電話着信拒否の設定・解除方法を徹底解説|iPhone・Android別の違い【2026年版】
知らない番号からの勧誘電話や、何度もかかってくる迷惑電話、特定の相手からの着信を止めたいときに役立つのが「電話着信拒否」です。iPhoneやAndroidの標準機能を使えば、特定の電話番号をブロックでき、機種や通信事業者によっては非通知の着信や迷惑電話も制限できます。
ただし、着信拒否を設定しても、相手に流れるアナウンスや着信履歴の残り方、留守番電話への接続方法まで、すべて同じになるわけではありません。Apple、Google、NTTドコモなどの公式案内をもとに、2026年10月時点の設定・解除方法から、相手にバレる可能性、固定電話での対策まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:iPhoneは電話アプリの履歴から、Androidは電話アプリの通話履歴やブロック設定から着信拒否できる。
- 要点2:着信拒否したことが相手に直接通知されるわけではないが、アナウンスや呼び出しの挙動から推測される可能性はある。
- 要点3:履歴・留守番電話の扱いは端末と通信事業者で異なる。非通知電話や固定電話には、専用サービスも選択肢となる。
【基本ガイド】電話着信拒否の設定方法をiPhone・Android別に解説
特定の相手からの電話を止めるだけなら、まずはスマートフォン本体の着信拒否機能を利用する方法が簡単です。専用アプリを追加したり、有料オプションに加入したりしなくても設定できる場合があります。
iPhoneで着信拒否する方法
Appleサポートの公式案内では、電話アプリの通話履歴から相手をブロックする方法と、設定画面から連絡先を追加する方法が案内されています。
- 「電話」アプリを開き、「履歴」または「通話」を表示する。
- 着信拒否したい電話番号や相手の名前を探す。
- 番号の横にある情報ボタン(iマーク)をタップする。画面構成によっては番号や連絡先の詳細を開く。
- 「発信者を着信拒否」などの項目を選び、確認する。
履歴に表示されていない相手を登録したい場合は、連絡先を作成してから拒否リストに追加する方法もあります。iOSのバージョンによってメニューの場所や表記が異なるため、「着信拒否した連絡先」を設定画面内で探すと見つけやすくなります。
Appleの公式案内では、設定画面から着信拒否した連絡先を管理する方法も説明されています。iOS 26では、設定画面の構成や表示位置が利用環境によって異なる場合があるため、端末に表示される項目を確認してください。
Androidで着信拒否する方法
Androidはメーカーや電話アプリによって操作が異なります。Googleの電話アプリを使っている場合、基本的な手順は次のとおりです。
- 「電話」アプリを開く。
- 「通話履歴」または「最近の通話」を表示する。
- 拒否したい電話番号からの通話を選択する。
- 「ブロック」または「ブロック/迷惑電話を報告」をタップする。
履歴から設定できない場合は、電話アプリのメニューから「設定」→「ブロック中の電話番号」などを開き、対象の番号を追加します。Googleの公式ヘルプでは、この方法によって該当番号からの着信を自動的に拒否できると説明されています。
AQUOS、Galaxy、Xperia、Google Pixelなどでは、項目名や配置が異なる場合があります。機種独自の電話アプリを利用している場合は、そのアプリの設定画面や取扱説明書を確認しましょう。
Google Pixelの迷惑電話ブロック機能
Google Pixelには、発信者番号の表示や迷惑電話の警告など、電話アプリを通じた迷惑電話対策があります。Googleの公式案内では、迷惑電話の疑いがある番号を警告表示したり、対応する設定で着信をフィルタリングしたりする方法が紹介されています。
設定する際は、電話アプリの「設定」から「発着信情報/迷惑電話」などの項目を開き、「発信者番号とスパムの番号を表示」や、利用可能な迷惑電話フィルタリング機能を確認してください。OSのバージョンや電話アプリによって表示は異なります。
なお、迷惑電話の警告と、特定番号の着信拒否は別の機能です。警告が表示されただけで、その電話が必ずブロックされているとは限りません。

【解除ガイド】一度設定した着信拒否を解除する方法
間違って家族や仕事相手をブロックしてしまった場合も、拒否リストから削除すれば設定を解除できます。着信拒否は相手の電話番号を端末やサービスに登録する仕組みなので、解除時は登録先を確認することが大切です。
iPhoneの着信拒否を解除する
- 「設定」アプリを開く。
- 「着信拒否した連絡先」を探す。iOSのバージョンによっては「アプリ」→「電話」などから開く。
- 登録済みの電話番号や連絡先を確認する。
- 解除したい相手を選び、「着信拒否設定を解除」または同等の項目をタップする。
Appleサポートでは、拒否した連絡先の一覧から対象を削除してブロックを解除する方法が案内されています。解除後は、その番号からの着信が再び端末に届くようになります。
Androidの着信拒否を解除する
- 「電話」アプリを開く。
- メニューから「設定」を開く。
- 「ブロックした番号」「ブロック中の電話番号」などを選択する。
- 解除したい番号の横にある解除アイコンをタップするか、番号をリストから削除する。
Googleの電話アプリでは、ブロックした番号の一覧から解除できます。解除しても、拒否中に届かなかった電話がすべて後から着信するわけではありません。必要な連絡がある場合は、相手に改めてかけ直してもらうなどの対応が必要です。
端末で解除しても電話が届かない場合
スマートフォン本体の設定を解除したのに着信できない場合は、通信事業者の迷惑電話対策サービスや、別の通話アプリの拒否設定も確認してください。端末側と通信事業者側で別々にブロックしていると、片方だけ解除しても着信が戻らないことがあります。
【相手にバレる?】着信拒否アナウンスと見分け方の真実
着信拒否を設定したことが相手に知られるのかは、多くの人が気になる点です。Appleの公式案内では、iPhoneで電話番号を着信拒否しても、相手に着信拒否された事実が通知されることはないと説明されています。
ただし、通知が届かないことと、相手がまったく気づかないことは別です。発信時のアナウンスや呼び出し音の挙動によっては、相手が何らかの制限を推測する可能性があります。
着信拒否した相手にはどんなアナウンスが流れる?
着信拒否時のアナウンスは、スマートフォン本体の機能を使っているか、通信事業者のネットワークサービスを使っているかによって異なります。すべての端末で共通する決まったアナウンスがあるわけではありません。
- 端末側での着信拒否:相手には呼び出しが続いたように聞こえたり、短い呼び出しの後に切れたりする場合がある。
- 通信事業者の拒否サービス:「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」などのガイダンスが流れる場合がある。
- 留守番電話や転送を利用している場合:設定や通信環境によっては、留守番電話へ接続されることがある。
例えば、NTTドコモの「迷惑電話ストップサービス」では、登録した番号からの着信に対して「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」というガイダンスで応答し、自動的に通話を終了します。
着信拒否の見分け方はある?
呼び出し音が一度だけ鳴る、すぐに留守番電話につながる、毎回同じアナウンスが流れるといった現象だけで、着信拒否されていると断定することはできません。
電源が切れている、圏外にいる、通話中である、集中モードや消音設定が有効になっている、留守番電話への転送が設定されているなど、似た挙動を生む理由は複数あります。
また、発信するたびに同じ結果になっても、端末側の拒否設定なのか、通信事業者側のサービスなのかを外部から正確に判別できるとは限りません。着信拒否の有無を確かめようとして、何度も電話をかけ続けることは避けたほうがよいでしょう。

【履歴・留守番電話】着信拒否した電話は記録される?
着信拒否後の履歴や留守番電話の扱いは、端末側のブロック機能とネットワーク側の拒否サービスで大きく異なります。「着信拒否したら履歴は必ず残らない」「相手は留守番電話を絶対に残せない」といった理解は正確ではありません。
iPhoneは着信履歴や留守番電話がどうなる?
Appleの公式案内によると、iPhoneで着信拒否した相手は、引き続き留守番電話を残すことができます。ただし、受信側にはその留守番電話について通知が届きません。
そのため、着信拒否した相手から電話があったことを、通常の不在着信通知や留守番電話の通知で把握できるとは限りません。履歴の表示やフィルタリングの状態も、iOSのバージョンや設定によって確認方法が異なります。
Androidは着信履歴が残る?
Googleの電話アプリでは、ブロックした番号からの通話は通常の通話履歴に表示されません。また、ビジュアルボイスメールが有効な場合、ブロックされた発信者はボイスメールを残せないとGoogleの公式ヘルプに記載されています。
ただし、Androidは機種や電話アプリ、通信事業者による違いがあるため、Googleの電話アプリ以外でも同じ結果になるとは限りません。着信履歴を残さずに拒否したい場合や、留守番電話への接続も止めたい場合は、利用中の環境で確認が必要です。
通信事業者のサービスでは履歴が残らない場合も
NTTドコモの「迷惑電話ストップサービス」は、登録した番号からの着信をネットワーク側で拒否し、契約者の携帯電話には着信履歴を残さない仕組みです。端末側の設定とは挙動が異なります。
一方、同じNTTドコモの迷惑電話対策でも、端末の指定番号拒否や非通知着信拒否では、着信履歴が残る場合があります。履歴の有無を判断する際は、どの機能で拒否しているかを確認しましょう。
【比較表】非通知着信拒否・迷惑電話対策・固定電話の方法
特定の番号だけを拒否したいのか、非通知の電話をまとめて止めたいのか、固定電話への迷惑電話を減らしたいのかによって、適した方法は異なります。端末の標準機能と通信事業者のサービスを比較すると、選び方が明確になります。
| 方法・サービス | 主な特徴 | 履歴・留守番電話の注意点 |
|---|---|---|
| iPhone本体の着信拒否 | 電話アプリの履歴や連絡先から特定の相手をブロック | 相手は留守番電話を残せるが、受信側に通知されない |
| Googleの電話アプリ | 特定番号のブロック、迷惑電話の報告、非公開番号などのブロック設定 | ブロックした通話は履歴に表示されない。ビジュアルボイスメール利用時は留守番電話を残せない |
| NTTドコモ「迷惑電話ストップサービス」 | 申し込み不要・月額無料。最大30件を登録でき、非通知の電話も登録可能 | 契約者の携帯電話に着信履歴は残らず、相手には拒否ガイダンスが流れる |
| 固定電話の迷惑電話おことわりサービス | NTT東日本の加入電話等では、6件または30件の番号を登録して拒否できる | 登録後は自動音声で拒否。料金や利用条件は回線の種類によって異なる |
非通知の着信を拒否するには?
電話番号を通知しない着信を止めたい場合は、特定の電話番号をブロックする設定とは別に、非通知着信を対象とする機能を確認します。
Googleの電話アプリでは、「不明」のブロック設定を有効にすると、非公開の電話番号や特定できない番号からの通話をブロックできます。ただし、連絡先に登録されていないだけの番号は引き続き着信するため、「知らない番号をすべて拒否する設定」とは異なります。
通信事業者のサービスを利用する方法もあります。NTTドコモの「番号通知お願いサービス」は、番号非通知の着信に対して番号を通知してかけ直すよう案内するネットワークサービスで、申し込み不要・月額無料です。非通知の電話に対して確実に対応したい場合は、端末の設定と通信事業者のサービスを区別して選びましょう。
固定電話で着信拒否する方法
固定電話では、電話機本体の迷惑電話対策機能と、回線事業者が提供するネットワークサービスの2つが主な選択肢です。
電話機に指定番号拒否や非通知拒否機能が搭載されていれば、取扱説明書に従って設定します。対応する電話機や番号表示サービスが必要になる場合もあります。
NTT東日本の「迷惑電話おことわりサービス」は、迷惑電話を受けた直後に登録操作を行い、以後同じ番号からの着信に自動音声で応答するサービスです。加入電話等向けの料金案内では、最大6件の登録タイプが月額660円、最大30件の登録タイプが月額770円で、工事費は3,300円とされています。料金や提供条件は回線種別によって異なるため、契約中のサービスを確認してください。
また、警察庁の特殊詐欺対策案内では、固定電話の番号表示や非通知拒否サービスが対策として紹介されています。NTT東日本・NTT西日本では、70歳以上の契約者、または70歳以上の人と同居する契約者を対象に、一定の条件下で番号表示・非通知拒否サービスの月額利用料や工事費が無料となる取り組みも案内されています。適用条件と申し込みの要否は、契約先で確認しましょう。

【プロの結論】着信拒否と迷惑電話対策を使い分ける判断基準
電話着信拒否を効果的に使うには、「誰からの電話を止めたいのか」と「拒否した後に何を残したいのか」を先に整理することが大切です。単に着信音を鳴らしたくない場合と、履歴や留守番電話も含めて接触を制限したい場合では、選ぶべき機能が変わります。
- 特定の相手からの電話を止めたい:iPhoneやAndroidの標準着信拒否を利用する。
- 迷惑電話を見分けながら必要な電話も受けたい:発信者番号表示や迷惑電話警告などの機能を活用する。
- 非通知電話をまとめて止めたい:端末の非通知拒否機能や、通信事業者の番号通知案内サービスを検討する。
- 着信履歴や留守番電話への影響も抑えたい:端末のブロック機能とネットワークサービスの違いを確認する。
- 固定電話への迷惑電話が続いている:電話機の拒否機能、番号表示サービス、回線事業者の迷惑電話対策を組み合わせる。
見落としやすいのは、着信拒否と迷惑電話フィルタリングの違いです。着信拒否は特定の番号などからの電話を受けないようにする機能で、迷惑電話フィルタリングは、電話番号や通話情報などをもとに迷惑電話の可能性を判定して警告・遮断する仕組みです。両者は目的が異なり、併用できる場合もあります。
また、着信拒否はすべての迷惑電話を完全に防ぐものではありません。発信者が別の番号を使用すれば、再び着信する可能性があります。繰り返される嫌がらせや脅迫などの場合は、着信履歴やメッセージなどの記録を保存し、通信事業者や警察への相談も検討してください。
【電話着信拒否】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:電話を着信拒否すると、相手にバレますか?
A1:着信拒否した事実が相手に直接通知されるわけではありません。ただし、アナウンスや呼び出しの挙動から推測される可能性はあります。アナウンスだけで着信拒否と断定することもできません。
Q2:着信拒否した相手からの電話は履歴に残りますか?
A2:機能によって異なります。Googleの電話アプリでは、ブロックした番号からの通話は履歴に表示されません。一方、端末や通信事業者の設定によっては履歴が残る場合があります。
Q3:着信拒否した相手は留守番電話を残せますか?
A3:iPhoneでは、拒否した相手が留守番電話を残せますが、受信側に通知は届きません。Googleの電話アプリでは、ビジュアルボイスメールが有効な場合、ブロックされた発信者は留守番電話を残せません。
Q4:非通知の電話だけを着信拒否できますか?
A4:可能な場合があります。端末の非通知拒否機能や、通信事業者が提供する番号通知案内サービスを確認してください。Googleの電話アプリの「不明」設定は非公開・特定不能な番号を対象とし、単に連絡先未登録の番号をすべて拒否するものではありません。
Q5:着信拒否の解除後、拒否中の着信履歴は復元されますか?
A5:解除しても、拒否中の着信が自動的にすべて復元されるとは限りません。端末や通信事業者の仕様によって異なります。
Q6:固定電話でも特定の番号を着信拒否できますか?
A6:電話機本体の指定番号拒否機能や、回線事業者の迷惑電話対策サービスを利用できます。必要な機器や料金、登録できる番号数は回線や契約内容によって異なります。
まとめ:電話着信拒否で失敗しないための判断基準
電話着信拒否は、iPhone・Androidともに標準機能から設定できる便利な対策です。ただし、相手に流れるアナウンス、着信履歴の残り方、留守番電話への接続は、端末の種類や電話アプリ、通信事業者のサービスによって異なります。
特定の相手だけを拒否したいなら端末の標準機能、非通知電話や繰り返す迷惑電話を制限したいなら通信事業者のサービス、固定電話を守りたいなら電話機と回線サービスの組み合わせを検討しましょう。
設定後に電話が届かない場合は、拒否リストだけでなく、非通知設定、迷惑電話フィルタリング、留守番電話、通信事業者側のサービスも確認することが解決への近道です。自分の利用環境に合った方法を選び、必要な連絡まで遮断しないよう設定を定期的に見直しましょう。 (出典: 電話 着信 拒否(Yahoo!ニュース))