが、機材の種類や搭載スペース、天候などによっては受け付けられないことがあります。
国際線でも、3辺の合計が203cmを超える荷物や、横倒しにできない大型荷物などは事前の問い合わせが必要です。旅行当日に初めて申し出ると、搭載できない、あるいは予定便で運べない可能性があります。サイズと重量を測り、予約便の運航会社に早めに確認するのが確実です。

【破損・紛失したら?】JALの受託手荷物トラブルへの対処法
預けたスーツケースが到着時に見つからない、キャスターが壊れている、外装が割れているといったトラブルが起きた場合は、空港を離れる前に係員へ申し出ることが基本です。手荷物の引換証やタグ番号、破損箇所の写真などを手元に残しておくと、その後の確認に役立ちます。
破損を見つけた場合
到着時に破損に気づいたら、すぐに空港係員へ申告してください。国内線・国際線とも、空港を離れた後に破損が判明した場合は、原則として荷物を受け取った日の翌日から起算して7日以内に到着空港へ連絡する必要があります。期限を過ぎると対応できない場合があるため、早めの申告が重要です。
ただし、素材や形状など荷物自体の性質に起因する損傷、軽微な擦り傷やへこみなどは、補償対象にならない場合があります。補償の可否は、運送約款や個別の状況に基づいて判断されます。
荷物が見つからない場合
到着地で預けた荷物を受け取れなかった場合は、到着空港の係員へすぐに申告してください。手荷物の特徴、色、メーカー、タグ番号、内容品などを伝えると、捜索の手がかりになります。
JAL国内線では、荷物が見つからない場合、捜索を進めたうえで、申告から10日目以降を目安に賠償について案内するとされています。国際線では、捜索後も発見に至らない場合、ご到着後30~45日を目安に賠償について案内する旨が公式ページに記載されています。実際の対応や賠償額は、適用される運送約款や個別の状況によって異なります。
他社運航のコードシェア便でトラブルが起きた場合は、運航していた航空会社への問い合わせが必要になることがあります。預け入れ時の引換証は、荷物を受け取って状態を確認するまで捨てずに保管しておきましょう。
【JALの荷物預け】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:JAL国内線ではスーツケースを何個まで無料で預けられますか?
A1:国内線の普通席では、原則として個数制限はなく、1人合計20kgまで無料で預けられます。ただし、1個当たりのサイズや重量、利用する機材によって制限があります。ファーストクラスは合計45kgまで無料です。
Q2:オンラインチェックインを済ませていれば、荷物を預けなくてもよいですか?
A2:預ける荷物がある場合は、オンラインチェックイン完了後も空港の手荷物カウンター、チェックインカウンター、または対象空港の自動手荷物預け機で手続きを行う必要があります。国内線は出発30分前まで、国際線は60分前までの預け入れを基本に、空港ごとの案内を確認してください。
Q3:JAL国際線で23kgを超えるスーツケースは預けられますか?
A3:エコノミークラスでは1個23kgまでが基本ですが、路線によっては超過料金を支払うことで32kg以下、または条件を満たした32kg超の荷物を預けられる場合があります。ただし、路線や運航会社によって取り扱いが異なり、45kgを超える荷物は預けられません。重量を測り、搭乗便の料金表と条件を事前に確認してください。
まとめ:JALの荷物預けで失敗しないための判断基準
JALの荷物預けで重要なのは、国内線と国際線の無料枠を混同しないことです。国内線の普通席は合計20kgまで、国際線のエコノミークラスは原則23kgの荷物を2個まで無料で預けられます。サイズの基準や超過料金も異なるため、出発前に荷物を1個ずつ計量し、キャスターや持ち手を含めて寸法を確認しましょう。
また、2026年9月1日から羽田空港のJALグループ国内線では、手荷物の預け入れ締切が出発30分前に厳格化されました。国際線では出発60分前までの預け入れが基本です。オンラインチェックインを済ませていても、荷物の預け入れ手続きは別途必要になります。
モバイルバッテリーは預け入れず、2026年4月24日からの機内持ち込みルールも守ることが大切です。さらに、コードシェア便や大型荷物、ベビーカーなどは通常の規定だけでは判断できない場合があります。
最終的な判断基準は、①航空券に記載された運航会社、②無料手荷物の個数・重量・サイズ、③超過料金、④空港の締切時刻、⑤危険物の有無、の5点です。予約便の条件を確認してから荷造りを済ませれば、空港での追加料金や預け入れ不可のトラブルを避けやすくなります。 (出典: jal 荷物 預け(Yahoo!ニュース))